【軽自動車で車中泊】四国2泊旅行してきましたが宿泊費は¥300でした【前編】

車中泊

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こんにちは、なめくじです。

2022年末にエブリイをシコシコ改造し始め早5ヶ月…ついに初めての2泊連続で車中泊をしてきました!

ということで、折角の経験なので車中泊兼四国旅行のレポをしようと思います。

四国への車中泊旅行を考えている方の参考になれば幸いです。

なめくじ
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価格は2023年5月当時のものです

キャンプ・車中泊3年目、30代夫婦の夫のほうです。

夫婦キャンプや車中泊の楽しさを発信して、「始めてみようかな」という方たちが増えるといいなと思っています。

下の楽天ルーム(R)ではお勧めギアを紹介してますので、興味があれば覗いてみてください!

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結論

  • エブリイは動く寝室
  • うどんうめえ

旅行概要

まずはどんな車中泊旅行をしたか、概要をどうぞ。

  • エブリイHBD-DA17V(PCリミテッド)を使用
  • 2023年GWの3連休で2泊3日
  • 1泊目香川県(前編)、2泊目高知県(後編)
  • うどん&海鮮を食べにいきたい!
なめくじ
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元々、四国でうどんツアーをするのが夢だったんです

1日目(自宅〜津田の松原SA)

1日目はなめくじの仕事の関係で、夜9時に自宅を出発となりました。

うどん屋さんの朝は早いらしいので、なるべく香川に近いところまで行ってから車中泊したいところです。

ということで、大阪から淡路島経由で香川の東端にある津田の松原サービスエリア(下り)を目指すことになりました。

ほぼ全行程を高速道路で移動しましたが、さすがGW、この時間帯でも微妙に乗用車で混雑していました。

そして案の定、車中泊で人気の淡路ハイウェイオアシスは夜10時過ぎでも本線まで渋滞ができていました。

なめくじ
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大混雑を予想していたのであわてず貫禄のスルーです

休憩を挟みつつ日付が変わる頃にようやく目的のSAへ到着。

パッと見の駐車率は90%超え…あぶね〜〜

すぐさま寝袋とゴミ袋カーテン(笑)を展開して就寝準備をします。

カーテンはいずれちゃんとしたのを作ります…

自分で笑っといてなんですが、この黒ゴミ袋カーテンは本当に光を通さなくて便利です。

窓周囲の鉄板にマグネットでポン付けするだけで終了なので、安価にカーテンを用意したい方にはおすすめですよ。

そのままサッと寝るのもちょっと寂しいので、道中のコンビニで買ったおつまみで持参したビールを軽く引っかけます。

旅行なのでちょっとえぇビールで乾杯

車内のテーブルにはキャプテンスタッグのアルミローテーブルを使用。

軽くて取り回しがよく、スペースを取らず収納できるので狭い車内でも便利です。

SAにはトラックのアイドリング音が響いているものの、うちのエブリイはしっかり遮音しているため問題なくグッスリ寝られました。

なめくじ
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ドライバーの皆様、GWにもお仕事お疲れ様です

ちなみに遮音に興味がある方はデッドニング記事を参照してくださいね。

2日目(津田の松原~高知市)

今回の車中泊では、インフレーターマットと作業用ジョイントマット(合計6枚)を新たに導入しました。

これらの上からPYKESPEAKのシュラフを敷いて寝ました。

そのおかげで体のどこも痛くならず、スッキリとした朝を迎えられています。

体が楽だと旅行も存分に楽しめるので、車中泊での寝具構成をこだわったのは正解でした。

さて2日目は香川県を東からぐるりと回って中讃エリアまで合計4店、一人当たり4玉分のうどんを9:00〜15:00で完食します。

うどんは比較的高GIの食べ物でお腹の脂肪に変わるのが怖いので、事前にカーボブロックを摂取してなるべく血糖値上昇を抑えておきます。

なめくじ
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果たしてどうなる…!

一杯目のうどん

宿泊した津田の松原SA(下り)には「あなぶき家」さんがあるので、景気付けに早速食べてみます。

かけうどん(温)¥380
なめくじ
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夫婦で半分こにできるのがフードコートの強みです

注文したら麺が出てきて自分で”つゆ”とトッピングを選択する、うどん王国らしいセルフスタイル。

駐車場がほぼ満杯の人出でも、ほとんど待たずうどんにありつくことができました。

そのお味はというと…「美味しいけど普通」でした笑

もちろん一般的なフードコートのうどんより美味しいですが、うどんツアーに燃えたぎる我々の舌を満足するほどではなく。

「これが昔ながらのファストフード的な讃岐うどんの味なんだろなぁ」って感じです。

大阪で例えて言うなら、ほとんどネギ焼きになってる地元の店のたこ焼きみたいな。

何はともあれごちそうさん!

ニ杯目のうどん

そそくさと身支度したら早速出発し、「おうどん 瀬戸晴れ」さんに向かいます。

こちらは2019年創業の人気若手うどん屋です。

高松市の東側なので津田の松原SA(下り)からは20〜30分程度(到着は朝9時過ぎ)でいけましたが、第2駐車場で立ち往生してる車2台を見てなんだか嫌な予感…。

そう、GWだから無茶苦茶に混雑しているのです。

「瀬戸晴れ」さんはセルフスタイルではないので客の回転率も決して高くはなく、50人近い行列に結局1時間半ほど並びました。

並んでいる最中にメニューをもらい、先にオーダーしておくスタイル。

悩み抜いて出した我々が答えは「かけうどん(温)」と「ぶっかけうどん(冷)」でした。

なめくじ
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大盛りで食べたい欲を黄金の意志でねじ伏せていきます

かけうどん(温)¥390
ぶっかけうどん(冷)¥470

肝心のお味はというと、正直言って非常に美味しかったです。

1時間半は辛いけど、30分程度なら行列嫌いのなめくじも並んじゃう、悔しい…!という感じ。

讃岐うどんはとにかくコシが強いイメージがありましたが、瀬戸晴れさんのうどんはそこまででもなく。

人だったら「優しいけど、でも芯は持ってるよね」とでも言われそうな麺の仕上がりでした。

特にかけうどん(温)がやらしい舌触りと喉越しをしていたので、ここでうどんを食べるなら温かいものがおすすめです。

出汁はとても柔らかく旨み成分が複雑に配合されている印象で、いりこ?と昆布メインで節系が少量入ってるのかな?

特に”かけ”の方は飲み干す一杯といったレベルの美味しさでした。

なめくじ
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舌バカなんで、これは○○で取った出汁ですねとかは分かりません…

ただ、関東から来たとか濃い味に慣れているという方は、「生じょうゆうどん」とか「肉うどん」とかの方がいいかもしれません。

店員さんのおすすめは「生じょうゆうどん」らしいですしね。

という訳で、早速再来訪確定の「瀬戸晴れ」さんでした!ごちそうさん!

三杯目のうどん

「瀬戸晴れ」さんのうどんを仕上げた後は、間髪入れずに次の店に向かいます。

と言っても三店目は敢えて下調べなしの出たとこ勝負にしたため、近所をググってピンときた「うどん屋 まつはま」さんへ。

創業13年目の「まつはま」さんは、いかにも地元民が通ううどん屋さんといった貫禄ある見た目。

なめくじ
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実際に我々の車以外、全て香川ナンバーでした

瀬戸晴れさんからは車で15分程度、11:30前には到着しましたが、直後に駐車場満車&続々と地元っぽい人が来店してほぼ満席に。

県外の人間的には「はなまるうどん」と言えば伝わる、王道のセルフスタイルでの提供です。

そろそろ天ぷらも食べたいぞってことで、「冷 ぶっかけ(小)+ちくわ天」と「そのまま かけ(小)+イカ切り身天」をチョイスしました。

冷 ぶっかけ(小)¥300+ちくわ天¥120
そのまま かけ(小)¥240+イカ切り身天¥120

先の2店で香川の麺量を把握した気になっていたなめくじ夫婦を嘲笑うかのようなボリューム。

この値段でこの量はおかしいですよ「まつはま」さん…。

普通のお店の1.5玉分はあるので、うどんツアーをする方は絶対に(小)にしておきましょうね。

肝心のお味は、「良い意味で普通に美味しい」って感じです。

「瀬戸晴れ」さんほど玄妙ではないけどやや強めで満足度がある出汁と、これぞ讃岐うどんといったコシを感じられる麺の取り合わせが、「あぁ香川に来たんだな」という感想を抱かせてくれます。

常温うどん+熱い出汁が楽しめるうどん県独特の習慣”そのまま”が観光客的にGoodですが、どれも美味しいのでお好みの注文で大丈夫そうです。

麺は喉越しが良すぎるせいで、2〜3噛みすると「お先に失礼します!」と言わんばかりに勝手に胃へ落ちていきます。

なめくじ
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健康のためにもうちょっと噛ませて…

なので満腹状態でもすんなり食べられましたが、その負担を受け止める胃は当然限界を迎え、この後30分ほど車内で撃沈…。

しかし、これが地元民に愛されるうどん屋かぁ〜めちゃくちゃ納得!ごちそうさん!

※混んだらガンガン相席になりそうな店なので、大人数で行く方は注意です

四杯目のうどん

すでに胃が限界状態だったので、少し間を置く意味でもやや離れた中讃エリアにあります「釜あげうどん 長田in香の香」さんに向かいます。

「まつはま」さんから高速道路を使って40分ほど、到着は昼1時過ぎでした。

「香の香」さんは超有名店なんですが、どれくらい人気なのかは下の地獄絵図を見てもらえば一瞬で分かるでしょう。

なめくじ
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箱が大きくて回転率も高めなのに1時間半待ちです…

メニューは非常にシンプルで、うどん量と釜あげ/冷やしを指定するだけのストロングスタイル。

こういうメニューが1〜2種類しか無い店が”ガチ”なのをラーメン好きのなめくじは知っていますので、否が応にも期待が高まります。

折角2人で来たので、オーダーは釜あげと冷やしを1玉ずつ。

釜あげ用の熱い”つゆ”は土瓶で持ってきてもらい、冷やし用の冷たい”つゆ”は近くのポットからセルフで用意するスタイルです。

うどん(手前が釜あげ、奥が冷やし)各¥400

お味はと言うと…「そら人気店になるわな」というほどの素晴らしい出来栄えでした。

麺もしっかりと讃岐うどんっぽいコシとツルツル感が当然良きですが、個人的には「香の香」さんは”つゆ”を飲みに行く店と判断しました。

なめくじ
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なんのこっちゃいって感じですが本当なんです…

調べると”つゆ”は「いりこ、こんぶ、かつおぶし(うるめ、めじか)、しょうゆ、みりん、調味料(アミノ酸)」が原材料のようです。

「これだけ旨味成分が入ってりゃ文句ねぇだろ」と言わんばかりのパンチ感を下品になり過ぎずうまくまとめているのと、あと塩味のバランスが最強です。

誰が飲んでもストレスなく分かりやすく美味い、つまりそんな”つゆ”です。

冷好きのなめくじには僅差で「冷やし」に軍配が上がりましたが、釜あげか冷やしかは完全に好みでOKです。

平日のうどんツアーだったら絶対にまた行く店でした!ごちそうさん!

うどんツアーの後は

行列店に行ったのもあって香川の観光スポットを散策する時間が無くなったため、「香の香」さんを出発したらそのまま高速に乗って高知へ向かいます。

2泊目の高知編は後編に続きます。

最後に

ちょっと長くなり過ぎたので、記事はいったんここで切ります。

後編は、高知~徳島での旅行レビューですのでお楽しみに!

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  • うどんうめえ
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