どうもなめくじです。
色々考えた結果、2026年夏に新築一戸建て(建売)を購入しました。
そこで自宅購入記としてシリーズ記事を作成していて(Vol.1、Vol,2)、本記事が最後となります。
大した話はできませんが、これから自宅購入を考える方にとって参考になれば幸いです。
なお記事執筆時点では引っ越し直前というところなので、引っ越し後に状況が落ち着いたら内容を徐々に更新していく予定です。
インテリア
なめくじ夫婦が買った建売住宅は、”今ならクロスや水回りの床材の指定が可能”というのが募集時の売りでした。
しかし一方で、工事の進み方からしておそらく「1週間以内で決めてください」と言われる予感がしていたので、事前にインテリアの勉強を始めておく必要がありました。
クロスや床材を張替えようとするとまぁまぁお金がかかるため、自分たちがしたい部屋の雰囲気やそこに置く家具をイメージして、なるべく一撃で決めなければいけません。
さて妻は仕事上でデザイン理論を知っているのでインテリアも比較的得意です。
問題はこの男というか、このなめくじです。

インテリアとは無縁の世界で生きてきました
デザインとか色の組み合わせとか、生まれてこの方、ずっと苦手なんですよねえ…。
しかし愚痴っても何も変わらないので重い腰を上げて勉強を始めます。
将来車中泊カーの内装を作る時にも役立つ知識ですし。
インテリアの勉強
とりあえずはGeminiと壁打ちしながら主要なインテリアのテイストを20種類弱くらいざっくりと調べ、次にPinterestで画像収集しながらでなんとなくそれぞれのイメージを掴んでいきます。
少しインテリアへの苦手意識が薄まったところで毎度お馴染みYoutubeの登場です。
ただインテリアやデザインみたいな主観バリバリの世界の話は、色んな人の考えをインストールすると却って混乱しそうなので、「これだ」と思う1人の理論を一気に仕入れることにします。
そこでなめくじはクリエイティブの裏側 様を参考にさせていただきました。

デザイン理論が言語化されているので理系なめくじにも優しい
再生リストから”インテリアのHow to”を選択し、古い順から見て基礎的な知識や理論を一気に仕入れていきます。
もちろんいつも通りの倍速再生で飛ばし飛ばし。
添削企画やトレンド解説を見るフェーズじゃないので理論系動画をひたすら視聴します。
そうして30〜40個ほど動画を見ていると、徐々に基礎知識やインテリアコーディネートの定石、理論同士のシナプスみたいなものがうっすらと作られてきます。
この状態まで行くとお店の内装を見てデザイナーの意図を読むことができるようになってきました。
さぁ張り切ってクロス(壁紙や天井材)や床材の打ち合わせです!
内装指定
部屋割を考える
完成形のイメージが無いまま内装を指定すればセンスに欠けた家となるのは目に見えています。
そこでまずは自分たちは1日をどう過ごすか、誰がどの部屋を使うのか、部屋の主役となる家具はどこへ配置するかなどを考えます。
例えばウチには夫婦二人で犬がいて、大荷物の収納を必要とするキャンプや車中泊という趣味を持っています。
なので普通であれば子ども部屋にするだろうスペースの活用法だとか、1階は倉庫部屋にすると車へ荷物の出し入れがしやすいなんてことを想像しつつ、2人で部屋割を決めていきました。
インテリアのテイストを決める
部屋割が決まったら次はインテリアのテイストを決めていきます。
インテリアテイストを決める上での条件は以下の通りです。
- 建物の外観イメージと大きく離れない
- 夫婦の好みをすり合わせる
- 残したい家具が使える
- 既設の建具や床、階段の色と合わせる
当然夫婦2人ともそれぞれに好きなインテリアテイストがある訳で。
奥さんは別件の対応で余裕が無かったため、ある程度の情報整理と案出しをなめくじがした上で着地点をすり合わせていきました。
そして最終的には、2人の共通する好みを中心にインテリアルールを定めて、それを基にして部屋毎に少しずつテイストを変えることとなりました。
皆さんの参考にはならんと思いますが以下のような感じです。
- LDK:モダン
- なめくじ部屋:ミニマル
- 妻部屋:ナチュラルモダン
- 寝室:ホテルライク
- 洗面:ホテルライク
- 倉庫:モダンインダストリアル
- 廊下:ナチュラルモダン
- トイレ:妻のセンスにお任せ
近年大人気のジャパンディは好きではあるんですが、なめくじは天邪鬼なので避けました。
それに自宅を売却することになっても、なるべく白黒モノトーンの内装にしといた方が少しでも売れやすいだろうっていう打算もあってモダン軸となっています。

どうせ中古住宅のクロスなんて張替えですが内見時の印象がね
クロスと床材を決定する
各部屋のインテリアテイストが決まったら、それに合わせてクロス(壁、天井)と水回りの床材を決めていきます。
床材はまだしもクロスは同色でもテクスチャ別に種類があり過ぎて、ちゃんと意図を持って選びに行かないと時間を浪費するだけになります。
なので仕事終わりの夜に工務店から借りたサンプルファイルを見ながら、”自分たちがやりたいこと”を基準にあーでもないこーでもないと夫婦で議論しました。
その際に注意したのは、クロスや床材はインテリアの大事な要素ではあるもののメインではなく、あくまで脇役であること。
コントラストを効かせることばかり考えるとアクセントクロスに派手な柄やビビッドな色味、あるいはカッコよくしようと黒を選びそうになりますすが、グッと堪えてクロスと床材だけでは物足りないくらいにしました。

色割合の調整なんて家具やラグでいくらでもできるし…
クロス選びの際はそれぞれのクロスメーカーがHPで公開しているシミュレーターを使うとイメージが楽でした。
ただし色味をいじっていないモニターかiPhoneじゃないと表示色と現実の色と微妙にズレるので注意が必要です。
クロスや床材の仮組みが決まった後は建築現場に行って、昼の自然光でサンプルを見ながら色味やテクスチャをチェックします。
現場で見ると「なんか思ってたんと違う」みたいな箇所が出てきたので、そこのクロスを再検討してから最終プランを提出します。
そこまでいけば後は内装屋さんが発注かけて仕事してくれるって感じでした。
シミュレーションしてみる
クロスや床材が確定したら部屋のイメージを固めていきます。
なめくじはCADが触れないため、IKEAのシミュレーターを使いました。

他にもいくつかのインテリアブランドでシミュレーターが利用できます(開発は同じ会社)ので、やりやすい製品を使えばいいと思います。
スマホの方がシミュアプリは一杯あると思いますが、なめくじはPC派で全然使わなかったので紹介できず…すみません。
なめくじが各部屋をシミュレーションして、できた数パターンを奥さんへ提案し要望に従って修正していくという形を取りました。

うわあ デザイナーみたいだぁ(棒)
外構指定
外構については表札と宅配ボックスの種類と位置を決めることができました。
もちろん建売住宅ですから標準品があるのですが、変更するからには実物を見たいというところで、LIXILのショールームへ見に行って決めました。

一応予約は必要ですが個人情報が欲しいだけで満員での拒否は無いかと
あとは駐車場のダウンライトを広範囲で感知できる人感センサーに変えました。
将来盗まれやすいハイエースを買う予定なのですが、自動開閉ゲートなんて高額で付けられないので、せめてもと思いまして…。
買い物
ちゃんとした家具は安くないので、当座は引っ越し前の家具やキャンプ用品(笑)も使って生活しながら、徐々に買い替えしていきます。
「勢いで買ったはいいけど部屋の雰囲気に合わなかった」なんて絶対に避けたいですから。
家具は処分するのも面倒くさいですし…。
そういえばインテリアの勉強をした中で知ったんですが、インテリアガチ勢からするとIKEAって目立たないところで使えばコストを抑えられる”ユニクロ”みたいな扱いなんですね。

オシャレ高級家具屋のイメージでした
先日、人生で初めてIKEAに行きましたが、家具の質感や造りを見ると「確かにそう扱われるのは分かる」って印象でした。
※ユニクロの品質が悪いとは思ってないですよ
とはいえそんな家具1個に10万円以上をポンポン使える身ではないので、IKEAやニトリの家具もうまく使ってオシャレっぽく仕上げなければ。
ハードル高いなぁ…インテリアコーディネーターの助けがほしー。
飲み代1回分くらいで誰かやってくんねぇかな。
やる訳ねえよな。
引っ越し
旧居と新居が地理的に近いこともあり、元々引っ越しは大型の家具家電だけ頼んで、残りは自分たちでちょっとずつ運ぶつもりでした。
ただ実際に見積もりを取ると、アップル引っ越しセンターさんだと全部の荷物を頼んでも安く上がることが判明したためお願いすることにしました。
新居は3階建てなので冷蔵庫とドラム式洗濯機の搬入でユニック使用、エアコン2台の移設も込みです。
※エアコン移設は取り付け専門業者に断られたためアップルさんへお任せ
見積もり
ちなみに見積もりをとったのはアリさん、アート、サカイ、アップルの計4社です。
相見積もりサイトを利用すると費用が上がるのでHPから見積もり依頼をしました。
アリさんは現場上がり感ただようオジサマ営業、アートは爽やかな中堅男性営業、サカイはお喋りな若手女性営業が訪問見積もり、アップルはコールセンター風の営業マン?とLINE通話で見積もりとそれぞれのカラーが出ていて興味深かったです。
さて見積もりは1日で一気に取ったのですが、営業さんに他社の見積もり額を見せずに出してもらった提案額は、安かった順に「アップル>アリさん>アート>サカイ」でした。
本来ならこれから全社の営業へ再度連絡をとって割引合戦に入るんでしょうが、アップルさんだけが1撃で限界と思われる金額を提示してくれたので今回お願いしました。

逆にちゃんと利益出せてるかが心配
しかし久しぶりに引っ越しの相見積もりをしましたけど、やっぱ面倒ですね。
現場毎に営業同士で探り合いしてるんでしょうが、「それに付き合わされるユーザー側のコストは計算に入れてないよね?」って正直思っちゃう。
貴重な休日に頭と時間を使って何本も電話した結果、費用1万円下がる程度なら、なめくじはやらんです。
だから後日「他社さんよりもうちょい頑張れますから」って連絡されても…ねえ。
実際その交渉作業がダルいからアップルさんにお願いしたって側面もあります。
営業さんが悪い訳じゃないけど、そういう引っ越し業界の商習慣が生産的じゃないよねって愚痴でした。
エアコンの新設
エアコンは移設2台+新設2台の合計4台体制で進めていきます。
新設2台は自分でネット注文して、取り付けのみをエアコン取り付け専門業者へ頼みました。

くらしのマーケットを利用しました
新設の1ヶ所が難所っぽいので専門業者を頼ったのですが、3社に断られ、4社目で「現場判断で可能なら取り付け」という流れになりました。
まあここは物件の事情が絡んでいるので詳細は省きますが、通常の取り付けでこんなことにはなりませんのでご安心を。
引っ越しの見積もり時に確認した限り、一般的なエアコンの取り付けであれば費用はほぼ変わらなかったので、引越し業者へまとめて頼んじゃうのが楽だと思います。
最後に
これで3部作の記事が終了です。お疲れ様でした。
さすがに戸建て購入は調べたり経験したことが多かったですね。
こういうリアルタイムの情報で救われる命がきっとあると思うので、素人なりに経験談として紹介してみました。
なめくじはご覧の通り付け焼き刃で行動しましたが、安くないローンを借りて注文住宅をこれから建てようという方は、土地探しを始める前から調べたり勉強したりすると良いのではないでしょうか。
”理想の家”がうっすら見えている状態であれば、土地の探し方からして変わってきそうですしね。
さて今回我々は建売住宅を買った訳なんですけど、悩んだ結果として「建売も意外と悪くないな」という印象でした。
自分たちが買ったから擁護したい訳ではないのですが、建売住宅も選択肢としては面白いと思います。
ユーザー側から求められるものが高くなり、建売住宅業界もそれに合わせて進化しているんでしょう。
少なくとも見た目は全然綺麗だし、設備もそれなりに新しい機種だし、ニーズに合わせて間取りも良い意味で平均化されています。
もちろん中古フルリノベも築浅リフォームも良い選択肢だと思います。
持ち家はどこまでいっても嗜好品みたいなところはあるので、結局妥協点はどこなのかという話な気はします。
一方で求めだすと青天井なのが家なので、だからこそ家探しや土地選び、家造りは悩ましいですね。

ではまた次の記事でお会いしましょう!
