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こんにちは、なめくじです。
今回はエブリイのリアシート横の窓に取り付けられる換気扇システムを作っていこうと思います。
エブリイじゃなくてもアイディア自体は流用可能ですので、車中泊ユーザーの皆さんの参考になれば幸いです。
換気扇システムについて
なめくじにはバッテリーから電源引いてくる系の知識が一切ないため、モバイルバッテリーで稼働する換気扇システムを製作します。
日常使い兼用の車なので、製作する換気扇システムは簡単に取り外し可能でなるべく安価に、軽く仕上げていきます。
下画像の通り、換気扇システムを窓で挟み込むスタイルです。

材料
- パソコン用のUSB2連ファン
- モバイルバッテリー
- ザ・スリム10mm厚(メイン材料)
- ジョイント金属(金物)
- ポリスチレン対応ボンド
- カッター
- サンドペーパー
- 水性カラースプレー
- ゴミ袋
- 霧吹き
ザ・スリムを選んだ理由
実店舗で触った感じ、「ザ・スリム」は同じポリスチレン素材である発泡スチロールより明らかに強度がありました。
そして木や鉄板より軽くて加工しやすく値段も同程度、また断熱性能にも優れているために選びました。
しかし調べた限りネットで買えなさそうなので、欲しい方は実店舗へ探しにいってください。

なめくじはコーナンで買いました
既製品ではなくDIYした理由
換気扇システムは既製品がそれなりにありますので、そちらを買う選択肢もあります。
しかし既製品は強度を担保するせいかメイン材料に重い木や鉄板を採用しており、”安易に積載重量は増やさない”というなめくじのDIY方針に馴染まないため自作しました。
ただプロが作るだけあって、まるで純正品のように綺麗なので、値段と重量を許容できる方には自作より既製品をおすすめします。
換気扇の数
ファンは静音性のためにPC冷却用の製品を採用したので換気性能が低いです。
そのため最低2個は無いと実用性に乏しいと判断して2連ファンとしました。

車内で調理する場合は4連でもいいと思います
また換気扇システムそのものの数で言えば、右の窓と左の窓に1個ずつ装着してもいいとは思います。
ただなめくじの車中泊スタイルに2セット実装はオーバースペックですし、製作や操作も面倒なので保留しています。
車中泊での換気方法は奥が深いので、皆さんも「自分の環境では何がベストか」を色々考えてみてください。
手順
型取り
まず換気扇システムの型を取ります。
リアシート横の窓を霧吹きで濡らして45L以上のゴミ袋を引っ付け、ペンで型を取っていきます。
窓上部はそのまま型取り、下部は適当なところで直線にカットします。
ただし窓の引き下げ限界位置を確認し、開口範囲内に換気扇システムが収まるようにサイズ設定してください。
型のサイズが大きいと換気扇システムが窓にはまらなくなりますし、小さいとファンが収まらなくなるため、良い加減に調整してくださいね。

使うファンの大きさをチェック!
材料切り出し
さて今度は取った型に従ってザ・スリム(発泡スチレンのボード)を切り出します。
換気扇システムは窓に挟む形になるので厚みがあると安定します。
そのためなめくじは、取り付けるUSBファンの厚みも含めて考え、10mm厚のボードを2枚貼り付けて20mm厚としました。
エブリイのリアサイドウィンドウは調べた感じ81×44cmなので、換気扇システムがその半分のサイズだったとしても600×910mm商品1枚で1セット製作できます。
とりあえず半分に切ってポリスチレン対応ボンドで貼り付けます。
ファン用の穴開け
1日放置してボンドが固まったところで、ファンを埋めるための穴を開けます。

ザ・スリムは普通のカッターで切れます
最終形をイメージしながら、最初は小さめの穴を開けてから徐々に拡張していきます。
ファンは穴との摩擦力で固定されるため、最終的には「わずかに小さい穴へ、ファンをやや強引に入れる」という手順になります。
なので穴の拡張し過ぎには注意してください。
穴が完成したらサンドペーパーなどを使いながら上部のアールも仕上げます。
またファンの配置を確定させて、ケーブルの収まりや逃げも彫っておきます。
その際には吸気排気の向きに注意しましょう。(一敗)

なめくじはファン同士を少し離して間の柱部分を残す設計にしましたが、ファンを隣り合わせにしたい方は、ファン同士を固定しといてくださいね。
使ったファン
なめくじが使ったファンはSANONDAというメーカーの製品ですが、すでに販売が終了してるっぽいので、別メーカーの製品を紹介しておきます。
ちなみになめくじはSANONDAというメーカーのことは全く知らずに安いものを買っただけで、こだわりは”風量調節ができる製品”というくらいしかありません。
ファンの配置についての考察
2連ファンは基本的に吸気排気を同じ向きで使用します。
なぜならPC用の弱い吸排気性能をせめて2倍にしたいからです。
一方で、「吸気ファンと排気ファンをなるべく離して配置して吸排気を1セットで完結したい」と考える人もいるでしょう。
その場合、ファンの意味があるかは他意無しで本当に分かりません。
個人的には排出したい臭いや熱が車内に再吸気されたり、車内の換気効果があまり無かったりしそうに思えます。
しかし試した訳ではないため、やってみたい方は自己責任でチャレンジしてみてください。
ザ・スリムの染色
次はザ・スリムを黒に染色します。

なぜなら素材そのままのベージュでは車中泊時に悪目立ちするからです。
ということでポリスチレン対応のカラースプレーで染色していきます。

一般家庭にはガンなんてもんはありません
使うのはアサヒペンの黒スプレーで、1缶で十分というかガッツリ余ります。
2回塗りや捨て吹きは女々(めめ)なので、男らしく1発塗りしました。
…ウソです。風が強くて寒い日に作業したせいで1回目の塗りで心が折れただけです。
おかげで塗料はタレるわムラはすごいわとクソ仕上げになりましたので、皆さんは真似しないでくださいね。
染色後は1日放置で乾燥したらOKです。
組み付け〜完成
さて排気と吸気の向きに注意しながらファンを組み付けていきましょう。
何回も組み付け直すと穴が緩くなっていくので注意してくださいね。
さて最後に残る課題はモバイルバッテリーの設置位置をどうするかです。
先人たちは換気扇システムに組み付けてスライドドアの開閉に対応させていますので、なめくじもそれに倣います。
ただしザ・スリムは材質上、単純なネジ固定はできませんし、糊接着は表面ごと剥がれる恐れがあります。
よって少し変わった固定方法を選択します。
固定に使うのは石膏ボード壁用のアンカーと短めのタッピングです。

またステーとして良さげな金物をバラ金物売り場で探し当てます。
※使えりゃ100均アイテムでもなんでもいいです

ステーの位置決めをしたら、まずは石膏ボードアンカーを打ち込んでいきます。

アンカーが埋まったら適合するM4のトラスタッピングでステーを固定します。

実際にモバイルバッテリーをあてがうと落下することが分かったので、固定するためにテープとキッチンペーパーで適当に隙間を詰めておきます。
最後にコードをテープで固定したら完成です。

保管
軽くて薄いので、車の荷室に常時保管でいいと思います。
強度が低いせいで毎回出し入れしてるとぶつけた拍子に欠けたり割れたりするかもしれませんし。
ただし高温になる夏の車内には放置しない方が良いと思います。
面倒ですがバッテリーとともに全部屋内へ引き上げておきましょう。
最後に
これで終了です、と言いたいところですが本当の意味で換気扇システムはまだ完成していません。
まだ①ファンの目隠し、②虫避け、③雨の吹き込み対策、そして④下半分の窓のシェード作製の各作業が残っているのです。
追記:虫除けは余っていたDAISOのサンシェードの材料でやっときました

これら作業に関しては、使い勝手やアイテム選びを考えつつ必要そうなら記事に追加していく予定です。
そこまでやるかどうかは人によりますので、皆さんは自分にとって必要な部分の作業だけ参考にしてくださいね。

ではまた次の記事でお会いしましょう
