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数年前からにわかに脚光を浴びている車中泊。
所有している軽自動車で、初めての車中泊をもくろんでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では軽自動車での車中泊デビューをしてきたなめくじが、初心者だからこそ実感できた初めての車中泊に必要なものとおすすめグッズを紹介します。
「初めての車中泊だし高額グッズを買って失敗したくない…」
そんな皆さんに、すぐに準備できる安価で必要性の高いグッズを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結論
- 遮光や音対策は大事
- 車内は硬いのでマットレス推奨
- 100均アイテムも活用しましょう
軽自動車車中泊のおすすめグッズ10選
さっそくですが、おすすめグッズの紹介をしていきましょう。
用途別に「睡眠サポートグッズ」と「その他グッズ」で分けています。
比較的安価なもので揃えましたので、安心して読み進めてくださいね。
睡眠サポートグッズ
車中泊で大事なのは、どれだけ快適に睡眠できるか。
良質な睡眠のサポートをしてくれるグッズはしっかりと準備しておきましょう。
カーテン
外部の光を遮るためには窓へのカーテン設置がとても有効です。
また目隠し効果により、車内のプライベートが保たれるメリットもあります。
車種によっては専用に作られたカーテンが販売されていたりするので、スマートな車内空間を目指す場合は購入を検討しましょう。
純正オプションとして販売されていたりもします
ただしカーテン設置はDIYの知識が必要だったり、車種によっては取り付けが難しい場合もあります。
もし簡易的に窓の遮光をしたい場合は「黒のゴミ袋」を使うことをお勧めします。
なめくじが使用したのは「厚さ0.04mmの70L 黒ポリ袋」ですが、重ねず使っても外からは全く車内が見えなくなるほどの遮光効果があります。
ポリ袋は折り畳めばスペースを取らないのも嬉しいですね
アイマスク&耳栓
アイマスクと耳栓は個人的に必須級なグッズです。
窓にカーテンを設置しても、多少は隙間から外部の光が入ってきます。
カーテン+アイマスクで光をシャットアウトして、しっかりと睡眠の質を確保しましょう。
車内に置いておけばちょっとした昼寝でも便利です
また車中泊場所次第ではありますが、どうしても近くの道路の走行音や他の車(特にトラック)のアイドリング音、ドアの閉開音などが聞こえてしまいます。
寝入るまでや寝入った後の物音で目を覚ましてしまう方には、耳栓の装着を強くお勧めします。
マットレス
軽自動車で車中泊しやすいバンタイプでは、フルフラットにはなるものの実際には細かな鉄板の凹凸が良質な睡眠を邪魔します。
また鉄板自体も硬いため、多少の対策をした程度では翌朝背中が痛くなってしまいます。
EVAフォームマット含め3重の敷物で、やっと畳くらいの硬さです
よって快適な睡眠を願うのであれば、マットレス使用が必須となります。
ただしマットレスはモノによってはかなり高価だったり、車内スペースの関係で使える製品が限られたりします。
もしマットレスなしで安価に準備するならば、敷物用で毛布3枚はあった方がいいでしょう。
車内でもなるべく嵩張らずに収納したいのであれば、3つ折りや4つ折りのマットレスがおすすめです。
なめくじが最近使っているのは、以下のインフレーターマット+ジョイントマットのセットで、快適な睡眠が約束できます。
寝袋
冬場の車中泊では何かしらの暖房器具や保温対策が必要となります。
そこで活躍するのはキャンパー御用達である寝袋(シュラフ)です。
寝袋は簡単に言えばダウンで作られた袋状の保温用寝具であり、モノによっては極寒の山中でも耐えられるほど性能が高かったりします。
シュラフにはマミー型と封筒型の2種類があってそれぞれに長所と欠点がありますが、寒い地域で使う前提だったり車の断熱処理をしていない場合はマミー型を選ぶ方が無難でしょう。
逆に春や秋のそこまで寒くない時期での使用を想定するのであれば封筒型の方が快適でしょう。
ちなみになめくじはシビアな環境で使うつもりが無いので、PYKES PEAKのマミー型っぽい封筒型シュラフを使ってキャンプをしています。
保温性能はそこそこ程度ですが、使い方の幅が広い製品です
枕
ほとんどの方にとって寝る時の枕は必須でしょう。
さて車中泊用の枕はキャンプ用の本格的なものから、100均製品まで選択肢が広くあります。
とりあえず「最低限寝られたらいいや」という方は、100均のトラベル用ネックピローで十分です。
またタオルを折りたたんで使ったり、自宅でいつも使っている枕を持ち込むのもいいでしょう。
コンパクトに収納しつつ使いたい場合は、キャンプ用のエアピローやインフレータブルピローがおすすめです。
枕は自分に一番合うものを使うのが最優先です
厚手の毛布
厚手の毛布があると実は何かと便利です。
冬場では寝る時などの温度調整に使えますし、敷物として使うのも寝心地が良くなるでしょう。
また夏場であっても車内のちょっとした段差や隙間を埋める材料として使うことで、よりフラットで寝やすい環境を作ることができます。
家にある適当な毛布で全然OKです
その他グッズ
折りたたみ式の机
本当に寝るだけの車中泊以外であれば、軽食を摘んだり作業をするなど何かと机があった方が便利です。
ただし軽自動車の車内ですから、必要最低限のスペースで机を準備したいところです。
おすすめは小ぶりな折りたたみ式の机です。
アルミ製であれば軽量で振り回しやすく、またロータイプであれば車内での使い勝手が良好です。
あえて脚を出さずに使うのも◎
使わない時は折りたたんで荷室の隙間などに収納しておきましょう。
小物収納ケース
車中泊時には狭いスペースで頻繁に物を出し入れしたり移動させたりします。
そうなると車のキーなどの小物を見失いやすく、また見つけるのに一々時間がかかります。
理想は棚を設置して各グッズの収納場所を決めることですが、最初からガッツリDIYは避けたいもの。
そんな時は100均の収納ケースなどを利用して、小物の一時置き場を作っておくと便利です。
「無くしそうなものはとりあえずココに入れておく」と決めるだけで、グッと車内整理が捗りますよ。
毛布などを敷いた状態では本当に小物が見つかりにくいです
小さなゴミ袋
車中泊をすると、多少のゴミが出ることは避けられません。
そんな時は小さなゴミ袋のロールを買って車内に常備すると便利です。
缶ビン含めて分別してまとめておけば自宅に帰っても簡単に捨てることができますし、何より車内が綺麗に維持できます。
道の駅や高速道路のSAでは設置されたゴミ箱に車中泊ゴミを捨ててOKですが、施設によっては許可されていない場合もあります。
また施設のゴミ箱を一杯にしてしまうと残念な人たちのポイ捨て行為を誘発させる恐れがあるので、短期車中泊ユーザーはゴミを持ち帰った方が大人の行動と言えます。
ゴミ箱が満杯だからってそこらへんに捨てる人たちがいるのは残念です
LEDライト
車中泊には車内の明かり確保が必須です。
しかしエンジンを停止した状態で長時間車内灯をつけておくと、バッテリー上がりを起こす恐れがあります。
よって火事の心配もなく明るいLEDライトを複数用意することをおすすめします。
個数については車内スペースにもよりますが、最低2個は用意しておいた方が何かと快適でしょう。
キャンプ用などの高性能・高光度のものが理想ですが、100均のライトでも十分に効果を発揮してくれます。
置き型ライトの他に携帯用(ペン型など)が1個あると、車内でのモノ探しや深夜のトイレへの移動などにも便利に使えますよ。
置き型はマグネットフックやS字フックで壁掛けすると楽です
最後に
いかがだったでしょうか。
なめくじが実際に軽自動車での車中泊を経験して、「これがあって良かった」「これを用意すれば良かった」と思ったグッズを紹介しました。
初めての車中泊デビューを迎える際には、まずはこれら10種類のグッズを用意しましょう。
一度車中泊をすれば自分たちにとって必要なものが見えてきますので、そこから買い足してどんどん良くしていきましょうね。
ではまた次の記事でお会いしましょう
- 遮光や音対策は大事
- 車内は硬いのでマットレス推奨
- 100均アイテムも活用しましょう