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今回はエブリイに2ヶ所のカーテンを設置する記事です。
設置するのは「フロントシートと荷室の間」と「荷室の縦方向」です。
ちなみに具体例として紹介するDIY方法はなめくじオリジナルとなります。
あと本記事では窓へのカーテン設置はしませんのでご注意くださいね。
ではやっていきましょう!
※手順だけ見たい方はコチラからスキップ
フロントシートと荷室の間
知識のおさらい
フロントシートとリアシート〜荷室を仕切るカーテンは、エブリイ車中泊DIYの定番とも言えます。
具体的には下のカーテン(画像では透明シート)です。

エブリイの純正オプションにも「プライバシーカーテン」という名前で設定があります。
さてこの場所にカーテンを設置すると、運転時にエアコンが素早く効くようになったり車中泊時に前方からの視線や光を遮れたりします。
デメリットは透明以外のカーテンを常時展開すると、運転時の左後方確認や後方確認に支障が出ることです。

だからウチでは透明カーテン(※)
※何を買ったか記憶が無いので良さそうな製品を載せておきます。これなら丈を詰めてから半分に切るだけです。
さてカーテンを設置するためにはレール部分を天井に固定しなければいけませんが、残念ながら天井の穴はナットではなく単なる穴です。
よってそこをどの手段でクリアしたいかでDIY方法が変わります。
定番のDIY方法①
まず定番のDIY方法を紹介しておきます。
DIY初心者の方や最低限の労力と費用で解決したい方はこの方法を選びましょう。

ウチでもとりあえずの設置はこの方法でした
- 内張を固定しているクリップのうち、両側の2個を外す
- クリップを使って金具を天井に固定する
- 金具に突っ張り棒を通す
- 突っ張り棒にカーテンを設置する
アッペーチャンネル様の動画がイメージ湧きやすいかと思います。
この方法は簡単な反面、”耐荷重が低い”という問題があります。
荷重を受け止める天井クリップはプラスチック芯の”ギザギザ”を穴の縁に引っ掛けるだけなので、見るからに耐荷重がありません。
また本来使い捨てのクリップは、1回外すだけでも”ギザギザ”が歪んで固定力が落ちますし、経年劣化でも脆くなっていきます。

なめくじが天井を剥がした際は1本折れました
よってなめくじのように中古車を購入したり、天井の内張りを剥がした方などは、カーテンを設置してもずり落ちるかもしれません。
こういった点が心配な方は、クリップを購入した上でカーテンを設置するといいでしょう。
ただ新品のクリップであっても耐荷重は低いと思われますので、カーテン&レースのような二重設置や、1級〜2級の重いカーテンの設置は非推奨です。
使うなら3級カーテンかカフェカーテンのような軽い製品にしましょう。
あと構造上どうしても、カーテンの左右に隙間ができます。
縫製できる方は隙間ができないように素材から手作りするのもアリですね。
「縫製なんて面倒くさいんだわ」という方は、100均のカーテンクリップやマグネットなどで何とかしましょう(※)。
※具体的な方法は後述
定番のDIY方法②
定番のDIY方法その②は「ターンナット」を使う方法です。
ターンナットという部品があれば、天井の穴がそれなりに強固なナットと化します。
穴をナット化さえすればこっちのもの、ホームセンターで安く手に入る適当な材料でカーテンポールが設置できます。
また施工後の仕上がりが綺麗なのも利点です。

インプルナットでもいいですが見た目が微妙なんですよね
唯一の問題は、ターンナットを設置するために「天井の穴を8mmに拡張する」必要があることです。
調べた限りターンナット系部品の下穴径は残念ながら8mm以上でした。
エブリイの天井穴は”5mm=M5”なので、ターンナット系部品を使おうとしたら拡張作業が必要なのです。
そして一旦穴を拡張したら純正クリップが使えず現状復帰が不可能となります。
※現状復帰できないと車のリセールが落ちるかも…知らんけど
逆に言えば、天井穴を拡張するのに抵抗が無くてドリルを持っている方には、ターンナット法はそれなりの耐荷重が期待できてお勧めです。
ちなみにターンナットは工夫すれば後でも外せるようです。
詳しくはAIに聞いてください。
その他のDIY方法①
天井穴を拡張したくないorドリルを持っていない方は、こちらを採用しましょう。

個人的にはターンナット法よりこっちがおすすめです
用意するものは下穴径5mmのナイロンプラグ、M4ワッシャー、M3.5-4で首下20〜25mmのネジです。
ナイロンプラグはコンドームみたいな形で、ネジを入れると膨らんで穴に噛み付くという構造をしています。
固定力を上げるためにプラグの外側には”ギザギザ”や”イボ”がついていたりします。
おすすめは前述のフルシダーX1で、余計な傘が無くギザギザが細かくついているため、抜けやすさと耐荷重のバランスに優れていると思います。

なめくじは実店舗で売っていた別製品を採用しました
ちなみに天井穴は最も短いところで深さ約20mmです。
よって長さ25mmのフルシダーX1だと少し飛び出す形になりますが、それが嫌な方は長さ20mmのプラグを探すか頑張って根っこを少し切りましょう。
あとナイロンプラグは(それ自体は壊れるものの)穴を傷つけず外すことができるため、カーテンが不要になっても現状復帰が可能(※)です。
※つっかえの傘が開く製品は外せるか保証できません
そして下穴径5mmの製品も多いため入手性が良いのも嬉しいところ。
実店舗で買いたい方は「ビス・小ネジ」コーナーの端っこにあると思うので売り場を探してくださいね。
その他のDIY方法②
「どこでも下地 スピードミニ20」という製品は使えば穴が壁化するので、そこにネジなりフックなりを打ち込めるようになる優れものです。
製品用途には”鋼板”と記載されているため、おそらくエブリイの天井穴にも使えるかと思います。

とは言いつつ自己責任でどうぞ(逃げ)
ミニ20は2ヶ所に使える製品となります。
番外:ダメだったDIY方法
テーパーねじ
先に向かって細くなっていくネジなのですが、主に水道やガスの配管で使われる部品のため、M6サイズが見つかりません。却下。
プレート(ステー)
細いプレートを先に穴へ入れてからコチョコチョすればいけるのでは?と思いましたが、そもそも6mmの穴に入るプレートが売っていません。却下。
ボードアンカー
とある動画でエブリイの天井穴にちょうど噛む石膏ボード用のプラアンカーが紹介されていたので探しましたが、当の製品が廃盤になっており手に入りませんでした。
諦めきれず似た製品を試しましたが穴に噛み合わずフィニッシュ。
中空アンカー
差し込んだ奥で羽を広げて固定する系の中空アンカーは、必要下穴径が6mm以上で軒並みダメでした。
ネットで調べたら天井穴の径はM6っぽかったので、極細スリムくんS-1などいくつかの候補を試しましたが、全く入らず部品代1,000円以上が無駄に。

ぐやじいいいいいい嘘載せんじゃねえええええ
具体的な手順
さてここからは写真を交えつつ、手順の具体例をお見せします。
絶対この方法じゃないといけない訳ではないので、部品の入手性やカーテンの選び方などでアレンジしてください。
ナイロンプラグを使ったカーテンポールの設置


なめくじは別のカーテン(後述)をつけるために前方左側と真ん中の穴で固定していますが、通常は左右の穴2つでバランスよく固定すべきです。
もしなめくじと同じようにしたい方は、真ん中穴での固定に4mm*10mmのスペーサーを利用してください。
さてカーテンポールの設置手順自体はとてもシンプルです。
- 内張り剥がしでクリップを外す
- ナイロンプラグを天井穴に挿入
- 片サドルとワッシャーをいい感じに配置したネジをプラグに挿入
- 固定した片サドル2個に突っ張り棒を設置
内張り剥がしでクリップを外す

クリップは”先が曲がった細いペンチ”でも外せますが、専用の内張り剥がしがあった方が楽ですし色々と傷つかないのでおすすめです。
ナイロンプラグを天井穴に挿入

穴とプラグは同径ですが、プラグ外側のゴツゴツが引っ掛かるので小さめのハンマーで叩き入れると楽ですね。
でもまあ素手でも頑張れば押し込めます。
片サドルとワッシャーをいい感じに装着したネジをプラグに挿入
片サドルとは本来配管を固定するための金属部品で、ホームセンターの配管部品コーナーで売っています。
100均の突っ張り棒をカーテンポールとする場合は、直径が13mmまたは16mm程度なので、16mmが入る片サドルであればとりあえずOKです。
さて手順に戻りますが、写真のような形でネジにワッシャーと片サドルを装着してからプラグに挿入します。

プラグに入ったネジはすぐ供回りしだすので、ペンチ等でプラグを固定する必要があります。
天井の内張りは5mmは持ち上がるので、ペンチで持ち上げつつプラグを保持しましょう。

固定した片サドル2個に突っ張り棒を設置
片サドルがしっかり固定できたら、後はサイズの合う突っ張り棒を設置するだけです。
ただし太めの突っ張り棒を使う際は、片サドルを本締めする前に突っ張り棒を設置した方がいい場合もあります。

そのパターンだと2人で作業した方が楽です
カーテンの設置
突っ張り棒=カーテンポールが設置できたらいよいよカーテンを設置します。
ハトメがあるカーテンであれば、ポールを直接通すかS字フックなどを使って設置しましょう。
ハトメがないカーテンでは(重くない製品なら)100均で購入できるカーテンクリップを使うと楽です。
同じく100均でカーテンリングを購入するのも手です。

ハトメがなくて重いカーテン、つまり普通のカーテンクリップが付属するタイプであれば、S字フックを併用するなど多少の工夫が必要でしょう。
ただし(いけそうな雰囲気はあるものの)重いカーテンをナイロンプラグが耐え切れるかは保証できません。
耐荷重自体は「ターンナット法>ナイロンプラグ法>クリップ法」ですので…。

部品の袋に記載されている数字も当てになりません
参考までに、なめくじcarでは320gのカーテン+太めの突っ張り棒の合計500g程度は余裕で設置できています。
カーテン横の隙間埋め
ポールにカーテンを設置するだけでは左右に隙間ができて、カーテンの効果が低下してしまいます。
そこで隙間を埋める工夫が必要となります。
簡単に仕上げたい方は、またしても100均のアイテムに頼りましょう。
使うのはカーテンクリップで、これのリング部分を天井とシートベルト内張りの境目に埋め込んでカーテンを挟むだけです。

これの上で余ったカーテン生地はカットするなりマジックテープで天井内張りへ留めるなりして処理しましょう。
カーテンを開けたい場合はタッセルを設置するか、カーテンクリップで留めましょう。

荷室の縦方向へのカーテン設置
別件で必要になったため、なめくじは荷室縦方向へもカーテンを設置しました。
こんなDIYする方はいないと思いますが、念のために記載しておきます。
下画像でいうと奥へ伸びる白突っ張り棒が縦方向へのカーテンポールです。


さて黒突っ張り棒ですが、実は前方左と真ん中の穴で設置しています。
ルーフには微妙なアールがあるため、真ん中の穴では10mmのスペーサーを噛ませて水平レベルを調整しています。
こうして確保した前方右側の天井穴と後方右側の穴を使って縦側へのポールを設置します。
こちらのポールではスペーサをかませず、ポール同士の干渉部では、黒棒の上側に白棒の端を逃すように設置します。
以下の突っ張り棒=直径16mmを使うので、片サドルも16サイズを選択します。

カーテンにはMEIWAの「断熱カーテンライナー 遮光タイプ グレー」を選択。
安くてそこそこ軽くしっかりと遮光されるのに簡単にカットできる、まさに探していた品です。

前述の100均カーテンリングを設置してから突っ張り棒をサドルで固定したら、リングにカーテン付属のSカンを引っ掛けて取り付けていきます。
仕上げにハサミで切って丈を調整し、カーテンクリップを取り付けたら完了です。


最後に
いかがだったでしょうか。
なめくじがお勧めする方法は、強度重視なら「ターンナット法」、手間と回復重視なら「ナイロンプラグ法」です。
今回はなめくじオリジナルのナイロンプラグ法を具体的に解説しましたが、ターンナット法の詳細を知りたい方はYoutubeで調べてみてください。
こっちなら山ほど動画が出てきますので。
本記事が皆さんのDIYの参考になったら嬉しいです。

ではまた次の記事でお会いしましょう

