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こんにちは、なめくじです。
本記事ではエブリイの車内になんとかトイレスペースを確保できないか、色々検討する記事です。
夫婦+犬での車中泊前提となるのでかなりの難題となります。
特殊なことをしまくっているため参考になるか分かりませんが、ご興味があればどうぞお読みください。
しかしトイレの記事がなんでこんな長くなっちゃったんだろな…。
なぜ車内トイレが必要なのか?
なめくじが車内トイレを欲しい理由は「夜中のトイレで外に出たくないから」です。
車中泊時、夜中に起きてトイレと車を往復すると眠気が覚めちゃうんですよね。
特に冬は冷たい空気で目が覚めてしまい、寝直すのに時間がかかります。
加えてなめくじ夫婦がお互い頻尿なのも問題で、どちらかがトイレに起きると、もう片方がドアの音で目を覚ますんですよね。
以上を踏まえると、車中泊の睡眠の質を上げるためにトイレを車内に設置したいという話になる訳です。
ついでに一般的な車内トイレの有用性についてもまとめておきます。
- 漏らすかどうかの瀬戸際に使える
- 災害時の簡易トイレにも流用できる
- 女性が夜に出歩くリスクを回避(車中泊時)
- 雨や雪でも外に行かなくて済む(車中泊時)
- トイレ場所を気にせず駐車可能(車中泊時)
- 汚いトイレを使いたくない時に(車中泊時)
なめくじ妻は高速道路を走行中に、人としての尊厳を失いかけた経験があるため、”最悪、車内でも用を足せる安心感”は間違いなくあると思います。

「私は使わない」と豪語していますが…
使うのはオシッコだけ
さすがに車内トイレでウンコをする勇気はありません。
車内に臭いが残ったら最悪ですし、そもそもウォッシュレット派なので。
よって以降は「使うのはオシッコだけ」という前提で検討を進めます。
エブリイで車内トイレを設置するという難題
車内トイレを設置する”だけ”であれば、簡易トイレを買って終わりの話です。
問題は①夫婦2人(二段ベッド)+小型犬(ドライブベッド)が就寝できる状態のまま、②荷物スペースも確保しつつ、③相方に気づかれず用を足すという条件をクリアすることです。

軽自動車に多くを求めすぎ案件
正直言うと①と②ですでにエブリイ車内はギリギリです。

そこから空間と動線をどのように確保しつつ車内トイレを設置するか、検討していきます。
トイレの課題を整理する
車内トイレを設置&利用するためにクリアすべき課題はいくつもあります。
- 収納場所の確保
- 設置空間の確保
- 寝た状態からの動線確保
- ドアへの動線確保
- 防音
- 消臭
- 空間的隔離
- ゴミ置き場の確保
- 明かり

ウーン、無謀…
収納場所の確保
組み立て式の簡易トイレが一番収納スペースを小さくできると思います。
ただしなめくじエブリイでは防音の観点から既製品ではなく自作トイレを採用しました。
自作トイレでも既製品と同程度の収納場所に納められたので、まあよしとします。
なおトイレを常設する空間的余裕はないため、よくあるラップポン系はこの時点で脱落します。
設置空間の確保
用を足すためには、トイレに座りながら手足が動かせるくらいは余裕のある空間が必要です。
そのためトイレの設置空間の候補としては①運転席、②助手席、③荷室となります。
ただし①運転席はハンドルが邪魔なので優先度は低いです。
寝た状態からの動線確保
寝た状態からトイレへの動線はスムーズなものにしなければいけません。
なぜなら移動が大変だと眠気が覚めるし、揺れや音で相方を起こすからです。
よって、なるべくアクション数の低い場所へトイレを設置する必要があります。
実際に動きを車内で試した結果、候補は③荷室>②助手席>①運転席となります。
ベッド下段からのアプローチを考えると、特に①運転席は苦しいと言わざるを得ません。

トイレ中にクラクション鳴らしそうなのも問題
②助手席への移動もエブリイでは結構大変で、正直言えば一旦外に出てドアから入りたくなります。まさに本末転倒。
ドアへの動線確保
トイレがあっても荷室から外へ出られるように、ドアへの動線を確保しなければいけません。
①運転席や②助手席はいいですが、③荷室ではスライドドアを塞ぐ形でトイレを設置することができません。
また不測の事態に備えて車をすぐに動かせるようにしたい場合は、①運転席は設置位置として不適となります。

考えれば考えるほど運転席はダメですね
防音
特殊な趣味でなければ、排泄音は人に聞かせたくないもの。
よってトイレは可能な限り頭の位置から離すべきです。
なめくじ家は基本的にリアゲート左側を頭にして寝るため、優先順位は①運転席>②助手席>③荷室となります。
また排泄音を聞こえなくするためには、トイレの構造や排泄方法も大きく影響します。
そもそも簡易トイレでの排泄音は、オシッコがポリ袋へ当たった時にオシッコの力学的エネルギーが振動へ変換されることで発生します(多分)。
逆に言えば振動を抑えやすい=防音性の高い材料にオシッコを当ててエネルギーを消せばいい訳です。

オシッコは科学
防音性の高い吸水材
防音性が高い素材といえば「多孔質」であることは皆さんもご存知でしょう。
多孔質の素材は振動を熱エネルギーなどに変換してくれるからです。
じゃあ多孔質で入手性が高い吸水材といえば?そう、猫砂ですね。
携帯用トイレ凝固剤でいいじゃんという議論があると思いますが、確かに凝固剤の消臭成分=ゼオライトでも吸音するはず。
しかしいかんせん含有量が少なすぎて防音という点ではほぼ無意味です。
やはりここは安さ、消臭力、吸水性、そして防音性を兼ね備えた鉱物(ベントナイト)系猫砂が最有力候補です。

ゼオライトの猫砂もいいですが吸水性がありません
さてベントナイトは(モノによりますが)概ね乾燥重量の4倍は水分を吸収できるようです。
低めに見積もってその膨潤度を3倍、成人の1回あたり排尿量を300mlとすると、1回100gのベントナイトを使用する計算になります。
一般的に簡易トイレの凝固剤は1回あたり10g程度なので、音が最も発生する第1撃目のオシッコをカバーできる範囲は猫砂の方が圧倒的に広いです。
ついでに言えば推奨の猫砂(下)は5kgで¥700なので1回¥70で、後述の50gのスタイルなら1回¥40程度とコスト的にも既製品の簡易トイレと遜色ありません。
実際の運用
理想はオシッコの全量を猫砂に吸わせることです。
しかし打点が高いと、いくら猫砂といえどオシッコが砂を叩く音が発生してしまいます。
※既製品だとこの高さのせいで音の発生が防げません
よって実際の運用としては、手作りの浅い便器BOXを踏み台へ載せてトイレにすると良いでしょう。
そうすれば射出されたオシッコは位置エネルギーを発揮することなく猫砂へと吸い込まれます。
しかし猫砂をBOX全体に撒くのは効率的ではないし持ち運びや片付けが大変なので、便器部分はやはり一般的な便器同様に漏斗型とすべきでしょう。
そしてオシッコの滑り台として吸水性の悪い激安ペットシーツを使用し、底に迎え討つは猫砂という構造にします。

これなら便座高も確保できますし、男性でも女性でも楽な体勢でオシッコ出来るはずです。
消臭
防音以上に重要なのが消臭です。
猫砂を使うことで臭いの8〜9割はカットできますが、逆に言えば1-2割は自由空間へと放たれます。
しかし消臭剤で誤魔化すだけでは、臭い成分が車内に定着しそうなので却下。
その代わり即座に臭いが外へ逃げるようにトイレ近くに換気扇を設置します。

だから真横には車がいない方がいいです
換気扇の設置には可動窓が必要になりますが、①運転席、②助手席、③荷室のいずれでも可能です。
しかし荷室の可動窓はリアシート横にしかないので、荷室にトイレを置く場合は自動的にスライドドア近くとなります。
空間的隔離
日本人である我々にとって、トイレは隔離された空間であり、他の空間と連続性があると不安になります。
よって独立したトイレ空間を確保することは、オシッコをする時の安心感に繋がります。
しかしキャンピングカーでいうマルチルームをエブリイに設置するのは物理的に不可能です。
そこでカーテンを設置することで、ベッドとトイレスペースを擬似的に隔離することとしました。

臭い・音・光の遮断も兼ねています
そこで、荷室を縦断するようにカーテンを設置しました。

カーテンの設置方法が知りたい方はこちらの記事を参照ください。
ゴミ置き場の確保
1回オシッコをすると400〜450gものゴミが発生します。
仮に夜中に夫婦が2回ずつオシッコしたら、最大1.8kg分のゴミが出る訳です。
この量を車内に適当に置いておくと、実害はなくとも気になってしまいます。
そのため、本当はスリム型や小型の密閉性の高いゴミ箱が欲しいところです。

また車内が狭くなる…
それにイッヌの使用済みオムツ等も捨てられるので、あると便利です。
こちらに関しては、トイレ運用を始めてから、必要性を感じて実現可能なら設置します。
明かり
暗闇でオシッコするのは厳しい、かといってしっかり明るくすると眠気も覚めるし相方を起こしてしまう。
そこでなめくじは照明としてDAISOの「LEDランタン ラウンド」を採用しました。

採用というか腐らせてたのを流用
これは光量調節不可、スイッチ1個のシンプル操作、雰囲気重視の低lmともはや車内トイレのために製造されたと思わざるを得ません。
しかも光量に個体差があるらしく、キャンプ用で買った2個のうち暗すぎて置物化していた方が便利という…。
低性能が求められる珍しいパターンですね。
車内にトイレを設置する
さて課題が整理されたところで最善の選択肢を選んでいきます。
まずトイレの設置場所としては、荷室の中央右側辺りとします。
理由はやはり寝る場所からの動線と排尿姿勢の楽さです。
イッヌの寝場所は消去法で畳んだ助手席の上となりますが、踏みつける心配がないのはいいですね。
運転席のすぐ後ろは右スライドドアへの動線となるため空けておきます。
その右スライドドアの窓には換気扇を設置し、トイレ使用時にすぐ回せる状態にします。

3個目のモバイルバッテリー…
トイレは適当な場所へ収納しておき、寝る段になってから展開しておくスタイルとします。
トイレの構造

まずはDAISOの「ストックボックス 10L」に「ぶつかり防止クッション」で便座部分を作ります。
※MAMA CAMP! ママキャン! 様のアイディアを真似させていただきました
便座部分を支える土台は「レジャー椅子(背もたれが無い方)」を採用しましたが、安定性が悪かったのでホームセンターで折りたたみ踏み台を買った方が良いと思います。

普通の便器の高さにしたいなら下の高さ32cm製品がおすすめ
ボックスと椅子は滑りやすく不安定なので、滑り止めシートを底に仕込みます。
ボックス内部にはA4バインダーがシンデレラしますので、使う際には縁に立て掛けて便器の坂部分を表現します。
この状態で30Lのペール用ゴミ袋を前側へ設置し、坂部分に激安ペットシーツレギュラーサイズを、底部分に猫砂を配置します。
※ペットシーツはキッチンペーパーでも代用可能


寝る前に何セットか準備しておきましょう
この自作トイレはケースに全て収納できて便利です。

換気扇の設置
自作してから放置してあった換気扇を設置します。
電源はモバイルバッテリーから引きます。

グダったから製作過程は記事化してないです
オシッコの仕方
男性
オチンチンを坂のペットシーツに当てる感じでオシッコします。
半分はペットシーツに吸われ、半分は落ちて猫砂に吸われるイメージです。
オシッコは外界へ出た瞬間ペットシーツに当たるため、ほぼ無音です。
ちなみに男性は小さなポリ袋に猫砂を入れ、それをオチンチンに直接あてがってオシッコした方が楽な気がします。
女性
勢いのある初撃をいかにペットシーツへ当てるかが勝負なので、射出角度をうまいこと調整してください。
それでも音が出てしまう場合は、バインダーを立ててペットシーツを尿道口に近付ければ、限りなく音を減らせます。
またペットシーツにさえ当てれば”お釣り”はこないはずです。
ゴミはどうするのか?
空気をちゃんと抜いて縛れば、ゴミは思ったより大きくはありません。

ひと晩で出るゴミは最大でも4袋見込みなので、とりあえずは椅子の下へ押し込んでおくことにします。
臭いについて
オシッコを出した際とゴミ袋の空気を抜く時にわずかに臭うので、やはり換気扇はあった方がいいです。

試したい方は換気扇を止めた家のトイレでどうぞ
しかしちゃんと袋の口を縛ればゴミ袋自体が臭うことはまずないです。
それでも気になる方は密閉性の高いゴミ箱を用意するか、翌朝に大きい袋にまとめておきましょう。
収納力をどう確保するか
トイレを設置するとなると、ただでさえ足りない収納力が更に圧迫されます。
こうなると都会のマンションよろしく縦に伸ばすしかないだろうということで、トイレの後ろにスタックできる衣装ケースを置いて収納力を確保します。
なめくじは無印の「ポリプロピレン クローゼットケース」の大と小を重ねましたが、中2個でも良いと思います。
またケースの天井部には滑り止めシートを載せて、追加の荷物をおけるようにしています。
ケースを更に追加することはできますが、手荷物との兼ね合いで今後適正数を探っていこうと思っています。
最後に
色々試して改めて思いましたが、エブリイで夫婦2人が寝る場所を確保しつつトイレを設置するのは無茶です。
なめくじは二段ベッドを採用しているから辛うじて荷室にトイレスペースを確保できました。
一般的なセミダブルベッドスタイルならば、運転席か助手席にトイレを置くことになるでしょう。
もし同じ境遇でチャレンジしたい方がいれば、アレンジをして試してみてください。
排泄というデリケートな行為なので、パートナーの意見もしっかり聞いてあげてくださいね。

ではまた次の記事でお会いしましょう
