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こんにちは、なめくじです。
2022年12月にスズキのエブリイ(中古車)を購入し、夫婦で定期的に車中泊しています。
さて本シリーズはこれから車中泊用に車を購入する方にとって、参考になる情報をまとめていけたらと思い作成します。
なるべく正確な情報を記載しますが、内容で分からないことや疑問に思うことについてはご自身でも調べてみてくださいね。

当時と今で状況が変わったりしますからね
さて本記事はpart1ということで、車選びのテーマから始まります。
どうぞ最後までお読みください。
購入した車
まずは購入した車の紹介からしていきます。
- スズキ エブリイ HBD-DA17V PCリミテッド ホワイト
- 2022年12月購入
- 2018年8月製造(4年落ち)
- 駆動:2WDの5AGS
- 走行距離:約78,000km
- 修復歴なし、内外装ともに大小の傷や凹みあり
- 乗り出し71.7万円(車を下取りしたので実質80万円くらい)
6代目2型のエブリイを中古で購入しました。

このエブリイはエブリイワゴン=DA17Wの商用タイプです
購入した理由は”通勤や日用の足車にも使える車中泊車が欲しかったから”です。
なぜ中古車で購入したのか
理由はシンプルで、安く買いたかったからです。
元々は乗り出し50万円程度の車両を探していましたが、当時この価格帯でのエブリイは過走行車か修復歴ありの車両しかなったので止めました。
当初より予算を20万円以上オーバーしたのは痛かったですが、安全性や故障リスク回避への投資と割り切りました。
ちなみにエブリイの新車納期は通常1ヶ月程度ですが、時期によって数ヶ月かかるようなので、急ぎの方は中古車購入がおすすめです。

中古車は最速で数日、一般的に2週間程度の納期です

夫婦車中泊のための車種選び
さて理想の車中泊をするために、まずは車種選びから考えました。
身長174cm&156cmのなめくじ夫婦が、二人で快適に過ごせる広さがあるのが車選びの条件です。
そして通勤向けに小回りが利く&維持費やお出かけの高速代も安く済ませたいので、軽自動車を選びたいところです。
そこでいくつか候補の車種をピックアップしました。
- エブリイ
- アトレー
- ハイゼットカーゴ
- N-VAN
- タント
- スペーシア
このうち二人で寝られないスペーシアが、フルフラットではない点でタントも脱落します。
N-VANは助手席までフルフラット化できる魅力がありますが、代償として助手席の快適性が厳しいのでやはり脱落です。

ソロならかなり有力候補なんですけどね…
残りはエブリイ・アトレー・ハイゼットカーゴですが、この3種はコンセプト、価格、内装などがかなり似通っています。
どれを選ぶかは好みのレベルですが、なめくじは最終的にエブリイにしました。
決め手となった理由は、①カスタムパーツが多い、②5AGSが選択できる、③持病が少ないです。
特に中古車を前提とする以上、持病が少ないエブリイの頑丈さは魅力的でした。

とはいえいくつかリコール箇所が出てるので注意
ちなみにいくつかの車種の情報は、忖度なしの評価をされているハンターチャンネル様の動画を参考にさせていただきました。
日産 ルークス
スバル サンバー
また最強の車中泊情報サイトである車中泊マップ様では、車中泊に適した車の情報(※)が網羅されていますので、ぜひ参考にしてください。
※エブリイの車中泊での最強さが分かります
なぜエブリイワゴンではないのか
エブリイには商用貨物車(バン)タイプと乗用車(ワゴン)タイプがあります。
エブリイワゴンも十分な広さを備え、やはり車中泊車として優秀です。
ではなぜワゴンタイプではなくバンタイプを選んだのか?
その理由は以下の通りです。
- ワゴンには5AGS車が無い
- 綺麗なフルフラットにならない
ワゴンには5AGS車が無い
エブリイでキャンプや車中泊旅行に出かける際はAT限定免許の妻も運転するため、いかに優秀であろうとMT車は選べません。
よってAT(NA)、AT(ターボ)、5AGS、CTVという選択になります

5AGSははAT限定免許でも乗れるMT車です
さて5AGSが持つメリットは「低燃費」と「ギア比」です。
まずは燃費について以下の表を見てください。

表を見ると、燃費性能は5AGS車>4AT車であることが分かります。
※購入当時はCVT車がありませんでした
また5AGSはギア比がかなり低く設定されており、高積載での低速走行を得意とします。


その分、出足が悪いですけどね
よってキャンプや車中泊で荷物を積んで山道を登坂できるトランスミッションは5AGSか4ATターボとなります。
※現在はCVTターボの選択肢もあります
しかし4ATターボは軽自動車としては最悪の燃費性能で、また頻回のエンジンオイル交換が必要という面倒さがあります。
以上の理由から我が家には5AGSが最適という結論となり、5AGSが無いワゴンタイプが除外されたということです。
ちなみに現行型にあるCVTターボは優秀だと思いますが、ターボが動く中〜高回転域で一気に燃費が落ちる点と、JOINグレードしか選べない点を考慮しましょう。
綺麗なフルフラットにならない
エブリイワゴンのリアシートは快適性のためにエブリイより厚みがあります。
リアシートの厚みがあると座り心地は良い一方で、綺麗なフルフラットになりません。
最大10cm程度の段差に過ぎませんが、エブリイワゴンで車中泊をする方の多くは段差を埋める面倒なDIYをしています。
つまり車中泊ではそのわずかな段差が苦痛になってくることが先人たちの行動から読み取れます。
それなら最初からフルフラットの方がいいよね、というのがワゴンを選ばなかった2つ目の理由です。
エブリイのグレードや型番
さてエブリイということは決まりましたので、今度はグレードや型番を絞っていきます。
ところでエブリイは歴史の長い車でして、何回も仕様変更やフルモデルチェンジを繰り返しています。
よって同じエブリイであってもグレードや年式でかなりの性能差があるため注意が必要です。
※大前提として現行の6代目(DA17V)を推奨
※OEM車の「マツダ スクラムバン」、「日産 NV100クリッパー」、「三菱 ミニキャブバン」も可
さて2015年から生産を開始した6代目DA17Vのマイナーチェンジ変遷は以下の通りです。
- 2015年2月:フルモデルチェンジ、5AGS車が新設
- 2015年12月:限定グレードのPAリミテッド生産開始
- 2016年2月:限定グレードのPCリミテッド生産開始
- 2016年3月:2nd発進を標準搭載
- 2016年11月:リミテッド2種の4AT仕様車を追加
- 2017年5月:全グレードで4AT仕様を選択できるように
- 2018年6月:一部グレードのボディカラーを追加
- 2019年6月:JOIN、JOINターボでスズキセーフティサポートが標準搭載
- 同上:PC、PCリミテッドの5AGS車が廃止
- 2021年9月:JOIN5MT車にスズキセーフティサポートが標準搭載
- 同上:PAリミテッドを標準グレード化、PCリミテッドはPCに統合される
- 同上:JOINターボの5MT車が廃止
- 2022年4月:JOINターボが廃止
- 2024年2月:全グレードで5AGS車が廃止
- 同上:PA以外では4ATをCVTへ変更
- 同上:CVT専用でJOINターボが復活

内容が多過ぎて頭に入ってきませんね
エブリイの中古車購入を考える場合は、これらの変遷と市場価格から狙いを絞る必要があります。
中古車といえど高い買い物ですので頑張って検討しましょう。
グレードを考える
エブリイには安い順に「GA」「PA」、「PAリミテッド」、「PC」、「PCリミテッド」、「JOIN」「JOINターボ」のグレードが存在します。

年式によっては無かったり、中身が多少変わっていたりします
「JOINターボ」については吸気系で後述しますので、今は「JOINグレード」としてまとめます。
結論から先に言うと、なめくじはPCを選びました。
GAグレード
GAは後述する最廉価グレードであるPA(ハイルーフ型)の標準ルーフ型です。
標準ルーフというのは、車高が低くなる=荷室高が狭くなるということです。
積載能力が一番魅力のエブリイで、GAグレードを選ぶ必要はありません。
GAだからといって狭い機械式駐車場を使える訳でもありませんし。

2021年9月で廃止されたので中古車選びでのみ出てきます
PAグレード
1型から存在する最廉価グレードで、低コストが一番の魅力です。
その分、快適装備はほぼ無いに等しいレベルですので、商用車を運転した経験が無い人は注意が必要です。

「言うて○○くらいはあるやろ」と思う装備がありません
2019.5以前のPAではオーバーヘッドシェルフ(運転席の上の棚)すらありませんので、フルカスタムしたい方以外にはおすすめできません。
検討するなら2019.6以降で製造されたPAです。
また2021.9以降のPAでは、リアスモークガラスとUVカット機能付ガラスが採用されています。
PAリミテッドグレード
2015.12から販売開始されたグレードで、ランクはPA<PAリミテッド<PCです。
※2021.9にはカタロググレードへ昇格
PAと違いキーレスエントリーやオーバーヘッドシェルフ、リアスモークガラス&UVカット機能付ガラスが標準採用されました。

キーレスエントリーは鍵にスイッチが付くアレです
ただし2021.8以前製造のPAリミテッドではパワーウィンドウがありませんので注意してください。
また年式共通してサイドミラーの電気格納機構が無く、フロントシートはヘッドレスト一体型です。
PCグレード
前提としてPCリミテッドを吸収した2021.9以降のPCはPCリミテッドと同等と考えてください。
さて吸収以前のPCですが、PAリミテッドにはなかったフロントサイドガラスのパワーウィンドウが採用されています。

リアサイドガラスは相変わらずくるくるハンドル式です
またシート素材がちょっとだけ良くなっています。
吸収以降のPCでは、サイドミラーの電気格納機構やフロント2スピーカーなどが標準装備化されています。
PCリミテッドグレード
2016.2に販売開始され2021.8末で廃止された、3型まで限定のグレードです。
サイドミラーの電気格納機構やフロント2スピーカーなどが標準装備化されています。
また4WD車ではサイドミラーに熱線が入り、雪やミラー曇り対策がされています。
PCをベースにしているため、JOINとは違いリアサイドウィンドウの開閉がハンドル式となっています。

車中泊ではハンドル式のほうが便利です
JOINグレード
JOINは装備面が明らかに別物の最上位グレードです。
エブリイワゴン同様にリアシートの厚みがあり座り心地がいい反面、車中泊にはやや不向きとなりました。
ただしリアシートを分割して倒せます(他のグレードは一体型)ので、シートアレンジの幅は広がったと言えます。

ここをがJOINを選ぶかどうかの最大のポイントです
またリアサイドガラスもパワーウィンドウとなりましたが、車中泊時には開閉する際には毎回運転席まで行く必要があります。
それ以外にも、リアヒーター付きであったり内外装が少し豪華になったりと、最もワゴンタイプに近いグレードです。
PCリミテッドを選んだ理由
なめくじは最終的に、JOINではなくPCリミテッドを選択しました。
JOINを選ばなかった最大の理由は、やはりリアシートの段差です。
快適な車中泊の為には様々なDIYが必要ですが、JOINを選ばなければ一番面倒なフルフラット化DIYが消えます。

荷室の有効容積も減りませんしね
また基本的に一人か二人でしか乗らないため、リアシートが分厚い必要もありません。
逆に夫婦交代で運転することやぶつけられるリスクを考えると、電気格納式サイドミラーが必須ですのでPA・PAリミテッドが消えます。

手動サイドミラーは気が狂う自信があります
結局残ったのはPCリミテッドおよび2021.9以降のPCだけだったという訳です。
そして2021.9以降のPCは購入当時では比較的新しく、予算内では厳しかったためPCリミテッドで探しました。
型番を考える
2015年から生産されているDA17Vは、現在1〜6型までの型番があります。
6型に近いほど新しく装備の充実性や安全性能は上がりますが、同時に車両価格も上がります。
また長い歴史で装備が廃止されたりもしているので、古い型番をあえて購入する場合もあります。

運転席のアームレストが欲しいから3型を選ぶとか
ざっくりと型番と年式を比べたい場合は、分かりやすいmonster SPORTS様の一覧を見てください。
しかしこれだけではよく分からないと思いますので、それぞれの型番の簡単な解説も載せておきます。
ちなみに境目の年では、中古車サイト等で同じ年式で表示されているのに型番が思っていたのと違うということがありますので注意してください。

例えば同じ2017年式でも2月製造車は1型、6月製造車は2型です
エブリイ1型(2015.2〜2017.5)
古い個体で最大10年落ち、大半が過走行車です。
必要なメンテさえしていれば車は10万kmを超えても平気で走れますが、中古車は以前のメンテ状況がほぼ分からないので1型はかなり博打です。

外れ個体を引いたら致命的なところがすぐ壊れます
2016.3に2速発進機能が実装されたため、それ以前の1型5AGSを選ぶべきではありません。
また1型は荷室に微妙な段差があるため、車中泊にはやや使い勝手が悪いと言えます。
メリットはかなりお値打ちに購入できる点です。
ただしゴム部品などの劣化のため、修理費用が嵩む可能性もあります。
エブリイ2型(2017.5〜2019.6)
全てのグレードで4AT車を選べるようになりました。
また2型でフルフラット化に改良が加えられたため、車中泊目的では2型以降を選ぶ方が無難です。
ただやはり古いだけあって、走行距離10万km以内の個体は少ないです。
しかし1型同様に比較的安価で購入できるメリットもあります。

私はコスパを重要視して、この2型を選びました
ただし購入当時から年数が経ったため、現在の推奨度は低めです。
エブリイ3型(2019.6〜2021.8)
デュアルカメラブレーキサポートや車線逸脱警報など安全装備が充実しました。
また一部の個体ではオプションで選べるようになった「スズキセーフティサポート」が付いていることもあります。

スズキ〜が付いた5AGS車はタコメーターも付いてます
ただし3型で5AGSを希望する場合はPA、PAリミテッドとJOINのみとなります。
現在では、ほどよく狙いやすい型番といえます。
エブリイ4型(2021.9〜2022.4)
パーキングブレーキがペダル式からレバー式に変更され、それに伴いアームレストが姿を消しました。
またPAグレード以外ではUSB電源ソケット2個が装備されるようになりました。
また、JOINグレードで「スズキセーフティサポート」が標準装備化されました。
JOINターボは5MT仕様が廃止となったため、5MTのJOINターボ車が欲しい場合は3型以前で選ぶ必要があります。

5MTのJOINターボは良いとこ取りなのに残念…
また排ガス規制対応によってエンジン出力がやや低下しました。
エブリイ5型(2022.4〜2024.2)
5型では、多機能ディスプレイオーディオがオプションで選べるようになりました。
また、PCグレードで「スズキセーフティサポート」が標準装備化されました。
一方JOINターボが廃止されたため、JOINターボ車が欲しい場合は4型以前または6型を選ぶ必要があります。
4型で低下したエンジン出力は、エンジンの改良によって3型と同水準に復活しています。

低走行で綺麗な車両を狙いたい方は5型が狙い目です
エブリイ6型(2024.2〜)
とうとう5AGSが全廃止され、AT・MT・CVTのラインナップになりました。
逆にJOINでは5型で廃止されたターボ仕様がCVT専用として復活しました。
JOINは更に豪華となり、キーレスプッシュスタートやスライドドアクローザーが標準装備となりました。
またPC・JOINでは助手席の裏にはテーブルが配置され、助手席を倒すと簡易的なテーブルとして機能するようになりました。

かなり車中泊ユーザーを意識したマイナーチェンジでした
車両のベース価格は上がりましたがバンっぽさが薄れ、特にJOINグレードが車中泊車としての存在感を強めています。
なめくじが今買うならJOINと悩みつつPCを選択すると思います。
その他要素を考える
ここまでで最優先で考えるべきグレードや型番について理解できましたが、実際に車を探すとなるとその他の要素も考えなくてはいけません。
以降はサブテーマとしてそれぞれの要素について簡単に解説します。
走行距離
一般的に走行距離が伸びるほど、車両価格は安くなる一方で内部パーツの消耗や劣化が進みます。
中古車業界では走行距離は年式と並んで最重要項目とされ、車両価格に大きく影響します。
よく言われるのは10万kmの壁で、ここを超えると価格が一気に崩れます。
10万kmを超えた車は経年劣化が進んで故障が発生しやすかったり、各種パーツの交換時期が来ることが大きな理由です。
実際には適切なメンテがされていれば10万kmはまだまだ十分安全に走れるのですが、少なくとも日本の中古車市場では10万kmが一つの壁となっています。
整備知識があったりこれから付けていく気概があるなら、コスパ重視で走行距離10万km以上の車を選ぶのは有りです。
しかしメンテに自信が無かったり、車にあまり時間を割けない方は過走行車は避けたほうが無難です。
駆動方式
エブリイには2WD(FR)仕様と4WD仕様があります。
4WDにはフルタイム(厳密にはスタンバイ)式とパートタイム式が、そして6型にはそれらを選べるスイッチ式が存在します。
2WD(FR)
エンジンがフロント、駆動輪が後ろにある駆動方式です。
※今の車はFFが主流
4WDと比べると雪道などでタイヤが滑りやすい反面、燃費がよく、更にFRなのでかなり小回りが利くのが特徴です。
フルタイム4WD
フルタイム式はJOINターボ(2021.3で廃止)と6型で採用されています。

ちなみにエブリイワゴンの4WDも同じフルタイムです
しかしフルタイムなので常時4WDかと思いきや、厳密にはスタンバイ式を採用しています。
細かい説明は省きますが、タイヤが滑った瞬間に2WDから4WDへ切り替わると思ってください。
スタンバイ4WDは狭義のフルタイム4WDより燃費と運転性に優れ、悪路走破性に劣後します。
6型では「4WD AUTO」がこちらに該当します。
パートタイム4WD
パートタイム式は、運転手がスイッチによって手動で2WD⇄4WDを入れ替える方式です。
日常的には2WDで走行し、路面状況が悪い時にのみ4WDに切り替えるというのが基本的な使い方です。
しかし4WD使用時では著しくコーナーリング性能(操舵性)が低下します。

鋭く曲がろうとすると足回りが悲鳴を上げます
悪路走行やスタッキングからの脱出シーンでは、スタンバイ式4WDより優れます。
6型では「4WD LOCK」がこちらに該当します。
トランスミッション
エブリイには4AT、5MT、5AGS、CVTのトランスミッションが存在します。
ただし年式やグレードによって、選べたり選べなかったりがありますので注意しましょう。
4AT
4速オートマチック車のことで、AT限定免許でも乗ることが可能です。
機構が重く動力伝達効率が悪いこともあり、燃費が4種類の中で最低です。
日常使いでは全く問題無いトルクですが、高積載かつ登坂時には力不足を露呈するかもしれません。

乗ったことが無いから詳細に説明できません
5MT
一般的な5段マニュアル車です。
最も動力ロスが少なく車重も軽いため、4種類の中で一番燃費が良いです。
ただしシフトレバーが座席横ではなくハンドル左にあるので操作しづらいかもしれません。
また運転席の足元が狭いため、大柄な人ではクラッチ操作にも慣れが必要なようです。

乗ったことが無いから詳細に説明できません
5AGS
5AGSはATっぽいMTで、AT限定免許でも運転できます。
Dレンジに入れればATとして走行できますが、変速ショックのようなものを常に感じます。
Mモードでは手動操作が可能となり、こちらはクラッチペダルが無いMTです。
MT運転に慣れた方なら明らかにMモードが優れていますが、コツを掴むのに多少の練習が必要です。

MT運転経験ナシの人も練習あるのみ
MT運転歴のあるなめくじには、さほど違和感はありませんでした。
5AGSの是非について知りたい方は別記事を参照してください。
タコメーターがあると運転が楽ですが、無くても全く問題ありません。
CVT
今の日本人には最も馴染みがあるトランスミッションで、6型でようやく採用されました。
正直に言えば4AT同様に、高積載時のトルクが大丈夫だろうかという不安はあります。
しかしここは、エブリイを生み出したスズキの技術力と設計力を信じましょう。

乗ったことが無いから詳細に説明できません
ターボという選択肢もありますが、燃費悪化とJOINのみという欠点に耐えられるかが問題ですね。
エンジン(吸気系)
エブリイのエンジンにはNAとターボがあります。
車はガソリンを燃料に動力を得る訳ですが、燃やす過程で空気が必要です。
それを自然の空気圧による吸気なのがNA(Normal Aspiration)で、コンプレッサーで無理やり吸気させてガソリンを沢山燃やすのがターボです。
ターボは2021.9で5MTが、2022.3で4ATが廃止されましたが、現行の6型ではCVT限定で復活しました。

5AGSではいつだろうがターボは選べません
NA
部品が少なくなるので車両価格が安いことと、無理してガソリンを燃やしていないので低燃費なことが魅力です。
また自然な加速力なために、運転していて違和感を感じにくいのも特徴です。
4ATやCVTでNAだと高積載時や登坂時に少し力不足を感じるかもしれません。
ターボ
低速域から稼働するためNAとの出足の違いは即座にわかるレベルのようです。
キャンプや車中泊で荷物を満載した状態で山道を走るといった条件でも、ターボがあればスムーズな加速が可能でしょう。
反面、ガソリンを大量に燃やしながら走る訳ですからNAと比べ2〜3km/Lほど燃費は悪化します。

CVTでの比較ではWLTCモードで1.3km/L悪化しています
燃費を良くするためにはエンジン回転数を上げない穏やかな運転をすればいいのでしょうが、本末転倒な気がしないでもないです。
エブリイ購入時の注意点
エブリイDA17Vでは、いくつかのリコールが出されています。
リコール箇所が仮に未対応であっても、スズキの正規ディーラーに連絡すれば無償で対応してくれます。
検討している、あるいは購入した車がリコール未対応であれば、まずは最寄りのスズキ自販に連絡しましょう。
車検証が手元にあれば、こちらの公式サイトより車台番号検索で該当車両のリコール状況を知ることが可能です。

なめくじも納車翌週にスズキへ持っていきました
ちなみにリコール自体は、特段エブリイに限った話ではありませんのでご了承ください。
整備記事 リコール編
最後に
いかがだったでしょうか。
エブリイは歴史がある車ですので、時系列的にもグレード的にも情報が錯綜しています。
調べれば調べるほど泥沼にハマる人も多いはずなので、本記事では必要な情報を網羅的にまとめてみました。

自分が思う最強の解説記事です
ちなみに安全性に関しては車のプロではないことから、敢えて言及するのは止めました。
大切なことですので、安全性能に関しては各自で調べて判断してみてください。

ではまた次の記事でお会いしましょう

中古車の売却もご検討の方は、面倒な営業電話がこない下記オークションサービスが便利です。
