本記事では運転歴20年のなめくじが、運転が上手くなるために気を付けるべきポイントやテクニックを解説します。
ただしなめくじは交通系の職業経験がない素人ですし、あくまで”妻向けにまとめた運転指南書”ですのでご容赦を。
悩んだら必ず交通法規に従ってください。
運転が上手いとは?
「運転が上手い」には様々な解釈があるため、まずは本記事内での定義をお示します。
- 安全運転かつ周りの交通に迷惑をかけない
- 同乗者が安心し快適に感じる
- 様々な車の特性を理解している
本記事での運転が上手くなる目的は、あくまで公道で安全快適に走行するためです。
運転が上手くなるために
運転が上手くなるために意識するコツはズバリ、「フットブレーキを極力減らすこと」です。
なぜならフットブレーキを減らすことを普段から意識していれば、以下のように上手な運転に必要な技術が身に付くからです。
- 未来予測
- 適切なアクセル&ブレーキ
- 状況把握
- 状況判断
- 運転手の心理把握
- 車の特性の知識

以下、フットブレーキを”ブレーキ”と表記します
大前提の知識
当たり前と思われる知識から解説します。
車間距離を取る
適切な車間距離を取ることの大事さには誰しも異論は無いと思います。
大切なことは「”適切な車間距離”を正しく認識できているかどうか」です。
前の車にくっつきながらブレーキランプをパカパカさせて走る車を、誰しも見たことがあるでしょう。
彼らは「自分は正しい車間距離なのに前の車の運転が下手だからブレーキを踏まされている」くらいにしか認識していません。
さて本来、適切な車間距離があれば、走り出してから次の信号まででブレーキは1回しか踏みません。
現実には1回だけでは済まないシーンも当然ありますが、原則論として覚えておくといいでしょう。

ブレーキ1回で済まないことが多いなら車間距離をもっと取りましょう
時間に余裕を取る
「ブレーキの多さ=過剰なアクセルワーク」で、その根底には”先へ急ぐ焦り”が存在します。
時間に余裕を取れば先を急ごうという気持ちが薄れ、適切なアクセルワークが可能になります。
心の余裕を持つ
「お先にどうぞ」「間にどうぞ」という心の余裕を持てば、強引な割り込みや加速、車間の詰めすぎなどが減るのでブレーキ回数も減ります。
運転視野が広がる効果もあるため、運転時には心に余裕を持ちたいものです。
ブレーキを減らす運転①「未来予測」
さてここからが運転が上手になるための重要なポイントです。
できていないポイントがあれば、練習したり意識しながら運転してみましょう。
快適な運転のための未来予測
1秒先でも3秒先でも5秒先でも、未来を考えて運転する習慣を付けましょう。

上手な運転のためには必須技能です
まず最初に取り組むべきは、次の交差点で自車が止まるか進むかを”歩行者用信号機”で判断する練習です。
そして止まると判断したなら100〜150m前からアクセルから足を離して減速を始めます。
これに慣れると、周りの交通情報に踊らされるのではなく、自分の意志で判断して運転できるようになっていきます。
次にやることは、前方車両3台分の未来の動きを複数パターンに分けて予測する訓練です。
この作業に慣れてきたら、前方車両の動きが予測したパターンのどれかと一致するようになります。
ここまで出来るようになったら、後はその未来予測に対しアクセルオフのタイミングを合わせる練習をします。
これができるようになったら、視野を前方だけではなく後ろや横、歩道に広げて同じように予測運転できるようにします。
事故防止のための未来予測
事故を起こさないように、未来予測に合わせて「かもしれない運転」をしましょう。
練習方法は「ドラレコ事故動画集を見続ける⇄実践運転」です。

「ドラレコ」でYoutube検索したら沢山の動画が出てきます
事故動画集には、あなたが遭遇するかもしれない、信じ難い交通状況が濃縮されています。
最初は「こんなん予測して運転するなんて無理だよ」と思うかもしれませんが、とにかく見続けてください。
そうすれば”高速道路で人が上から降ってくる”みたいな超不運以外の事故は、割とパターン化して覚えられます。
事故パターンを覚えたら「かもしれない運転」を繰り返し、実際にヒヤリハットがあった度に警戒ポイントを脳へ叩き込んでください。
そしてある程度自信が付いてきたら、今度は事故動画集のコメント欄をチェックしてください。
多くの人が「こんなん運転手は悪くないでしょ」とコメントしている事故の大半を、「自分だったら回避している」と確信できたら、事故防止のための未来予測は修了です。
ブレーキを減らす運転②「適切なアクセル&ブレーキ」
次に適切なアクセルワークとブレーキングの話です。
車を動かすにあたって、アクセルとブレーキは表裏一体の存在です。
アクセルワークが適切ならブレーキの量や回数は最低限で済みますし、逆にアクセルが過剰ならブレーキも必ず増えます。
未来予測に合わせながら適切なアクセル量を選ぶ練習をしましょう。
しかしアクセルを慎重に操作して練習すると、周りの交通に迷惑がかかることがあります。
よって基本は交通状況に合わせたアクセル開度(踏み方)を意識して、そこから微調整していきましょう。
アクセルが適切に踏めるようになればブレーキは自然と落ち着くはずです。
ブレーキを減らす運転③「状況把握」
自車の周囲や進む先の交通状況を把握することは安全運転をする上で大切です。
運転中は肉眼とミラーを使って、常に交通状況の把握に努めましょう。
なめくじを参考として挙げると、「前方目視5:バックミラー3:サイドミラー1:左右目視1、左右後方目視は必要に応じて」といった割合で目線を配分して状況を把握しています。

目線はあっち行ったりこっち来たりで常に動いています
またAピラーやBピラーで隠れる視野は、必要があれば身を乗り出してでも確認します。
車種、身長、視力など運転条件は様々なので、自分にとって最適な確認方法で全ての交通状況を常に把握しましょう。
以上から分かるように意識して目を使う為、手足の操作に脳のリソースを割いていられません。
よって無意識で手足が動くように運転回数や走行距離を増やしましょう。
練習あるのみ。
ブレーキを減らす運転④「状況判断」
周囲の交通状況が把握できたら、その情報を元に都度判断しながら運転します。
目的のルートを進むためには走行レーンを変えるべきなのか、どのタイミングで追い越しをかけるべきか、どちらが道を譲るべきか。
運転しながら瞬時に判断すべきことは無数にあります。
言葉で説明できないほど膨大な情報量なので、状況判断についてはそれぞれが実地で研鑽を積むしかありません。
悩ましい状況に出会ったり「失敗したな」と感じたら、どうすべきだったか後で考えると成長は速くなります。

ベテランドライバーが同乗していれば聞きましょう
ブレーキを減らす運転⑤「運転手の心理把握」
周りの車の挙動を見ながら運転していると、少しずつその運転手の心理が把握できるようになってきます。
ケアしたいのは「焦っている」と「イラだっている」ドライバーです。
両者には周りが見えてない/見えているの違いはあるものの、無茶な運転をしてくるという危険さでは一緒です。
煽り運転のような左右に揺れる動きをする車や急加速/急ブレーキを連発している車は、どこかで無茶な車線変更や割り込み、違法な追い越しをしてくる可能性が高いです。
そういった車と出会った際には十分な車間距離を取ったり、道を譲ったり、場合によっては横に並ぶことも避けましょう。

◯◯◯イを相手にしても良いことないです
ブレーキを減らす運転⑥「車の特性の知識」
車には軽自動車、ミニバン、大型車など様々な種類が存在し、それぞれの運転特性が違います。
車の全てを運転できるようになる必要は全くありませんが、大雑把な特性の知識を持っておくと、運転時にケアできるポイントが増えます。
この知識についてはかなりボリュームがあるため後述します。
ブレーキのかけ方
未来予測ではなく、ブレーキのかけ方自体の話です。
フットブレーキをかける前にまずはアクセルオフでエンジンブレーキをかけ、周りの交通に迷惑をかけない範疇で速度を十分に落とします。
もし停車寸前で目の前の車が微妙に前進することがあるなら、それは速度を十分に落とし切れていない証拠です。

要は前車に「カマ掘られる?!」って思われてます
さてフットブレーキをかける時は、なるべく緩やかに同じ(負の)加速度でスピードを落として停車することが理想です。
なので「綺麗に停車できる距離とブレーキ踏力」のパターンをいくつか覚える必要があります。
※車種によっては同じブレーキ踏力で綺麗にスピードを落とせない場合がありますので、そういった場合は各自で工夫してください。
そして車が止まるほんのわずか前にブレーキを緩めてそっと停車できれば、同乗者には一番快適です。
夜間の運転
夜間は歩行者が少なく安全かと思いきや、日中より運転視野が狭いため、より慎重な運転が求められます。
よって通行者がいなさそうなら積極的にハイビームを活用して広い視野を確保しましょう。

角の向こうの対向車や通行者へ自車をアピールする狙いもあります
また夜間のライトが眩しかったり乱反射する方は、夜間の運転を避けるか光過敏症用のサングラスの着用を検討した方がいいでしょう。
住宅街や学校近くの運転
住宅街や学校近くでは特定の時間帯で危険度が跳ね上がります。
まず住宅街ですが学生の登校と社会人の出勤が重なる朝の時間帯が最も危険です。
皆急いでいるので周りを確認せず車道へ飛び出したり、自転車が車線へガッツリはみ出しながら追い越しをかけたりします。
日中や昼過ぎは交通量そのものは少ないですが、高齢者が散歩したり移動する時間帯となるのでフラフラの自転車に気をつけましょう。
夕方は子どもや学生の下校時間となりますので、自転車、歩行者のどちらも飛び出しに注意します。
社会人の帰宅時間や夜間は基本的に安全ですが、繁華街近くでは酔っ払いのフラフラ自転車が出現しますので注意が必要です。
学校近くでは登下校の時間帯でのみ、歩行者や自転車の飛び出しが多発するため警戒します。
また日曜や祝日の住宅街では日中でも子どもが行き交うため、歩行者が少ないと油断してはいけません。
都心部や慣れない道での運転
都心部は道が狭かったり、無茶な建設計画によって初見殺しとなっている道路が多数あります。
こういったところで仮にルートを間違ったり間違えかけた場合には、無理に復帰しようとせず1周したり迂回して正しいルートに戻りましょう(逆走を除く)。
急な車線変更やブレーキは後続車と衝突しかねませんし、焦った時には周囲の交通状況がまともに把握できなくなるため危険です。
また出先や旅行先での慣れない道の運転も同様で、大事なのは道を間違えても「時間をかけて復帰したらいいや」と考えられる心の余裕です。
数分、あるいは数百円を惜しんで命を失うようなことはないようにしましょう。
車幅感覚の理解
車幅感覚を養成するためには、道のマンホールやちょっとした凹凸の振動を利用します。
例えば車の進む先に少しの凹凸があれば、そこを左右の前輪で踏む、あるいはギリギリで避ける練習をしてください。

もちろん周りの交通が無い安全な状況で
そうすれば徐々に左右のタイヤ同士の幅が感覚的に把握できるようになります。
そして車幅とは「タイヤ幅+サイドミラー長」なので、タイヤ幅さえ把握できれば大雑把に車幅が理解できるようになります。
車幅感覚が理解できるようになれば、対向事故を防ぐことはもちろん、ガードレールや電柱と適切な距離を取れるため同乗者の安心にも繋がります。
音楽をかけない
勉強と同じノリで「音楽(ラジオも同様)をかけた方が運転に集中できる」と言い張る方は一定数いるでしょう。
残念ながら「運転も可能」というだけで「かけた方が集中できる」は間違いです。
なぜなら運転というのは周囲の情報をひたすら拾って脳で入力を統合し、手足の操作へ出力することを繰り返す作業です。
音楽や話し声といった運転に必要ない情報で脳のリソースがとられることが、良い影響を与える訳がありません。
ロードノイズや歩行者が出す音や声、周囲のエンジン音などは、騒音ではありますが安全運転に必要な情報なので遮断すべきではありません。
もちろん音楽をかけるなと言いたい訳ではありませんし、なめくじも音楽をかけて運転する日の方が多いです。
しかし運転技術を早く上達させたいのであれば、半分くらいは「音楽を切って意識を運転にだけ向ける日」を設けた方がいいでしょう。
細かなTips
右折同士でのバイクのすり抜け
片側一車線の交差点で右折車同士がかち合うと、お互い急いで曲がりたくなります。
しかし対向右折車の右側からバイクや原付がすり抜けてくる可能性があるため、ゆっくりと頭を出しながら右折する必要があります。

皆習ったことあるけど最も実践されないテクニックの一つ
渋滞を横断する右折
対向車線での渋滞列の間を右折する際も、バイクや原付のすり抜けを警戒し同様に徐行します。
都市部では高速走行するロードバイクと出くわすパターンもよくあります。
追い越し
当たり前ですが、走っている車両同士の追い越し時にイエローカットをしてはいけません。

自分は運転が下手ですと宣伝しているようなものです
現実には自転車や原付を追い越すためにイエローカットせざるを得ないシーンもありますが、”追い越し禁止”補助標識の有無を確認してください。
※道交法改正でややこしそうなので、詳しくは触れないでおきます
追い越しをかける際は、余裕がある段階で必ず右後方の確認をしましょう。
(厳密には”追い越し”ではないですが)特に停止車両を追い越す際は、自車の追い越しスペースを潰すように加速してくる意地悪な後続車が一定数いますので注意が必要です。
歩道の横断時
ロードサイドの店舗や駐車場に入る時などに歩道を横断する前には、道交法通りに一時停止をしましょう。
守っていない人も多いですが、街路樹などのブラインドから自転車が飛び出した時に轢くので、必ず一時停止する習慣をつけましょう。
ローカルルールについて
世の中には(場合によっては道交法に反することもある)ローカルルールが設定されている道路が存在します。
一見では分からなくてもしょうがないですが、せめて地元を走る場合は場所とルールを覚えて従っておきましょう。

従わないとクラクションを鳴らされたりします
基本的には混雑する道路や時間帯で、効率よく交通が流れるためにこういったローカルルールが発達します。
周りの車両の並び方や走り方に違和感があれば「ローカルルールがあるのかも」と思って、よく観察しましょう。
大型車の挙動について
大型自動車は我々が主に運転するような軽自動車や乗用車とは挙動が違います。
その運転特性を理解して、状況判断や未来予測に繋げましょう。
とはいえ、あくまでざっくりとした知識を持つ程度で十分です。
共通した特殊挙動
大型車は車幅が広いので、道路幅を一杯に使って走行しています。
よって彼らがハンドル操作を誤るとすぐに対向車線(つまり自車側)へはみ出してくるため、対向から大型車が来た場合は可能な限り左側に寄って走行します。
また車両の高さもあるため、大型車の後ろにへばりつくと交差点の信号が全く見えません。
よって信号が見えるくらい車間距離を取ったり、歩道用信号機の色を見たり、場合によっては対向車線の流れも確認しつつ交差点へ進入する必要があります。
他にも大型車は死角が多く安全確認が大変なため、右左折時は必ず徐行または一時停止まで速度を落とします。
前方の大型車が右左折する際は時間がかかるものと覚えておきましょう。
同じように加速や減速にも必要な時間や距離が多いことも覚えておきましょう。

減速用の車間が広く見えるからって前へ入っちゃダメですよ
トラック/ダンプ
大切な荷物や危険な荷物を積載しているため、トラック/ダンプは基本的にゆったりとした挙動を取ります。
精密機器輸送中と書かれたトラックと事故ったら賠償額がとんでもないことになるため、見かけたらなるべく離れましょう。

ちなみに馬を運んでるトラックも賠償額がやばいので離れましょう
あと過積載や明らかに荷物が固定できてないトラック/ダンプを見かけたら、荷物が落ちてくるリスクを考えて違う車線を走ったり極端に広い車間距離を取りましょう。
そういうタイプの車は遵法意識が無く非常に危険なので、最悪違うルートを取ります。
トレーラー
トレーラーは幹線道路くらいでしか遭遇しませんが、右左折時の挙動がとても特殊なので必ず覚えておきましょう。
トレーラーが右折する際は、曲がり先の道路の第一車線内(左側)に頭を突っ込んでから第二車線に戻る挙動を取ります。
また厳しい交通状況下では一旦左側に頭を振って右折を始める場合もあるため、左側を走り抜けようとしてはいけません。
左折時も同様で一旦右側に頭を振る場合があるため、左折ウィンカーを出しているトレーラーの右側を走ってはいけません。
また右折車線に頭を突っ込んで左折の信号待ちをしている場合もあるため、右折と勘違いして左側を抜けようとしたら巻き込まれて死にます。

要はトレーラーには近づくなってことです
ちなみにトレーラーを含む大型車が通る道路の赤信号で右折待ちをする際は、先頭スペースを車両1台分空けておくと彼らが右左折しやすくなるので親切です。
バス
バスには人の乗降という特殊挙動があります。
先にバスの停留所がある場合は「ここで停まるかも」「確認の減速だけして再加速するかも」などの予測が必要です。
人が乗降中なのかそろそろ出発しそうなのかは、左(停留所)側に車体が傾いている点やハザードランプ点灯の有無でも判断できます。
ちなみにバスが右ウィンカーを出して発進しようとしている場合は危険が無い限り必ず譲りましょう。

時々無視する無法者がいますが道交法で決まっています
バイクの挙動について
バイクは地理や場面、運転手の性格によって挙動が大きく異なります。
安全運転の傾向が強い属性は「日曜や祝日の地方ツーリング勢」、危険運転の傾向が強い属性は「都市部」「出勤/退勤時間/渋滞時」「若者」です。
バイクは道路渋滞時に車間をすり抜けられるのが強みですが、それに慣れたライダーは車列が動いていても強引なすり抜けをしてきます。

違反行為のイエローカットも連発します
走行中にミラーなどですり抜けバイクを認知したら、車を左右に動かさずなるべく先に行かせましょう。
腹が立つから隙間を塞ごうなんてのは不幸しか招きませんから絶対にNGです。
逆にすり抜けられそうなのにお行儀よく車の後ろで信号待ちしているバイクは全て安全運転なので、気にしなくても大丈夫です。
原付の挙動について
幅広い年齢層が乗る原付ですが、最高速が遅いのと道の左端しか走行しないことから周囲の交通への安全性は高いです。
ただし夜に遭遇しやすいヤンチャそうな10代のノーヘルや二人乗りの原付はだいたい信号無視しますし、他にも無茶苦茶やるので追い越しはかけないほうがいいです。
そういうタイプはだいたい薄着で冴えない茶髪or金髪なので見た瞬間に分かります。
あと100%、ハーフヘルメットを後ろ向きに着けてます。なんでなんですかね。
歩行者や自転車の挙動について
歩行者や自転車は交通ルールを十分に教育されていない人たちが大半です。
よって常に、「飛び出し」「斜め横断」「追い抜きでの車道はみ出し」を警戒します。
特に高齢者・子ども・女性はこれら危険行為をしやすい傾向があるため、過剰なほどに注意を払いましょう。

かなり警戒しているのにお婆ちゃんを轢きかけたことが2回あります
当然、死角からの飛び出しも常に警戒し、住宅街や学校付近等の危険区域では後ろの車両からビタ付けされようが無視して徐行しましょう。
運転手の情報別分析
運転手にも色々な人がいます。
もし窓から運転手の姿を見れたらどういう運転傾向にあるかが分かったりしますので、余裕があれば周囲の運転手を確認する習慣を付けてみましょう。
男女差
20〜50代では男女で運転傾向に差はないと考えています。
強いて言えば、女性の方が安全&ブレーキ傾向がやや強いくらいでしょうか。
ただしシニア以降では次で示すように明らかな男女差がでる印象です。
年齢層
最も警戒すべきは70代以降のシニア層です。
この年代は男女ともに認識能力が低下し、初心者に近いかなり不安定な運転をします。
ただし本当の初心者と違うのは今まで運転してきた自信と現実の身体能力にギャップが存在することです。
つまり「まだこれくらいキビキビ運転できるぞ(できてない)」みたいなことです。
そして危険な運転をするのは圧倒的に男性が多い印象があります。

母数の問題なのか、たまたまなのか…
運転姿勢
リラックスしていない直立不動〜やや前のめりの運転姿勢の場合、初心者運転手の可能性が高いです。
彼らは出来るだけ視覚情報を得ようとこの姿勢を取りますが、実際には周りが見えてない可能性の方が高いので距離を空けましょう。
逆にどこに頭があるか分からないレベルで運転手が姿勢を崩していたり、開けた窓に右肘をつけて運転している場合、強引な運転や急な車のヨレがあったりするので注意しましょう。

この手の運転手は基本的にウィンカーを出さないです
車別の偏見紹介
なめくじの偏見に基づく車別の運転特徴と警戒度合いを紹介します。
偏見なので文句は受け付けられませんので悪しからず。

運転歴が長い人は分かってくれるんじゃないでしょうか
山道の軽トラック
上りだろうが下りだろうが空間認識能力が落ちている地元のお爺ちゃんがやばいくらい飛ばすので、車間距離を詰められたらハザード停車して先を譲りましょう。
山道のスポーツカー
ほぼ絶滅していますが、山道で明らかに車間距離を詰めてくるスポーツカーに出会ったらすぐ道を譲りましょう。
彼らは自身の運転技術と愛車の性能を過信しているため非常に危険です。
ゴミ収集車以外のダンプカー
大型車の中でダンプカーは荒く雑な運転をする車の割合が高い印象です。
本来は積載荷物的に避けるべき急角度の追い越しなどもしますし、そういった車両は死角確認も十分できているとは思えないので注意しましょう。
自治体から委託を受けているゴミ収集車は、契約を切られると死ぬので、とても丁寧に走っていますから安心してください。
ごく一部の大型トラック
ほとんどがとても丁寧に走る大型トラックですが、ブラックにお勤めなのか、ごく一部に危険な運転をする車両がいます。
見分け方は停車時の速度+前方車両との車間です。
急停車して前方車両へ詰めて停車する運転手は、前方車両から自車がどれくらい威圧的に見えているかを認知できない≒コミュニケーションが取れないタイプなのですぐ離れましょう。
※繰り返しますが最近のトラックはほとんどがプロの運転をしています
タクシー
タクシーには一定割合で、自分が優先車両と勘違いしているかのように強引な運転をする車両がいるので注意が必要です。

特に都心部や住宅地の細道
危うい運転をするタクシーはまさに時は金なりで、客をどれだけ運ぶかが給料に直結するため、行動原理が「自分の報酬>周りの危険」です。
またそういった危ないタクシーは、車幅感覚や反射神経に自信がある60代ドライバーが多いのも特徴です。
逆に客を乗せているタクシーはほぼ全て静かな運転です。
ヴェルファイアと黒のアルファード
トヨタの人気姉妹車でもあるヴェルファイアと黒のアルファードは、基本的に危険なので近づかないほうがいいです。
特にヴェルファイアでまともな運転をする人は絶滅危惧種なので、車に興味が無くても最低限は見分けられるようにしておきましょう。
アルヴェルはオラついている鼻面とテールランプが特徴的で、あとヤバい車はだいたいズンズンしてるかリアガラスに英字ステッカーがいっぱい貼ってありますのですぐ分かるようになります。
ハイエース
現場仕事、アウトドア用途とジャンルを問わず大活躍するハイエースですが、結構な割合で危ない車両がいます。
特にルーフに脚立をマウントしている現場感溢れる車両と電光ナンバーを装着している黒の車両は特に危険な運転をする傾向にあるのでなるべく離れましょう。

だいたい120〜130km/hくらいで高速をかっ飛ばしています
プリウス
世間でよく騒がれるプリウスですが、基本的には問題のない運転をしています。
特に現行型は高齢者向けの車ではないため、過度にミサイルを警戒する必要はありません。
ただし型が古くて車体が凹んでいたり色褪せているプリウスは、運転手がだいたい70代なので気をつけた方がいいでしょう。
軽バン
なめくじも乗っているエブリイを始めとする軽バンは、ほとんど配送業や現場作業系の移動車です。
自分が乗っているから擁護する訳ではありませんが、基本的にはそれなりに安全運転です。

事故った時の身体的・経済的ダメージがでかいので…
ただ重心が不安定なのに高速道路で120km/hくらい出している車両は命知らず系男子なので近づかないほうがいいでしょう。
奥様が乗る大型SUVとミニバン
いかにもご主人の趣味で買った車を時々乗ってますという感じの40代女性が運転している大型SUVとミニバンには注意が必要です。
理由は車幅感覚が無いこと、車同士のマナーを知らないこと、自車の特性や死角を理解していない運転をすることです。

本人は多分「運転しづらい車」くらいしか自覚がありません
事故して損するのは自分なので、大幅に距離を取ったり道を譲っておくほうが無難です。
50代台〜60代前半男性が乗る高級セダン
今でこそセダンは不人気ですが、ひと昔前は高級車の代名詞でした。
つまり現在もレクサスなどの高級セダンに乗ってる中年期の男性は、あえてお金をかけて若い頃憧れだったセダンを乗り回している訳で、オラつき方も半端ではありません。
当たり前のように自分本位の運転をしてくるため十分な注意を払いましょう。
ピカピカに磨いているBMW、ベンツ、レクサスあたりは安全運転の方が少ないです。
走り屋っぽいセダン
走り屋っぽいセダンは、スモーク、巨大なリアスポイラー、地面スレスレの車高、ハの字にはみ出したタイヤ、車体にベタベタ貼られたステッカー、湾曲しているサイドスカート、大きいエンジン音や排気音などが特徴です。

あと色はなぜかオフホワイトが多いですね
これらの特徴を多く満たせば満たすほど、遵法意識の低い危険車両と考えて離れた方が無難です。
※ステッカー以外は車検に通らない違法改造をしていることが多いため
古そうなセダン
古そうなセダンを運転しているのは、ほとんどが認知機能の落ちてきている高齢男性です。
少し寂しい頭部や運転中にもキャップ(何故か紺が多い)を被るのが特徴なので、運転席を見ればすぐ分かります。
車速は全体的に遅いため安全運転かと思いきや、変にフラついたり理解できないタイミングでブレーキをかけてくるため、大袈裟なくらい車間距離を取るようにしましょう。
後ろがボコボコの古い軽自動車
ほぼ100%高齢男性で、稀に高齢女性が運転していたりもします。
典型的な車はリアゲートやバンパーが複数箇所凹んでいる古めの銀色ワゴンRで、危険度がトップクラスなので、遠目でも車の形で判断できるようになったほうがいいです。
前述の古そうなセダンより更に車速が遅く、緩やかなカーブでも徐行レベルまでブレーキをかけるのが特徴です。
車が古くてボコボコというのは認知機能や空間把握能力が落ちてぶつけている証拠であり、車を直したり買い替えたりする経済力も無いということです。
下手をすると任意保険すら入ってない可能性もあるため、遭遇したらルートを変えてでも離れるべき超危険車両です。
爆音バイク
信号待ちでひたすらフカしている爆音バイクはうるさいだけで、運転としては(バイクとしては)普通〜やや危険程度です。
ただし原付の爆音タイプは100%命知らずのティーンネイジャーが運転しているので危険度は跳ね上がります。

原付の方は半数以上が信号無視してくるので注意
スーパーカー
フェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェなどの一目で分かるスーパーカーは意外と安全運転な印象があります。
おそらく事故ると資産価値が下がること、心に余裕があること、日本の道路ではその高い運動性能を発揮できないことを熟知していることなどが理由だと思います。
クラシックカー
見た目に分かるほど古い形状をしているクラシックカーはスーパーカー同様、基本的に安全運転です。
修理が高額で大変なこと、無茶をさせるとすぐ故障すること、愛車精神が強く傷つけたくないことなどが理由と思われます。
その他
車種別とは趣旨が少しズレますが、以下の特徴を持つ車も安全運転じゃない可能性が高いので警戒をし、場合によっては距離を取りましょう。
- リアガラスが真っ黒
- 愛国精神溢れるステッカーが貼られている
- フロントガラスが謎の薄青
- 無駄な紫や青のLED装飾
- 777または8888ナンバー(多くは電光)

あくまで割合の問題ですので大丈夫な車両もいます
運転を真似したい車
上手な運転を真似したい車は以下の通りです。
- 平時の警察車両
- 平時の救急車
- 落ち着いた挙動の大型トラック
図らずとも小中大の車両サイズになりましたが、我々乗用車側が参考にしやすいのは平時の警察車両と救急車でしょう。
特に日常で遭遇しやすい警察車両は、何となく緊張して気持ちが避けがちになりますが、グッとこらえて後ろから運転を観察しましょう。
安全と周囲の交通状況に気を配った丁寧な運転は吸収できるものが多いはずです。
また高速道路では落ち着いた挙動の大型トラックを参考にしましょう。
オートクルコンを使ってることもありますが坂道を含め綺麗な定速走行をしており、渋滞状況に合わせて車間距離を変えているため走行中はほとんどブレーキを踏みません。

積荷が大事ということも影響しているでしょう
また先の状況をかなり前から判断して追い越しをかけたり車線変更するので、尾行するように走ると道の混雑に引っかかりにくいです。
一度走行車線を定速走行している大型トラックの後ろにヘバりついて運転してみてください。
自分なりに走ってる時と比べて、運転がすごく楽なことが分かると思います。
最後に
運転が上手いことにも色々種類はありますが、今回は公道を安全に走るということにフォーカスして解説してみました。
もちろんなめくじも日々安全運転技術向上に努める身ですし、内容を見て「何いってんだコイツ?」と疑問や憤りを感じる方もいるでしょう。
あくまで本記事はなめくじの経験と偏見に基づいた内容と承知おきください(逃げ)。

ではまた次の記事でお会いしましょう
