軽自動車で夫婦車中泊part15！中古のエブリイを整備する（ガラスコーティング編)

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さて今回は整備というかお手入れになりますが、ガラスコーティング編となります。

フロントガラスが汚れたり曇ったりすると、視界不良で運転に悪影響が出てしまいますよね。

そんな汚れたフロントガラスを知識ゼロの素人が綺麗にしてコーティングしたという記事になります。

同じ境遇の方は、（参考になるかは分かりませんが）どうぞお読みください。

今回はエブリイとか関係無い内容ですしね！

施工前のフロントガラスの状況

中古車を買って1年ちょっと経ち、フロントガラスが徐々に曇ったり撥水力が低下したりしていました。

雨天時ではワイパーの動く範囲が分かるほど境目もでき、誰が見ても「汚れてきてるね〜」という印象を受けます。

施工後のフロントガラスの状況

なめくじが作業に不慣れなせいで施工ムラが若干ありますが、それでもフロントガラスの曇りはほとんど消えました。

また小雨程度はすぐに水滴化するようになったため、ワイパーを使わずとも視界が確保できる程度に撥水力も回復しました。

今回施工のおすすめ度

費用対効果、労力対効果という2つの意味でコスパ良しです。

半年〜1年に1回のケアと考えれば、面倒くさがりの方にも十分におすすめできます。

というか「もうこれでいいじゃん」とさえ思います。

なめくじは今後も同じような施工方法で行きますし、車に詳しくない人から聞かれたらこのやり方をおすすめします。

使った材料

今回の施工で使った材料は以下の通りで、トータル¥2,000前後で揃えられます。

※愛され続けて40年以上の老舗ブランド「キイロビン」は、知識が無い人ほど選ぶべき

※撥水コーティングは、これまた超老舗企業ソフト99のブランド「ガラコ」で間違いなし

※ウェスはなんでもいいですが、使い捨て紙タイプだとキッチン掃除にも大活躍

安い拭き上げシートじゃダメ？

100均やカーコーナーにある、10枚入りで数百円みたいな拭き上げシートはダメでしょうか？

結論から言えばダメです。

毎週のように洗車する方が、「今回はちょっと手抜きしたい」というような使い方をするには有用と思います。

しかし洗車をサボりがちで肉眼で分かるような汚れを作ってしまう、なめくじみたいなズボラには性能が足りなさすぎます。

最低限の汚れは取れますが、一方で油膜やコーティングのムラを作って視界不良を悪化させたりもしますので、ズボラはちゃんとした製品を使いましょう。

手順と汚れが落ちる仕組み

車ガラスの外側には、古くなったコーティング剤と汚れを含んだ油膜の層（＋水のウロコ）が合体して被膜化し、こびりついています。

これは古いキッチン汚れと一緒で、洗剤とスポンジでゴシゴシ拭く程度では取れません。

必要なのは研磨剤、つまりキッチン掃除でいうクレンザーとしての役割が「キイロビン」です。

まずは霧吹きで多少湿らせたガラス面に対し、キイロビンを使って汚れ被膜をしっかり剥がします。

その後、再度霧吹きしつつ、被膜の残骸と研磨成分をタオルで拭き取って乾燥させます。

最後に「ぬりぬりガラコ」（撥水コーティング剤）をタオルで塗り広げつつ（※）施工したら完了です。

※塗りムラを出さないように、小範囲ずつ迅速かつ”均等に”拭き上げます

今回使った製品はどちらも容器自体が塗り道具にもなっているので、手を汚さず施工できました。

またぬりぬりガラコは乾燥待ち不要で拭き取れるため、施工時間も短くて済みました。

本当は鉄粉除去も必要

ガラス洗浄をガチるのであれば、本当は最初の水洗い後に鉄粉除去の工程が必要です。

なぜなら鉄粉を含んだ古い汚れをゴシゴシすると、ガラス面へ微細な傷が入り、それ自体が曇りの原因となり得るからです。

本記事で紹介した手順は、洗車に詳しくもなければお金も手間も極力かけたくない、なめくじのような自堕落人間向けの簡単施工方法です。

完璧主義の方やそれだけの手間をかけたいほどの愛車に対しては、汚れの種類それぞれに対応した洗剤や道具を用意し、正しい順番で洗浄してくださいね。

ちなみにプロの洗車内容を知りたい方は、Youtubeチャンネル「DITAILING SHOP SENSE-R（センス・アール）」様の動画を参照ください。

最後に

フロントガラスの視界不良は交通事故の原因となります。

しかし分かっちゃいるけど、そんなに高いお金をかけたり頻繁に洗車するのも辛いのが人というもの。

本記事で紹介した方法は、知識も技術も要らず簡単安価で及第点を取れるガラスコーティングです。

エブリイに限らず色んな車種で有効ですので、興味がある方は試してみてくださいね。