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2024年11月に「SKY BASE matsushige」へ、夫婦キャンプをしてきました。
その当日の模様、後はキャンプ場の簡単なレビューもまとめます。
ご検討中の方は、参考にしてみてくださいね。
結論
- 綺麗で使いやすいキャンプ場
- 初心者やファミリーにもピッタリ
- 風が強い(徳島特有)
キャンプ場の概要
「SKY BASE matsushige」は2021年5月に官民協働で運営される複合施設Matsusigate内にある広場を使った期間限定のキャンプ場です。
時期によってはキャンプ場としては使用されないようなので計画には注意が必要です。
- 住所:徳島県板野郡松茂町広島三番越10−番地
- 電話番号:0886995030
大阪からのアクセスは約2時間と、兵庫の山奥と比べると実は距離時間ともに近場です。
ただし淡路島を経由するため、行楽日の渋滞にハマらないような工夫が必要です。
広さも10×10mと十分
2024年12月現在での利用体系と料金は以下の通りです。
- 大人¥660/1名、子供¥330/1名の施設使用料が別途発生
- フリーサイト:¥2,750/1泊
- オートキャンプサイト:¥4,200/1泊
- 繁忙期は+¥1,000
今回のキャンプ詳細(1日目)
利用させてもらったのは2024年11月の連休時、天気は晴れ〜にわか雨です。
滋賀以来の車中泊&キャンプという試みですが、本記事では車中泊の模様は省略します。
※車中泊模様の記事はコチラ
さて車中泊が可能なようにキャンプ道具を厳選し前日夜に積み込んでいきます。
今回は荷物を減らすためヘキサタープは使わず、カーサイドタープのみで臨みます。
さて1日目夜は香川の道の駅で車中泊し、午前中にうどんツアーをしてから徳島に向かいます。
キャンプ場であるSKY BASE matsushigeさんに着いたのは午後2時半頃。
スタッフの方がすぐ案内してくれて、速やかにチェックインが完了します。
このキャンプ場は「真ん中が芝生になった競技場のトラック」のような形をしていて、オートサイトは管理棟から真反対にあります。
我々は到着が遅めだったのですでに何区画かで設営が始まっており、残りの区画から1つ選んでくださいというような案内でした。
つまりトイレに近い区画は早いものがち…!
残ってた区画はいずれも管理棟から遠い場所だったので適当に選び設営を開始。
車は芝生内への乗り入れ禁止なので、今回はカーサイドタープをあえて独立させるスタイルで使います。
※なめくじ夫婦が使っている以下のNaturehike製品は自立も可能
ところがここで問題発生。
到着して間もなく天候が曇りとなるにつれ小雨と強風が…。
まるで台風の日に傘を差すような苦労を感じながら、風向きを考えながらタープを張っていきます。
ただ幕が飛ばないようにいちいち仮固定しつつ、普段の1.5倍ほどのペグ数を使って固定したので、2人で作業したのに設営に1時間半もかかってしまいました。
だいたいのことは楽しめるんですが強風だけは本当に萎えます
午後4時頃にやっと設営が終わり、少し離れたホムセン「コーナン川内店」で薪を、近くのスーパー「キョーエイ 松茂店」で食料買い出しを済ませます。
ちなみに徳島のコーナンの薪は1規格しかなかったので、近所で買って持ってきた方が良さそうです。
あと買い出しの道中にある加賀須野橋が実は昇降式の可動橋だったらしく、ちょうど開閉時間に当たって5分程度待たされましたが、初めて見る昇降風景にちょっと興奮 笑
※橋の昇降風景を見たい場合は、問い合わせて時刻表を確認しましょう
さて、キャンプ場に戻ったら焚き火とランタンに火を灯して宴の開始です。
ちなみにテントの中には風暖でだいぶ暖かくなっているので割と快適です。
風暖はCB缶だけで動く便利なポータブル暖房ですが、2人用テントくらいの広さなら十分な暖かさを出してくれます。
正直焚き火はリフレクター有りでも熱源としてはたかが知れているので、風暖がないと我々の冬キャンプは厳しい戦いになります。
石油ストーブや薪ストはしんどいなぁという人におすすめ!
食事は寒さを考えて味噌モツ鍋+徳島の郷土料理らしいボウゼ寿司をチョイス!
ボウゼは食べたことが無かったですが、比較的淡白な白身にすだちが好相性で良きです。
風は強いですがしっかり張ったおかげで心配事もなく、夫婦の時間を楽しめました。
そして消灯時間になったら最低限の片付けをして、車内へ引きこもって就寝です!
野生動物が入る余地がないので生ゴミの管理も安心できますね
今回のキャンプ詳細(2日目)
翌日は少し寝坊して朝8時頃に起床。
天気は晴れで昨日と違い、風もかなり穏やかです。
起きたらいつも通りしばしのコーヒータイムを楽しんでから片付けを始めます。
まさかの写真なし、ブロガー失格である
午前10時にはチェックアウトしてキャンプ場を後にします。
SKY BASE matsushigeさんではコインシャワーを借りられるのですが、遠さと疲労感から昨夜はスルー。
とりあえず「徳島天然温泉 あらたえの湯」さんでお風呂に入ります。
お風呂でしっかりと汗を流した後は、また香川へうどんを食べにいきました。
うどんツアー後半も別記事で
最終的に瀬戸大橋経由で帰阪して、今回の車中泊&キャンプ旅行は終了です!
SKY BASE matsushigeの簡単レビュー
最後にキャンプ場の簡単レビューをしておきます。
キャンプ場の特徴
SKY BASE matsushigeさんは多目的施設をキャンプ場としても使用しているので、整備性抜群。
イメージは自然の中でというより、開けた公園内でキャンプしてるという方が近いです。
また綺麗なトイレやコインシャワーやレストラン、管理棟内ではアルコール含む飲み物や刺身、野菜まで販売されており、さながら道の駅です。
またレンタル品も充実しており、ここを予約して重大な失敗が起きることはないんじゃないかなと思います。
よって今回の我々のようにライトなキャンプをしたい方、お子様連れで安全性を重視する方、またキャンプ初心者にはピッタリかと思います。
多分、夏場は虫も少ないはず
一方で、自然の中で不便を楽しみたい、チャレンジングなキャンプをしたい方、静かに過ごしたい方には向いていません。
※めちゃくちゃうるさいという訳ではないです
あと難点というか注意点は、キャンプ場が時期限定であることですね。
設備について
十分過ぎますし、これが当たり前だと思うと今後のキャンプライフで苦労します。
飲食スペースでは、2週間ごと切り替えのイベントメニューが提供されるようです。
区画について
1組あたりの割り当てとしてはファミリーキャンプでも十分な広さがあります。
全面芝生でキャンプ道具が汚れにくいですし、ペグの食いつきも十分です。
地べたスタイルでもお尻に優しい!
オートキャンプサイトでは管理棟やトイレが遠いのが気になるところではありますが、施設の造り上、致し方ないですね。
外周から車で移動できるので楽ですが、一方通行なので注意してください。
夜でもサイト全体は明るめで、また行った日はどこかから太鼓を練習してる音が聞こえてきました。
風について
これはキャンプ場が悪い訳ではなく、徳島という土地特有の問題です。
今回のように徳島の平野部でキャンプをする場合、ペグを多めに持参したり、風を受け流しやすい形の幕を選んだ方がいいでしょう。
また当日の風の向きが一定であれば、空気抵抗が少ない向きに幕を設営しましょう。
あと関西方面からバンや軽バンで行く場合は、淡路島前後の橋と徳島自動車道、吉野川バイパスでの走行に注意してください。
ただでさえバンは重心が高く、風の煽りを受けやすいですからね。
調子に乗って速度を出すと本気で事故りますよ
総評
小さいお子様連れのファミリーキャンプ、大学生や社会人の友達同士のキャンプなどにおすすめです。
施設も綺麗で充実しており、トイレがやや遠いのと風が強い可能性が高いことだけ対策が打てたら、おすすめできるキャンプ場です。
今回はしませんでしたが、ここで一泊キャンプをして、翌日は徳島市へ観光に行ってから帰るという流れもいいですよね。
最後に
今回は車中泊からのキャンプという野心的な試みでしたが、十分に成功して楽しいキャンプでした。
いや〜やっぱ車で寝られるってのは楽ですねホント。
あと「自分たちが何をキャンプに求めてるのか」を把握しておけばギア選びもしやすいのを実感したキャンプでもありました。
なめくじ夫婦のように車中泊&キャンプを趣味にされている方は、ぜひこういったスタイルで楽しんでみるのもいかがでしょうか。
以上、SKY BASE matsushigeさんでのキャンプや海南市での旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ではまた次の記事でお会いしましょう