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武骨な雰囲気がカッコいいパップテントを夫婦キャンプで使いたい方も多いでしょう。
しかしパップテントはソロ用が多く、候補の幕を探すのに苦労します。
そこで本記事では2025年6月時点で販売されている、夫婦キャンプにおすすめのパップテントを紹介します。
参考になれば嬉しいです。
素材の検討
本記事では幕の素材を、ポリエステルとTCに分けて紹介します。
まずはどちらの素材を選ぶかを検討しましょう。
ポリエステル
ペットボトルと同じ原材料で作られるポリエステルはテント生地としてスタンダードな素材で、軽さ、低コスト、耐水性、メンテナンス性に優れています。
一方で通気性が悪いせいで結露ができやすかったり、断熱性が低かったり、火の粉で穴が飽きやすいという欠点もあります。
またデニール数が小さいと十分な遮光性が得られないこともあります。
生地には独特の光沢があります。

これには好みですね
TC
テトロン(ポリエステル)とコットン(綿)の混紡繊維のことでT/Cとも表記されます。
コットンを混紡することでポリエステルの欠点を補っており、結露を防止しやすくなった他に、断熱性、難燃性、遮光性、通気性が改善しています。
一方でポリエステルと比べて重量が増したり、耐水性が下がったり、しっかり乾燥させないとカビやすかったりします。
生地はややざらついた見た目で、ポリエステルのような光沢はありません。
注意書き
テントの金額表示は定価または2025年6月時点での実売価格ですので、気になるテントはリンク先で現在価格を確認してくださいね。
パップテント(ポリエステル)
Hill Stone「パップテント」¥15,800
※Hill Stoneは日本ブランドです
とにかく費用を抑えたい方にはピッタリのパップテントで、珍しく2人が寝るには十分なサイズのインナーテントも付属しています。
また前後左右4ヶ所にメッシュを装備しており、夏場でも使える1枚となっています。
ポールはスチール製ですがそれでも総重量約6kgと軽めで、車乗り入れができないサイトにも持っていくことが可能です。
跳ね上げたキャノピーは延長してタープ代わりにできますので、まだギアが揃い切らないエントリーユーザーにおすすめです。
Soomloom「キャプチャーテント4.0」¥35,900
※Soomloomは中国ブランドです
フライシートは2人使用に十分な300cmの奥行きがあり、メインポールがY字となっているのでテント左右の広さも拡張しているのが特徴です。
後面の跳ね上げも可能なためシートアレンジが効きますし、煙突穴もあるので冬は薪ストーブの使用も可能です。
150Dの厚めのポリエステルを使っているため、夏場でも太陽光をしっかりと遮ってくれます。
Naturehike「軍幕 パップテント」¥35,990
※Naturehikeは中国ブランドです
ソロ用となっていますがクローズ状態で奥行き250cmと2人でも使用可能な広さがあります。
その理由は十分な面積のサイドウォールと長いキャノピーであり、パップテントによくある前幕オプションが標準装備されているようなイメージです。
また前面は最大170cmの高さまで開口するため、パップテントとしてはかなり頭上に余裕があります。
スチールポールがメインのため、総重量約9.25kgとソロ用にしては重さがあります。
Mountainhiker「パップテント」¥36,708
※Mountainhikerは中国ブランドです
サンドカラー風のゴールドの他、珍しく黒色がラインナップされている製品です。
サイズは奥行き336cmと十分な広さで、2人で快適に過ごすことができます。
前面の跳ね上げ壁にはプロジェクター投影用のシートが付いていますので、キャンプで映画や動画を鑑賞するのが好きな方にはピッタリの幕となっています。
パップテント(TC)
TOMOUNT「KAKU TENT」¥21,999
※TOMOUNTは中国ブランドです
拡張性のためにパップテント”風”というシルエットになりがちな多人数用テントの中で、こちらの製品は色形とも王道のスタイルを採用しています。
ただしテントの奥行きは200cmなので、2人で寝るためには別売りの前幕(¥6,999)が必須となります。
スカートや煙突穴を装備しているため冬場での使用も可能で、スカートを巻き上げれば夏場でも通気性を確保できます。
付属のインナーテントは奥行き80cmと1人用なので、ソロキャンプか別のテントなどで使いましょう。
FIELDOOR「パップテント TC 450」¥9,920
※FIELDOORは日本ブランドです
横に長い独特の形状をしていて、前面の壁は2ヶ所で独立しているのが特徴です。
フライシートの幅は450cmあるため、2人で寝ても空いたスペースにキャンプギアや荷物を置くことができます。
フライシートとインナーテントは奥行きがそれぞれ210mと105cmなので、2人で寝る場合はインナーテントを使わずに前幕で拡張した上で寝た方がいいでしょう。
ただし公式店舗では前幕が完売しているため、出回っている別店舗で前幕を買えるかどうかが鍵となります。
販売価格はかなり抑えられておりますが、その分ポールがスチール製となっており約10kgとそこそこ重量があります。
Soomloom「1.65ミリタリーテント 2.0」¥28,970
※Soomloomは中国ブランドです
両脇と後方をサブポールで拡張した変形パップテントといった形をしています。
フルクローズ状態でもギリギリ2人で寝られる奥行きがありますが、2人でこの幕を使うのであれば別売り(¥6,900)の前幕で室内空間を拡張したいところです。
パップテントは通風機能が少ないものが多いのですが、こちらの製品では十分な数のメッシュを備えており、またサイドスカートも巻き上げられるため夏使用にも向いています。
煙突穴や跳ね上げ用ポールも標準装備されており、多機能と謳うに恥じない素晴らしい幕となっています。

アルミポール採用で総重量約11kgに抑えられてる点も嬉しい
OneTigris「TCバージョンROC SHIELD」¥31,000
※OneTigrisは中国ブランドです
通常のパップテント形状以外にも、サイドウォールを上げて貝殻型にできるなどアレンジの多彩さが特徴の製品です。
ただしフルクローズでは奥行き200cmと2人使用には狭いため、メッシュ窓付きの拡張用前幕(¥18,900)を利用した方が広々と快適に過ごせます。
煙突穴やスカート装備で冬使用も可能ですし、YKKファスナーを採用するあたりにメーカーのこだわりを感じます。
最後に
ソロが基本のパップテントでは、多人数用製品の選択肢がどうしても限られてきます。
なので本記事では現行製造品以外にも、執筆時点で販売があればOKという基準でテントを選びました。
また新たにおすすめのパップテントを見つけた際は記事を更新しますね!

ではまた次の記事でお会いしましょう