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こんにちは、なめくじです。
本記事では夫婦で楽しく快適に軽自動車で車中泊をするためには、どのようなDIY方針を取ればいいかまとめてみます。
なめくじはエブリイで車中泊を始めてようやく3年半経った程度です。
まだまだ車中泊歴としては浅いですが、だからこその一般人目線として書いています。
本記事がこれから夫婦で車中泊をしてみたい、車中泊用に車をDIYしたいと考えている夫婦の参考になれば幸いです。
車を変えるべき?
車中泊のために新たに車を購入したり買い替えたりするような気合いの入った方は少数派だと思います。
まずは今お使いの軽自動車で出来る範囲のDIYをしつつ車中泊をしてみて、不満が出れば追加購入や買い替えを検討するという流れで良いと思います。

コペンとかじゃない限り車中泊は出来ます
もし今後車を買い替えることがあっても、DIY用に揃えた道具、技術、知識、経験は次の車へ流用できます。
遠慮なく今の車で車中泊DIYを始めましょう。
現状復帰を望むかどうか
DIYを始める”前に”考えるべきなのは、「現状復帰を望むかどうか」です。
世の中で紹介されている車中泊DIYの多くは車体に穴を開けたり、純正の部品を付け替えたりします。
真似したくなるようなキラキラ感のあるDIYは特にそうです。
勿論それがダメな訳ではありませんが、以下のようなリスクを考慮に入れて、どのレベルまでDIYするかどうかを最初にボンヤリと決めておきましょう。
- 安全運転に関わるリスク(足回りの変更など)
- 電装系をいじるリスク(最悪、不動化まであり得る)
- 錆や雨漏り(知識不足の加工や失敗など)
- 売却価格の低下
- 構造変更等の要件に引っ掛かる

自分のやる気や技術力で考えましょう
手間とお金のかけ方
次になめくじが最も大事と思うポイントを解説します。
それは「どこまで手間とお金をかけてDIYするか」です。
世のDIY動画では当たり前のようにプロ顔負けの機材や広い作業場が登場します。
しかし現実に各家庭で出来るDIY作業の範囲や予算はピンキリです。
もし車中泊動画を熱心に見て「車中泊DIYと言うにはこれくらいしなきゃ」と捉えている方がいるなら、もっと肩の力を抜いても大丈夫です。
例えば100均で揃う材料でカーテンを窓に付け、車中泊が少しでも快適になったのなら、それも立派な車中泊DIYです。
仕事としてやる訳ではないので、先入観に捉われず、自分たちがやれる範囲で楽しく車中泊DIYをしましょう。
予算について
多くのご家庭では、家計から車中泊DIYの予算を出すと思います。
その際には必ず夫婦で相談して、「どこまで趣味や体験としてお金をかけていいか」をすり合わせておきましょう。
自分の小遣いから出すならまだしも、家計から出すのに高額材料を勝手に買うのはギルティですよ!
日常使いをする車かどうか
軽自動車は日常の足として使う機会も多いでしょう。
しかし実はゴリゴリの車中泊DIYをすればするほど、車の日常使いとしての性能が落ちていきます。
- 走らない止まらない
- 振動が強い、うるさい
- 運転視野が狭い
- 燃費が悪い
- 荷物が載らない
車中泊の快適性と日常使いの快適性はトレードオフなので、足としても使いたい車ならDIYレベルはある程度で抑えたほうがいいでしょう。
積載重量について
最も走りに影響が出る要素が積載重量です。
車に載せる荷物が重ければ重いほど、加速は悪くなるしブレーキも効きにくくなります。
燃費は悪化して不経済だし給油という手間の回数も増えます。
もし軽キャンピングカークラスの重量装備を入れたら、常に四人乗りで運転しているのと同じです。
さてDIYで積載重量が増える原因は、主に木材です。
木材は入手性・強度・価格・加工のしやすさ・見た目のいじりやすさ・吸湿性・香りなどメリットが多いのは事実です。
それであれこれ使いたくなってしまいますし、実際に天井材や壁材を始めとしてよく使われます。
しかし現実的な強度の木材は、イメージより断然重いので使用量には注意が必要です。
鉄材については加工難易度が高いので小さめの既成品購入が主になると思いますが、それでも沢山使えば積載重量への影響は無視できなくなります。
運転視野について
ベッドを作ったり棚を設置したり、その上に荷物を載せたりすると、後方や側後方の視野が効かなくなっていきます。
さて後方の運転視野を確保する上でおすすめなのはデジタルインナーミラーの装着です。
これなら後方視野をカメラで確保できますので、いくら荷物を積んでも、更に言えばリアガラスにシェードを貼っていても問題なく運転できます。
※デジタルインナーミラーの装着記事はコチラ
ただしデジタルインナーミラーがあっても側後方の視野はカバーできませんので、リアサイドウィンドウ近くには構造物を置かないDIY計画を立てましょう。
リアシートの取り外し
リアシートを取り外してスペースを確保するDIYは、軽バンではあるあるです。
乗車定員の変更届(構造等変更検査)をする必要がありますが、後部座席を納めるスペースを収納として利用できるため、車内レイアウトの幅が広がるメリットがあります。
しかし当然ながら後部座席を取り外すと最大2人しか乗れなくなります。
よって「本当に2人以下でしか乗らないのか?」を考えた上でどうするかを決めましょう。
整備性を考える
ほとんどの方は、車の整備を工場(整備士)に任せると思います。
DIYをしていることで部品の整備性が悪くなっている場合、おそらく工場側としてはASSY交換を選ぶことがほとんどになると思います。

だって素人が勝手にやったDIYなんて面倒見切れないし
整備性が悪くなるDIYをする場合、何かにつけ整備費用が跳ね上がる覚悟をしておきましょう。
車中泊に何を求めるか
車中泊DIYは定番ものからオリジナリティに溢れたものまでバラエティ豊かで、何を採用してどこまでやろうか悩むと思います。
そこで大切なのは「自分たちが車中泊に何を求めているのか」を知り、優先順位をつけることです。

ある意味賃貸の部屋探しと一緒ですね
軽自動車にはサイズ(空間)の限界があるため、「あれもこれも全てやりたい」というのは難しく、どうしても何かは妥協しなければいけません。
よって軽自動車という箱の中に、最も大事にしたい要素から順に詰め込んでいくことが大切です。
ただ車中泊を繰り返さないと本当に自分が求めている要素は見えてこないので、とりあえず数をこなしてみることも重要です。
車中泊の要素
車中泊DIYの要素をリスト化すると以下の通りで、基本的にはこの中からピックアップして車中泊カーとして進化させていくことになります。
全てを網羅できたら晴れてキャンピングカーの仲間入りです。
- ベッド(就寝)スペース
- ギャレー(キッチンや流し)
- ダイニングテーブル
- リビングスペース
- キッチン家電(冷蔵庫、電子レンジ、IHコンロなど)
- トイレ
- シャワー
- 玄関
- 収納
- カーテン/シェード
- 照明
- 冷房/暖房/断熱
- 換気システム
- ポータブル電源
- ソーラーパネル/走行充電システム
- 外部充電接続
- 車外収納
軽自動車という狭いスペースでは、これら要素をなるべく複合させることが大切です。
例を挙げるなら、床をフカフカにしてリビング/ベッドスペースとしての快適性を両立させつつ、断熱効果も持たせる等です。
またそれぞれの要素の収納性も考えておきましょう。
道具の展開⇄収納は手間がかかりますが、フリースペースを確保できます。
ハイエースクラスの広さなら常設していいような要素も、軽自動車では組み立て製品にするという割り切りも大切です。
2人の身長
意外かもしれませんが、夫婦での軽自動車車中泊では身長が大事な要素となります。
例えば純正状態での車中泊であれば、身長が180cm以上あると使える車種はかなり限られてきます。

夫婦車中泊だと荷室で斜めに寝る作戦が取れません
なので身長が高いだけで、できるDIYが限られたり、DIYの難易度が上がったりします。
夫婦車中泊では片方が快適でも、もう片方がしんどければ意味がありませんので、身長へ考慮したDIY計画が大切となります。
逆に夫婦2人とも身長170cm無い場合(かつ細身)は車中泊としては理想系で、DIYの選択肢も広く快適に過ごせるでしょう。
最後に
軽自動車での車中泊を快適にするために装備を突き詰めると、軽キャンピングカーに収束していきます。
もちろんお金を払って、プロが作った完璧なものを購入するのも一つの選択肢でしょう。
しかし一方でプロのビルダーは多くの人に製品を買ってもらうために、装備や内部レイアウトに汎用性を持たせています。
汎用性というのは悪く言えば、「どんな人が使っても小さな無駄が絶対にある」ということです。
あえて素人の我々がDIYする訳ですから、プロの仕事を無闇に真似するだけでは労力が勿体無いです。
折角なので自分たちに最も合うコンセプトに沿って、オンリーワンの使い心地を求めた車中泊DIYをすると面白いんじゃないかと思います。
まあでもこれもただの1意見なので、「そんなこと言ってる奴もおるんやな」くらいに受け止めてください。
本記事が少しでもあなたのDIYの参考になれば嬉しいです。

ではまた次の記事でお会いしましょう
