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こんにちは、なめくじです。
本記事では、冬の車中泊に持っていきたい寒さ対策グッズを紹介します。
しっかり寒さ対策ができていれば、気温が低い冬でも気軽に車中泊ができるようになります。
なめくじが使っている製品も合わせて紹介していますので、参考にしてもらえたら幸いです。
では見ていきましょう!
断熱系寒さ対策グッズ
車内を暖かくするためには断熱が肝心です。
断熱せずに発熱だけで車内を暖かくしようするのは、栓をしていない風呂にお湯を溜める努力と同じです。
「冷気の侵入を遮断し、車内の熱を逃がさない」断熱こそが、冬の車中泊で最も大事なポイントです。
そして実は最強の断熱材は”空気”です。
よって空気を閉じ込めて層にできる製品が断熱性に優れていると言えます。
窓シェード
車内の熱は面積の広い窓ガラス越しにどんどん逃げていきます。

これを熱の伝導と対流といいます
そのためまず始めるべき断熱は「窓ガラス」です。
つまり「窓にシェードを貼って空気の層を作ろう」ということです。
しかし窓シェードは安い製品ほどペラペラで、高級品ほど空気を溜めこめる複層構造になっています。
また汎用の窓シェードだと窓を全て覆えず一部のガラスが露出し、そこから熱が逃げていきます。
なので1発目の紹介で申し訳ないんですが、シェードだけはコスパ品がなく、なるべくお金を出して車種専用の良い製品を選ぶというべきという結論になります。
以下では車種専用品の例を紹介します。
N-BOX JF5/JF6
廉価品
高級品
エブリイ DA17V/W
廉価品
高級品
ハイエース200系
廉価品(ボディタイプの選択に注意!)
高級品(「サイズ」でボディタイプを選択!)
床からの冷えを防ぐ
普通車や軽自動車ではあまり気にしなくていいですが、軽バンやハイエースなどのバンをお使いならば、床の断熱は窓断熱と並ぶ必須項目です。
可能であれば断熱施工をした方がいいですが、とりあえずということであれば敷物系の製品で床を断熱して底冷え感を減らしましょう。
おすすめは断熱効果が高く寝心地も良くなる毛布ですが、1層だけではどうしても体重で空気の層が潰れてしまいます。
よって次のEVAフォームマットやインフレーターマットと組み合わせるか、毛布だけなら二重に敷いた方が効果的です。
ちなみに普通車や軽自動車で倒したシートの上に寝る場合でも、床に毛布を敷くと断熱性は一応上がります。

現実にすべきかと言われると面倒だし微妙…
毛布
毛布は掛け/敷きのどちらにも使えますし、暖かく柔らかい優秀なグッズです。
車内の面積や人数から必要なサイズと枚数を考えて用意しましょう。

毛布なんか何枚あってもええですからね
フォームマット
フォームマットとは軽くコンパクトに畳んだり巻いたりできるマットで、断熱効果とクッション性があります。
ただし薄手なので毛布と併用しても寝心地に物足りなさを感じる場合があります。
代表的なのはキャプテンスタッグ製品で、これが定番かつ安価でおすすめです。
またキャプテンスタッグより少し安くて重いSoomloom製品も評判が良いようです。
性能が若干落ちるのを気にしなければ、100均にあるキャンプマットでも構いませんが、¥100では買えないので注意してください。
インフレーターマット
インフレーターマットとは中にスポンジが入ったエアマットのことです。
スポンジがエアマット特有の寝心地の悪さを解消し、また断熱性やクッション性にも優れます。
8〜10cm厚の製品を選べば、単独使用でも底付き感なく快適に寝られます。
フォームマットよりは価格が高く、また重くて嵩張りますが、睡眠の質を大事にする方にはインフレーターマットがおすすめです。
なめくじ夫婦はENDLESS BASEのインフレーターマットが優秀なので数年使っています。

今の所ヘタる気配無し
同じENDLESS BASEが販売する3wayマットは、収納性に欠ける一方で「ベッド/カウチ/座椅子」の変形機能があるため、車中泊の環境次第では大活躍しそうです。
電動エアーポンプ
インフレーターマットはバルブを開けると勝手に膨らみ、最後に手動で空気を入れて張りを調整します。
その際に電動エアーポンプがあれば、①待ち時間を短縮、②張りの調整が楽、③端までしっかり膨らむ、④片付けがとても楽、など様々なメリットがあるのでおすすめです。
防寒着と寝袋
車内で暖かく過ごすためには防寒着が、暖かく寝るためには寝袋が重要です。
どちらも暖かくなる理屈としては”断熱”ですが、少し特殊なので別テーマとして扱います。
防寒着(靴下、ネックウォーマー)
寒くないように防寒着を着込んでも、首の防寒が手薄になってるケースは意外と多いもの。
しっかりと首もカバーして体温を逃さないようにしましょう。
また足先が冷え込んでいると寝つきが悪くなるため、就寝用の靴下(レッグウォーマー)を使うのもおすすめです。
ただし足先まで覆って寝ると却って睡眠の質が下がる場合もあるため、足先が開放できる製品が良いでしょう。
寝袋
気温によっては必須ではありませんが、寝袋は有った方が間違いなく良いです。
寝袋の有名ブランドは「Montbell(モンベル)」や「NANGA(ナンガ)」などで素晴らしい製品ですが、厳冬地での車中泊でなければオーバースペックです。
安価な寝袋は中身が天然ダウンではなく化繊綿ですが、なめくじのような一般人にはむしろ化繊の方が手入れが気楽で使いやすいから気にする必要はありません。
寝袋1個だけで春や秋も何とかしたい方は、「オールシーズン用」「快適温度5〜10℃」を目安にし、ブランドではなく予算に合わせて選ぶといいでしょう。
ちなみに寝袋全体が暖かい状態にするには厚着で入るより適度に薄着の方が好ましいです。
※プロの意見(アルピニストの野口健さん)
※あまりに薄着だと夜中トイレで起きる時に寒いです
また寝袋は大きく「窮屈だけど保温性が高いマミー型」と「開放的だけど保温性が低い封筒型」に分かれます。
ご自身の好む睡眠スタイルや寝相に合わせて選んでみてください。

マミー型だと寝辛い人もいるので
なめくじ夫婦は他の防寒対策を組み合わせながら「封筒型」の中綿1,500gの寝袋(¥4,000)で快適に過ごせています。
※車中泊として想定している最低気温は-2℃〜0℃くらいです。
今使っている寝袋は廃盤になったため別の製品を紹介しておきます。
マミー型
オールシーズン使用では「ブルー(快適温度:4℃)」を選んでください。
マミー型のデメリットである窮屈さを軽減するため、立体的な足元空間にしてくれている製品です。
封筒型
オールシーズン使用では中綿1,400gが推奨です。
ダブルジッパーで温度調節しやすく、スマホ収納用のインナーポケットが付いているのも便利です。
発熱系寒さ対策グッズ
湯たんぽ
湯たんぽは古くから日本人に愛され続ける名品です。
入れたお湯の温度や使用環境にもよりますが、半日〜長ければ1日も40℃以上の温かさを保ちます。

想像以上に温かさが残ります
電気ケトルを使える場合はお湯を入れ変えることも可能です、2泊以上の車中泊でも便利ですね。
なめくじ夫婦は人用としてはもちろん、犬用の保温グッズとしても使っています。
選ぶのであればズバリ、100年以上の歴史を持つ湯たんぽメーカー「マルカ」の湯たんぽでしょう。
寝袋で使いたい場合(火傷注意)はコンパクトな600mlタイプがおすすめです。
カイロ
カイロは手軽に持ち運べるので、車内外でシームレスに寒さ対策ができます。
カイロには”貼るタイプ”と”貼らないタイプ”がありますがおすすめは貼るタイプです。
なぜなら厚着の中に仕込みやすい点と、工夫次第で寝る時にも安全に使えるからです。
参考:ゴリラキャンプ部 様
車中泊だけでなく日常使いもできて無駄にはなりませんので、冬の間は 1箱置いておくのはいかがでしょうか。

湯たんぽ然り、使われ続けているのには理由があります
電気毛布
電気毛布は低電力ながら寝るには十分な暖かさがあり、冬の車中泊の強い味方です。
寝袋なしの車中泊であれば、マット&敷き毛布+掛け毛布+電気毛布がおすすめです。

感覚的には最低気温5℃くらいまでならこれでいけます
ただし直接肌に触れる使い方をする場合、低温火傷をしないように設定温度を40℃以下にしておきましょう。
なめくじ夫婦が使用しているのは最安値帯である以下の製品ですが、これは温度調整機能しかありません。
お子様への使用などで安全性が高いものを選びたい方は、以下のようなタイマー機能が付いている製品が良いでしょう。
製品の価格もさることながら、できれば消費電力とお手持ちの電源の容量とを考えながら選びましょう。
電気あんか
電気あんかは「お湯を使わない湯たんぽ」で、足元などをじんわり電気の力で暖めてくれるグッズです。
暖められる面積が狭い分、電気毛布よりも省電力で、コンパクトなポータブル電源でも一晩利用可能です。
電気ヒーター
電気ヒーターは消費電力が激しい欠点さえカバーできれば、最も強力かつ安全な寒さ対策グッズの一つです。
電気ヒーターはさらに「ファンなし」と「ファンあり」の製品がありますが、コンパクトな車やソロでの車中泊が多い方は「ファンなし」、大きい車や夫婦車中泊が多い方は「ファンあり」または「別のファン製品を併用」がおすすめです。

ただファンあり製品は余計に電力を食います
ポータブル電源で使うのであれば、最低数時間は使えるように出力300W〜400Wの製品を選びたいところです。
しかし出力300Wの製品はとても選択肢が少なく、その中では以下の製品がON/OFFのみのシンプルな造りで故障リスクが低そうです。
出力を400Wまで許容すれば、600Wと切り替えが可能な以下の製品も良いでしょう。
運転可能時間が少し短くなりますが、600Wでとりあえず暖めてから400Wで温度維持という使い方も可能となります。
RVパークなどで外部電源が使用できる場合は、自宅で普通に使える1,000W出力の製品なども視野に入ります。
ただし外部電源用の入力口を設置していない普通の車では、外部電源をどう車内へ引き込むかという問題が発生します。
その際はリアゲートを閉めても問題が無い、平形の延長ケーブルを使用しましょう。
こちらは3mの製品ですがそれなりの値段がするので、お手持ちの延長コードを噛ませて短くしてもいいかと思います。
ただしその場合は、雨水で漏電しないように必ず接続部分へ防水対策をしてくださいね。
風暖(番外編)
風暖とはカセットガスで動くファンヒーターです。
特殊な素子により電源なしで動きますし、車内空間では十分な暖房効果を発揮してくれます。
一方でガスを燃やすため、しっかりと換気しなければ一酸化炭素中毒になる恐れがあります。
車内での使用はメーカー非推奨なので、試す場合は全て自己責任でお願いします。
なめくじ夫婦は朝起きて冷え切った車内を暖めるための短時間だけ、しっかり2ヶ所窓を開けた上で使用することがあります。
ただ風暖は我々もキャンプ用で購入した製品を流用しているだけで、車内スペースも取りますし車中泊だけで使うには高価ですので積極的におすすめする訳ではありません。
もっとコンパクトな製品が欲しい方には、姉妹品のマイ暖Ⅲもあります。
ポータブル電源
発熱系の寒さ対策グッズの大部分は電源が必要です。
その電源には、ポータブル電源をメインにしたほうがいいでしょう。

車の電源を使いすぎてのバッテリー上がりは最悪ですからね
なめくじが現在使用しているのは以下のAmazon購入品で、買った理由は安くて最低限欲しい機能と電池容量を備えていたからです。
ただ600Whは消費電力が大きい家電を動かすには心細い容量です。
※電気毛布2枚を中程度に動かすと6時間持つくらい
さて1,000Wh以上の大容量ポータブル電源は気軽に買い直せる値段じゃなくなってくるので、使用実績や口コミが充実しているブランドを選ぶ方が良いと思います。
その中で一つブランドを紹介しておくと、積極的に日本で商品展開をしている「ECOFLOW」で、性能や容量の割に比較的安価です。

小型タイプが「RIVERシリーズ」、大容量タイプが「DELTAシリーズ」となります。
調理家電や電気ヒーター、ドライヤーなどを複数使いたい場合は「DELTA 2 Max」や「DELTA 3シリーズ(※)」がおすすめです。
※ソーラー充電を視野に入れるなら「DELTA 3 Plus」 推奨です
その他
エアコンとFFヒーター
最強暖房である「エアコン」と「FFヒーター」は、設置ができる方にとって本記事は無意味という矛盾を抱えているため割愛しました。
これらの設置を本気で考えたい方はビルダーやカスタムショップに相談してみましょう!
加湿器
空気が乾燥していると皮膚や粘膜から水分が蒸発し、気化熱で体温を奪われやすくなります。
よって車内が乾燥している場合は、(間接的にですが)加湿も寒さ対策となります。

とはいえ加湿すると結露はひどくなります
簡単な加湿方法は濡れたタオルなどを干すことです。
車中泊での加湿器は電源無しでも動きライトが付いている製品が便利でしょう。
車内で調理したりお湯を沸かしたい方であれば、IHコンロでお湯を作るついでに加湿するという力技もアリです。

コーヒーを淹れた余りのお湯を蒸発させるとかでもOK
最後に
車中泊での寒さ対策には「これ1個さえあればもう大丈夫」というものはありません。
ご自身で可能な範囲で対策したりグッズを用意したりしましょう。
快適な冬の車中泊ができるようになれば、行動の幅が広がって人生が楽しくなりますよ!

ではまた次の記事でお会いしましょう

