<当ページにはプロモーションが含まれています>
そろそろ新しいテントが欲しい…。
そんな夫婦・カップルキャンパーのために、2025年6月現在の情報で、20社24種類にもおよぶ国産ブランド別のおすすめテントを一挙紹介します。
ご購入の参考になれば嬉しいです。
情報盛り沢山なので時間がある時にゆっくり読み込んでくださいね!
参考記事:テントの種類一覧
記事の注意
皆さんお馴染みのColemanは海外ブランドなので本記事には載ってません。
また金額表示は定価であり(特に古いモデルの)実売価格はもっと安くなっている場合がありますので、気になるテントの実売価格はリンク先で確認してください。
では早速見ていきましょう!
snow peak(スノーピーク)
洗練されたプロダクトデザインと上手なブランディングが人気のブランドで、キャンプギアをシリーズで揃えるとsnow peakが提案する世界観に没入できます。
大企業特有の様々な費用が値段へ上乗せされているためコスパにはやや欠けますが、その分、全製品で永久保証付きというとんでもないことを約束しています。
アメニティドームM アイボリータープパック ¥88,000
大人気のアメニティドームを紹介で外す訳にはいきません。
初心者でも設営が簡単で寝室も広々、弱点である前室の狭さについてもセットの焚き火対応タープを張れば問題なく快適なキャンプが楽しめます。
スカートが無いため冬キャンプには向きませんが、春秋に数回キャンプをしたいというライトキャンパーや、風に強い特性から湖畔などでキャンプすることが多い方に向いています。

マットシートが付属しているのも嬉しいポイント
ランドネストシェルター ¥87,780
ツールームの入門編という位置付けで設計されており、設営の簡単さを含め様々な面で親切設計となっています。
重量も比較的軽く、こちらはスカートがあるためオールシーズン対応となっています。
値頃感のある製品に仕上がっていますので、憧れのsnow peakを手にいれるチャンスです!
DOD(ディーオーディー)
兎のロゴが目印のDODはカマボコテントシリーズが圧倒的人気を博しています。
カマボコ以外にも独創的な幕がラインナップされており、可愛らしいデザインと相まってファンが多いのも頷けるブランドです。
KAMABOKO TENT 3(カマボコテント)S:¥62,700 M:¥79,640
一世を風靡したカマボコテントですが3にモデルチェンジしてから5年が経っているので、それだけ完成されたプロダクトということなんでしょう。
さて夫婦キャンプではSサイズかMサイズで悩むことになるのですが、これが一長一短あります。
Sは総重量約14.4kgと比較的軽く小さめで狭い区画サイトでも使える一方で、インナーテントを張るとリビングに手狭感があります。
Mは逆に広々とした空間が約束されていますが総重量約19.5kgと重く、張るには8m×8m以上の区画が必要となります。

どちらが良いかは正にケースバイケース
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
老舗のコスパブランドで、キャンパーからは鹿番長の愛称で親しまれています。
Coleman、LOGOSと並んでホームセンターで見かけることが多く、日本のキャンプシーンを下支えしています。
ビバレー スクリーンツールームロッジ540UV ¥79,800
クラシカルな見た目が可愛いロッジテントで、壁が立っているので狭いテントが苦手な方でも室内で快適に過ごせます。
前面だけではなくサイドも跳ね上げられますので、雨天時でも雨の侵入を防ぎつつしっかり換気できるので天候が読めない梅雨時のキャンプにはピッタリですね。

総重量約25kgと重めなので注意してください
LOGOS(ロゴス)
40年以上の歴史を持つ大阪の企業で鹿番長とともにキャンプの裾野を広げる役割を担っています。
有名メーカーながら価格は抑えられており、またとんでもない高性能で人気の保冷剤から分かるように製品は確かな技術力に裏打ちされています。
イージーセット キャビンテント XL-BE ¥68,200
面白いのはロッジテントでありながらワンタッチライクなキャビンテントで、設営約90秒というのはキャンプでかなりのアドバンテージです。
穏やかな季節ならこのまま使いで時間たっぷりキャンプを楽しんで良し、日差しが強い日や雨天などではお気に入りのタープを張ってリビングを用意するも良しと便利そうです。

朝からキャンプ場へ行けない方やねぼすけさんは重宝しそう
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
サーカスTCがスマッシュヒットしたことでワンポールテント人気に火を付けたブランドです。
現在は改良版のサーカスTC+を軸に様々な派生品がありますので、好みに合わせた幕選びが可能です。
サーカスTC コンフォート ミッド ¥76,780
現行のサーカスTC+はソロ用のプロダクトとして完成系なのですが、それをもう少し広く、そして跳ね上げられる前室をメッシュ付きで装備したモデルです。
サーカスTC+より少し値段は上がりますが、コンフォートミッドであれば2人で広々優雅なキャンプを送れます。
またメッシュ採用によって虫を避けながらも、ワンポールの弱点である換気能力を高められるのも嬉しいポイントです。
BUNDOK(バンドック)
30年以上前からキャンプギアを展開し続けている廉価ブランドです。
何を選べばいいか分からないギアは“とりあえずBUNDOKで”という使い方ができます。
ドームテント3 ¥9,900
最低限の装備で安く仕上げて2人キャンプを試してみたいという方やタープ併用前提の方にはピッタリの廉価テントです。
ドーム型なので設営も簡単ですし、軽くコンパクトなので持ち運びも簡単です。

耐水圧が低いので雨の日使いは非推奨です
ogawa(オガワ)
創業100年以上の超老舗企業から始まり、紆余曲折ありながらも維持されているブランドです。
高い品質やアフターサービス、パイオニア的なデザインなどでキャンパーから厚い信頼があります。
アポロン(¥187,000)
トンネル型ツールームの先駆け的存在で、発売時点で完成されているため現時点で特段の改良は加えられていません。
ogawaらしいしっかりと重厚感のある生地に堅牢で快適な造り、まさに日本企業のプロダクトです。
ツールームらしく設営に手間がかかるのと総重量約23.0kgという点が検討課題となります。

定価は高いですが、実売価格はかなり落ちています
ZANEARTS(ゼインアーツ)
2018年に長野で誕生したブランドで、自然と調和するカラーリングと眼を惹く美しいデザインが特徴です。
ハイクオリティかつリーズナブルな製品が揃っており、ミドルレンジのブランドとして注目されています。
LOLO(ロロ)¥138,000
ワンポールテントをツールーム化したような独創的な形状をしており、フレームを追加することでワンポール特有のデッドスペースを解消しています。
またメッシュも大量に配備されており通気性も抜群です。
一回り小さいLOLO-Mもありますが、Mだと入口高が160cmとなり身長がある方は出入りの度に腰をかがめることになるのが歯痒いところですね。
WOOTA-L TC(ウータ-エル)¥59,800
入口高160cmを許容するのであれば、WOOTA-L TCも選択肢に入ってきます。
地面を這うような形状はLOLOと大きく異なりますが、こちらも前面開口部は広く取られてフルメッシュ化も可能です。
LOLOやLOLO-Mとは値段差と形状に伴う解放感/窮屈感の差で選ぶことになりそうです。

ただし記事執筆時点ではSOLD OUTです
SABATICAL(サバディカル)
ZANEARTS代表がデザインを手掛ける2019年に誕生した高コスパ帯ブランドです。
こちらもやはり洗練されたデザインと高品質低価格とエントリーユーザーに嬉しい製品設計がされています。
ARNICA(アルニカ)¥89,980
ARNICAは、多数のメッシュ付きパネルを使ったアレンジ幅が広いのが魅力で、設営の簡単さと強度のバランスにも優れています。
雨天時に接合した跳ね上げパネルの隙間から水が滴ってくる欠点はありますが、トンネルテントとしてはすぐ名前が上がるほどに人気の幕です。
値段は2万円上がりますが、サイドウォールと追加メッシュ、ルーフシートが加わったARNICA plusもあります。

VISIONPEAKS
スポーツ用品チェーンのヒマラヤが手がけるアウトドアブランドで、リーズナブルかつ機能的なプロダクトデザインを強みとしています。
QUATTRO ARCH 2 ROOM TENT +RF(クアトロアーチ)¥99,000
SABATICALのARNICAと比較されることが多いトンネルテントで、通気性やアレンジ幅は抜群、どちらを選ぶかはもはや好みと言っていいでしょう。
ARNICAよりメッシュパネルこそ2枚少ないですが、標準装備で1枚物のサイドタープはテントとシームレスに繋がっているため、ARNICAと違って雨天時でも使いやすいです。
またサイドタープの広さはかなりのもので、ギアをタープ下に出していてもゆったりとキャンプが楽しめます。
RATEL WORKS(ラーテルワークス)
BODEN(ボーデン)¥129,800
大型で大開放アレンジも可能なドーム型ツールームテントです。
ツールームを更に広げ、またメッシュも複数備えており、まるで家にいるようなくつろぎ空間が得られます。
紹介する幕の中では高価な方ですが、贅沢に使われた良質な素材と細部までユーザビリティを考え抜いたデザインを考えると高くないどころか安いまであります。

鍛造ペグとしっかりしたハンマーも付属する徹底ぶり
VOGEL-MID(ヴォーゲル-ミッド)¥79,900
参考URL:https://item.rakuten.co.jp/marueidanboru/rws0328/
ファミリーキャンプ用で大人気のVOGELが一回り小さくなった製品です。
MIDとはいえ開口部は185cmを確保して立ったままテント内を移動でき、また寝室にメッシュを大量装備しているため中から外に居ると錯覚するほどの景色が楽しめます。
前面のメッシュには何かと便利な小物入れも縫製されており、物を見失いがちなキャンプを快適にしてくれます。

直近の新製品かつ予約販売なので調べてもまともに情報が出てこないです
TOKYO CRAFTS
2021年に立ち上げられた気鋭のブランドで、なんといってもスタイリッシュなデザイン、そしてこだわり抜かれた高級部材を使ってこの価格?!という高コスパが特徴です。
ウィングフォート ¥99,800
トンネル形状自体はシンプルながら、合計10枚にもおよぶパネルを使ったとんでもない自由度とアレンジ幅を持つ製品です。

また設置すると内部面積が広がるという意味不明なハイクオリティTPUもオプション販売が開始されたので、煙突穴さえ何とかできればオールシーズンで最強というところまで来ています。


他にも紹介したいものが沢山あるブランドです!
WAQ(ワック)
幅広い層に使いやすく、ワクワクさせてくれるデザイン性の高いアウトドアギアを展開中のブランドです。
もちろんデザインだけでなくベテランキャンパーにも定評のあるインフレーターマットやコットに代表されるように、機能性もしっかりと備わっています。
Paramount Dome ¥69,800
夫婦2人でも広々と使うことができる大型のドームテントです。
3つの大型出入り口と天井部は全てメッシュ装備で夏でも通気性をしっかり確保できますし、煙突ポートが2ヶ所に設置されていますので冬のおこもりにもピッタリです。
また生地やポールには強度の高い素材が使われたり、このサイズには珍しくルーフフライとフロアシートを標準付属してこの金額はコスパが異常です。
専用オプションとして出入り口の拡張パーツであるVestibule(¥11,800)や多人数用インナーテント(¥15,800)も用意されており、とても使い勝手の良い幕となっています。
鎌倉天幕
長年OEM製品を作ってきた“テント屋”が、「自分たちが本当に欲しいモノ」を追求するために立ち上げたブランドです。
機能美に溢れ随所にこだわり抜いたハイクオリティ製品を手頃な価格で提供しています。
HIDEOUT-02 ¥105,820
ツーポールテントかパップテントとでも言うべきか、とても独創的でかっこいいシルエットの大型テントです。
フルクローズするとシェルターに、一部を跳ね上げるとツールームのように、前面を全て跳ね上げると超大型タープのようになる不思議な幕です。
デザインだけでなく、細部に至る機能面や素材にもこだわった匠の製品と言えます。

最高級素材のDACポールがオプションされています
QUICKCAMP(クイックキャンプ)
通販サイト「eSPORTS」のプライベートブランドで、テントに限らずキャンプギア全般を低価格で用意しています。
またブランドコンセプトとして簡単な設営と撤収を打ち出している点が特徴です。
ワンタッチテント 3人用 ¥9,980
設営15秒というまさにワンタッチテントの名にふさわしい簡単さが魅力のドームテントです。
また本体が小ぶりな分、収納サイズや重量もかなり小さく、また非常に安価なのも助かります。

セカンドテントやカンガルースタイルにもピッタリ!
ただその分テントの強度が高くないので、シビアな環境下でのキャンプには非推奨です。
Hilander
2008年にスタートした大阪のアウトドアブランドで、手に取りやすい価格でギアを販売しています。
テントに限らず広くキャンプギアを展開しており、無骨で心をくすぐるデザインが魅力のブランドです。
OldBess(オールドベス)¥99,800

大きめのドーム型シェルターで、多数配備しているメッシュを開放した状態だとまるで教会を見上げたようなワクワク感が半端ないです。
サイズは460mm×460mmと区画サイトでも使いやすく、跳ね上げられるキャノピーは短めですが2人だと丁度良い長さです。
かなり価格も抑えられて2人で使うには非常に優秀で贅沢な幕と言えます。
FIELDOOR(フィールドア)
国産の廉価ブランドで、使いやすく低価格帯のギアを数多くラインナップしています。
既存の当たり製品を徹底的に分析して廉価版を出す戦略を取っているので、スタンダードな構造のテントを安く手に入れたい方にはピッタリです。
トンネルテント620 遮光PUコーティング ¥31460
大型のトンネルテントがこの価格は脅威としか言えません。
※先に紹介したDODカマボコテント3 Mは¥79,640
ポールが安価で強度の低いグラスファイバーなので組み立て時や風が強い日に曲げないよう注意が必要ですが、それでもここまで価格を落としてくるのはさすがFIELDOORと言わざるを得ません。
小物ポケットや電源引き込み口など使い勝手を向上させているのもさすがです。
FUTURE FOX
2020年に開始した信州発のブランドで、「世の中に出回っていないキャンプ用品を開発していく」をコンセプトとしています。
テントは主にソロ向けで展開していますが、多人数用でも面白い幕があります。
FOX-BAKER ¥99,800
ツールーム化したパップテントのような珍しい形状の”ベイカーテント”というジャンルです。
寝室はポリエステルで前室はTCという素材のハイブリッドで、公式で幕内焚き火OKという挑戦的な造りとなっています。
全室の3面パネルを自由自在にアレンジすることで、その日の気分や天候に合わせたキャンプスタイルに切り替えられるのも魅力です。
AlpenOutdoors
アウトドア用品大手であるアルペンもオリジナルブランドを展開しています。
店舗を持っているブランドだとテント展示を見に行けるのが強みですね。
AOD-3 2ルームテント ¥109,989
リビングスペースの天井にもメッシュがある珍しいツールームテントです。

暖かい空気が上から抜けるので通気性抜群
インナーテントとフライにミニファンポケットがついており、電源引き込み口やデイジーチェーンも搭載と、とにかく良いとされるギミックは全部取り込んで仕上げてやろうという本気度を感じます。
総重量約26kgの大型製品ではありますが、今までで最高の幕となるポテンシャルを秘めています。
コメリ
ホームセンターチェーンのコメリも、プライベートブランドであるNaturalSeason(ナチュラルシーズン)からオリジナルテントを販売しているようです。
テント展開自体はまだ少ないですが、かなり安価なため予算重視の場合は重宝しそうです。
ツールーム DXファミリーテント ¥29,800
重量は約12.3kgとかなり軽いのはいいですが、ツールームとしてはやや小ぶりなため夫婦2人がピッタリかと思います。
エアーフレーム タープ付きテントセット ¥49,800
タープ付きのエアーテントがこの価格は驚きです。
しかし残念なことに2025年6月時点では予定数が完売しており、再販時期は未定とのことです。
なめくじが選ぶテント3選
これだけ多数のテントがあると、結局何を選んでいいか迷ってしまう方も多いはず。
参考までに、「なめくじが選ぶならこの3種類」というテントを紹介します。
ちなみになめくじは通気性の良さ、リビング空間の広さ、コスパ(≠値段)、アレンジ幅を重要視しています。
①TOKYO CRAFTS「ウィングフォート ¥99,800」
ウィングフォートはとんでもないアレンジ幅でシーンを問わず活躍できますし、何より飽きが来ません。
また通気性にも優れ、2人には贅沢なほど広い空間を活かせるのも魅力です。
材料選び、プロダクトデザイン設計にかかる人件費、複雑なデザインにかかる製造費など、なんでこれが10万円以下に抑えられるかが分かりません。
TOKYO CRAFTSのテントはカッコよさもさることながら、コスパが非常に良いブランドと言えます。
あと新発売のTPUウィンドウがやばいです。ロマンしかない。

正直言うとTPU込みでポチりました


②VISIONPEAKS「QUATTRO ARCH 2 ROOM TENT +RF ¥99,000」
SABATICALのARNICAやARNICA plusと悩むところですが、機能性に優れているQUATTRO ARCHが個人的には好みです。
雨男のなめくじにとって、雨天でもサイドタープだけで事足りる安心感は何物にも替え難い利点です。
またARNICAとの価格差はインナーテントが標準付属されている分と考えれば問題ありません。
ただし通気面積が比較的狭いため、夏も攻めたい方にはARNICAシリーズがいいかもしれません。
③AlpenOutdoors「AOD-3 2ルームテント ¥109,989」
3位はめちゃくちゃ悩みましたが、なめくじはAOD-3 2ルームテントを推します。
シルエットこそ定番のツールームですが、他社製品と異なりリビング天井にメッシュ開口を採用しているので、調理や人の熱気を上に逃がしたい夏キャンプに最適です。
その他にも痒いところに手が届きまくっている仕様と手を抜かない材料選びもお気に入りで、「ツールームはこれ以上進化できないのでは?」と思わせるほどの完成度です。
10万円を超える価格と26kgの重量さえクリアできる方ならBest Buyになる可能性を秘めています。
最後に
本記事では20社のブランド概要とともになめくじ視点でのおすすめテントを紹介させてもらいました。
基本的には広々快適、アレンジ性が高い幕を選びました。
もちろん良い幕は他にもいっぱいあるので、気に入ったブランドがあれば色々調べてみてくださいね。
また今後新たなブランドやおすすめ幕が出た場合は、随時記事内容を改訂していきますのでテント探しに悩んだらチェックしてくださいね。

ではまた次の記事でお会いしましょう