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こんにちは、なめくじです。
DIYシリーズpart13は「ドアデッドニング編」をお送りします。
デッドニング(音質改善)で最も重要なパーツがドアです。
一定グレード以上のエブリイのフロントドアには純正スピーカーが内蔵されていますので、デッドニングをすることで明らかに車内の音環境が改善します。
以前にもデッドニングについての記事を作成していますが、ドアデッドニングはトリムの外し方や作業の仕方がやや特殊ですので別個で解説します。
また、本記事ではエブリイの窓ハンドルの簡単な外し方や遮熱断熱施工についても紹介します。
エブリイのドアデッドニングに挑戦する方はぜひ参考にしてみてください。
窓ハンドルの外し方だけ知りたい方は目次から飛んでください
購入したエブリイについて
まずは2022年12月に購入したエブリイについて軽く紹介します。
- スズキ エブリイ HBD-DA17V PCリミテッド ホワイト
- 2018年8月製造(4年落ち)
- 駆動:2WDの5AGS
- 走行距離:約78,000km
- 修復歴なし、内外装ともに大小の傷や凹みあり
- ETC(2015年製 FNK-M09T、ETC2.0未対応)
- カーナビ(2018年製KENWOOD MDV-D305、リアカメラ付)
- 乗り出し71.7万円(車を下取りしたので実質80万円前半)
すでに天井と床下のデッドニング+遮熱断熱は施工済みです
ドアデッドニングとは
まはず簡単な知識の復習からいきます。
デッドニングとは車体に遮音吸音処置を施すことで、車内の静粛性やオーディオの音質改善をする施工のことです。
本格的にデッドニングをする方はついでにスピーカーを交換したりもしますが、デッドニングだけでも体感できるほどの効果があります。
一般的にはフロント側ドアにスピーカーが埋め込まれているので、こちらの2枚のドアをデッドニングするだけで車内の音環境が大きく改善します。
車種によってはリアシート側のドアにも埋め込まれていたりします
またエアコンの効きを良くしたかったり車中泊前提であれば、同時に遮熱断熱施工をすると二度手間にならずに済みます。
本記事ではエブリイDA17V(2型)、フロント側ドア2枚とスライドドア2枚のデッドニング+遮熱断熱施工例で解説します。
ドアデッドニングの効果
まずは気になるドアデッドニングの効果ですが、音楽が好きな人であれば瞬時に体感できるレベルで変わります。
フロント側2枚でも、なんなら1枚でも十分変わります
車内の静粛性についてですが、まず煩わしいロードノイズや各所のビビリ音、エンジンの駆動音などが低減されます。
また車外へ漏れ出る音も少なくなるため、夜間や都心部での運転時でもオーディオの音量を上げやすくなります。
またドアデッドニングをすることでドアを開閉音が小さくこもる感じになり、高級車っぽくなります。
そして特筆すべきはオーディオの音質変化です。
個人的な感想では「高音域のキラキラ(シャリ)感が減り、中音~低音域の粒がはっきりする」といった感じです。
つまり聴こえる音が自然で、作曲者が意図する音作りに近づいたという印象です。
この現象は①乱反射されていた高音域の短波が減衰され反響が減る、②反射された逆位相音波によるノイズキャンセリング効果が減って音の層が厚くなるのが理由と推察します。
シャリシャリ好きには音がこもったように感じるかもしれません
ドアデッドニングの手順解説
では順にエブリイのドアデッドニングの手順を解説していきます。
汚れ落としなどからフルで作業するとドア1枚当たり3~4時間程度かかりますので、時間に余裕がある時に作業しましょう。
また純正で使われているドア内部のブチルゴムが暑さで溶けやすいので、できれば寒い季節に施工することをお勧めします。
それとドアについてですが、ドアはアウターパネル(車外側)とインナーパネル(車内側)の2枚の鉄板で構成されていますので必要に応じた記載をします。
さてドアデッドニングに必要な道具は以下の通りです。
- 内張剥がし
- 制振材、吸音材(+遮熱材)
- 圧着ローラー
- シリコンシーラント、ガン(+ゴム手袋)
- シリコンオフやパーツクリーナー
- カッター(通常とロータリー両方)
- プラスドライバー
- M10のレンチ
- ゴムベルト
- ウエス
結構いっぱい用意するものがありますね
フロント側のドア
まずはフロント側の運転席、助手席ドアを施工していきましょう。
ちなみに後述の隙間確認時以外は、エンジンを切って作業してください。
①トリムを外す
まずはプラスドライバーを使ってドアトリムのネジ3ヶ所を外します。
外したネジは無くさないように保管しておきましょう。
次にトリム下部の指先が差し込める隙間から、上に向かってそれなりの力で剥がしていきます。
トリムとドア鉄板はトリム裏側についているプラスチックの”ツメ”で留まっています。
ツメが割れないようになるべく真っ直ぐに力を入れて剥がしましょう。
ツメがあらかた外れて上部だけ繋がっている状態になったら、「持ち上げて」トリムを外します。
ロック構造がちょっとややこしいんですよね…
さて首尾よくトリムが外れたら、トリム内部と鉄板がケーブルで繋がれていることが確認できます。
トリムを完全に外すために運転席側は白と黒2ヶ所、助手席側は白1ヶ所のケーブルコネクタを外しましょう。
まず運転席側ですが黒のコネクタがありますので、こちらから先に外していきます。
真ん中の見えにくいロックを内張剥がし先の片方で押さえながら、もう片方を画像のような位置の隙間に差し込んでください。
内張剥がしを差し込めたら、後は捻れば勝手に外れます。
次に白のコネクタですが、外す際は内張剥がしを手元に用意し、コネクタが見やすいようにトリムを180°回転させましょう。
さて白コネクタの外し方ですが、下画像①の膨らみロック部を内張剥がしの先で押しながらコネクタ全体を指で軽く引き抜きます。
わずかでもロックが外れた状態になれば、②の隙間に内張剥がし先を差し込み捻って(こじって)外せます。
各コネクタが外せたらトリムが完全に取り外せるようになります。
この時、鉄板面にいくつかのツメが残りますが、忘れないうちに内張剥がしで外してトリム側に装着しておくことをお勧めします。
作業に慣れればどのドアでも1分くらいで外せるようになります
②サービスホールのカバーを外す
さてトリムが外せたら、カバーの作業に入る前にまずは邪魔なL字のステーを外します。
戻す時に分かるように外す前の写真を撮っておきましょう
ステーを外したら半透明の膜のようなカバーを外していきます。
周囲にある黒線が接着剤のブチルゴムなので、カバーを引っ張りながらカッターで切っていきます。
このブチルゴムは気温10℃を超えた時点でネトネトになるような材質で、服や周囲鉄板や内装に付くと掃除が大変です。
ですので、なるべくゴムが溶けない冬場に施工することをお勧めします。
カバーを再利用しない方は切った端から内側に折りたたんで、ブチルゴムが余計な所に付かないようにすることをお勧めします。
また画像は素手で作業していますが、後の手洗いが面倒なのでゴム手袋推奨です。
手に付いても最悪シリコンオフなどをたくさん使えば溶かせますが…
ちなみにこの手順で鉄板のブチルゴムを綺麗にしたい場合は、後ほど白目剥くほど大変な作業をするハメになります。
鉄板面に残ったブチルゴムを絶対に除去したい方は、最初から専用のブチルクリーナーとヘラを使ってカバーを剥がしていきましょう。
なめくじはどうせサービスホールを塞ぐ時の接着剤代わりにもなりますので、ブチルゴムの残骸はそのまま放置しました。
なお放置したブチルゴムがトリム内面に接触することはありませんのでご安心ください。
それもヤダってわがままさんはブチルゴム部分を残してカバーを切除してください
③ドア内部を洗浄する
サービスホール(穴)に手を入れられるようになったら、後の作業のために内部を洗浄します。
この鉄板内部は意外と砂埃で汚れているので、丁寧にやるのであればウエスとシリコンオフなどで拭き上げます。
ただし鉄板の切断面は手や腕を傷つけやすいので、作業時は常に注意してください。
なめくじは簡単に拭ける汚れだけ取って、後は軽い汚れ落とし兼脱脂としてシリコンオフなどを全面スプレーするだけに留めました。
非効率なところはサボるのも重要です(言い訳)
この汚れはアスファルトの油分を含んで制振材などの接着を邪魔しますので、脱脂用のスプレーすら無しは避けた方が無難でしょう。
④コーキングと制振材施工
さて内部洗浄が完了したら次のステップのコーキングに移ります。
めんどくさい人は、コーキングなら飛ばしてもOKです
ここで言うコーキングとは、シーラントと呼ばれる硬化素材で鉄板同士や鉄板とインパクトビームの隙間を埋める作業です。
エブリイは”そもそもの造りが安い”ので、コーキングだけでも鉄板の剛性が上がってビビリ音が減ったりします。
また鉄板の剛性が上がると音の乱反射が減衰し、いわゆる残響音が減ることが期待できます。
よって手間と時間をかけられる人はアウターパネルのコーキングをしておくことをお勧めします。
他の施工をするとコーキングはできなくなります
なおドア内部は狭く大半の場所はコーキングガンが使えませんので、ゴム手袋を装着しつつ届く範囲を指で施工します。
ただしどちらにせよシーラントを押し出すのに要りますので、安物を買っておきましょう。
次に制振材をアウターパネルの内側(=穴の奥)に貼っていきます。
どの制振材を使えばいいか分からない方は、「デッドニング編」を参考にしてください。
なめくじはレアルシルト(ドア4枚に対し30cm×40cm×4枚)を切って使用しました。
理由はアウターパネルが夏の日光で70℃以上に熱せられる関係で、耐熱性能が高い素材を選びたかったからです。
デッドニング素材を切る際にはロータリーカッターがあると作業が別次元で楽なので、なるべく用意することをお勧めします。
さて制振材は大きさをランダムに切り分け、ノックしてビビリ音が響きやすい場所から接着施工します。
ドア内部は手が届かない場所も多いので、ご自身の腕の長さや太さを考えて工夫して制振材を貼ってください。
制振材はなるべく圧着ローラーできちんと鉄板と接着した方がちゃんと機能します。
どうしてもローラーが入らないところは指で頑張ります
⑤吸音材を接着施工
制振材の接着施工が終了したら、その上から吸音材を貼っていきます。
この吸音材施工は、スピーカー裏側から出て鉄板に反射された逆位相の音波を減衰するのでとても大切です。
デッドニングの”かなめ”の作業ですね
吸音材の選択は制振材以上に広いので、やはり「デッドニング編」を参照ください。
ただし湿気や水分を吸収するニードルフェルトのような素材は錆の原因となりますので、ドアデッドニングでは使ってはいけません。
必ず防水性がある素材を選択してください。
ついでに言うと100%密閉を目指して穴という穴に吸音材を貼ると、ドア内部に侵入した雨水や汚れが外界へ逃げられなくなって錆の原因となりますので程々にしましょう。
基本的に吸音材は断熱材としても作用しますので、吸音材+断熱材の施工は考えなくて大丈夫です。
作業の楽さと充填率を重要視してウレタンフォームスプレーを推奨する方もいますが、今後ドア内部のトラブル修理がしにくくなるので個人的には非推奨です。
最悪整備工場に断られるかドアのアッセンブリ交換になるかも
なめくじは施工面積が広い(ドア4枚分)ので、安価さを取ってuxellの吸音ウレタンシート(ドア4枚で1ロール程度)を使用しました。
更に安く上げたいのであれば、少しだけ重くなりますがToolsislandの製品(1ロールでOK)もお勧めです。
値段は高くていいからなるべく高機能のものを、という方には東レペフシートがお勧めです。
さてドア内部は構造が複雑でまともに採寸できないので、現物合わせとイメージと気合いで吸音材を貼り付けていきます。
きっちり奥まで施工しようと思うと、腕や手に軽い切り傷を負うのは覚悟しましょう。
なおこういった厚みのある素材を貼る場合は、サイドウィンドウを下ろした時に干渉しないよう気を付ける必要があります。
干渉確認時は、面倒ですがトリム白コネクタを再接続してACC-ONにします
エブリイDA17Vではガラスと鉄板のクリアランスが想定よりもあったため、”鉄板凹部”であれば10mm厚の素材でも問題なく施工可能でした。
感覚的には15mm厚がギリギリといったところでしょうか。
スピーカー裏側はインナーパネル側にも吸音材を貼りましたがぎりセーフでした
⑥サービスホールを塞ぐ
吸音材を貼って作業終了すると、サービスホールから雨水が侵入してトラブルの原因となります。
そこで追加のデッドニングも込みで、お好みの制振材もしくは吸音材を使いサービスホールを塞ぎます。
純正カバー(ほぼデッドニング効果なし)を再利用する人もいます
以下の画像は完成した外観です。
なめくじは素材として制振材と遮熱材が一体化した安物(画像青色)を使いました。
ただしこちらはかなり重量があり燃費が悪化しやすいため、全面施工は避けました。
トリム内側のツメが刺さる穴を塞がないように注意しましょう
より音質改善を狙いたいのであれば、サービスホールもレアルシルト(ドア1枚につき2枚以上)やレジェトレックス(ドア1枚で1〜2枚分?)などの制振材で埋めることをお勧めします。
さて、ここで一番大切な注意点は一番上のサービスホールの施工です。
外したトリム内側を観察すれば分かりますが、ここだけトリムが内部方向に出っ張っているため”素材を凹ませながら”穴を塞がなければいけません。
よってイメージより大きめに素材をカットし、切れ込みをいれつつ手で押して凹みを作りながら施工します。
うまく貼ることができたら、仕上げとしてローラーを用いて必ず素材を鉄板に圧着します。
⑦元通りに戻す
さてここまで終われば後はトリムを戻すだけです。
トリム内部を簡単に清掃した後、手順②で外したステーを忘れずに組み付けてからコネクタを接続します。
ちゃんと接続されるとカチッと音がします
コネクタが接続できたら念の為ACC-ONにし、パワーウィンドウやサイドミラーの電気格納が問題なく動くか確認します。
大丈夫そうであれば、後はトリムを「上から順に」組み付けます。
ちゃんと上部を引っ掛けた状態でトリムを付けないと、内部のツメが折れるので注意してください。
後は適当にトリムを軽く叩いて組付けたら施工終了です。
リア側のドア
エブリイはリア側のサイドドアはスライド式となっています。
とは言え、作業する上での考え方などはフロント側と変わりませんので、フロント側を無事施工できたら方なら気楽にできるでしょう。
ただし、エブリイはグレードによってはリアサイドドアのウィンドウが、パワーウィンドウではなく昔ながらのハンドル式のものがあります。
なめくじ車はPCリミテッドなのでリア側のドアはハンドル式です
ハンドル式ではコネクタを外す手間こそありませんが、ハンドルそのものを外す作業にコツが要るので合わせて解説します。
①ハンドルを外す
さて早速ですが、なめくじオリジナルの画期的なハンドルの外し方を紹介します。
使う材料は「ゴムベルト」です。
お弁当箱用のゴムベルトでも、最悪パンツのゴムでもOKです
一般的にはドライバー2本を使って抉る方法が、楽な取り方としてはハンカチやシャツの切れ端などを用いた方法が紹介されています。
もちろんこれらでも外すことは可能ますが、ゴムベルトのほうが圧倒的に楽なのでぜひ試してください。
ちなみになめくじは100均のダイソーで以前購入していた「べんりベルト」を使いました。
ハンドルの構造
ハンドルは回転軸からハンドル柄が簡単に外れないように、逆Ω型の金具がロック機構として内部に仕込まれています。
つまりハンドルを外すためには、ハンドル基部の1〜2mm程度の隙間からこの金具を外す必要がある訳です。
ハンドルの外し方
ゴムベルトを隙間から差し込み、ハンドルの柄に対して反対方向の下に引っ張りながら左右にしごくだけです。
うまく金具の尖った先端がゴム素材に刺されば、一瞬で外れます。
繊維系の素材と比べゴム素材の方がコシがあって破れず、かつ隙間へ滑り込ませやすいので作業としてはかなり楽です。
もしゴムベルトが内部で滑ってばかりで中々刺さらない場合は、ゴムベルトでしごく角度を変えてみてください。
どこかで金具先端が引っかかって一気に外れるはずです。
外れた金具は無くしやすいので注意してください
②トリムを外す
スライドドアはフロント側のドアと違ってネジがありません。
よってハンドルさえ外せばトリム下部の指が入る場所から力を入れて順次剥がすだけです。
パワーウィンドウの場合は、フロント同様にコネクタを外す必要があります
トリムを剥がし終えた外観が以下の画像です。
③サービスホールのカバーを外す
カバーを外す前にまずドアハンドルを何とかしましょう。
ドアハンドル部はM10のナットで3ヶ所固定されているので、レンチを使いアッセンブリで外します。
ケーブルまで外す必要はありません
以降はフロント側と同じ手順です。
④ドア内部を洗浄する
フロント側と同じ手順です。
⑤コーキングと制振材施工
フロント側と同じ手順です。
なおコーキングに使うシーラント量は、4枚分のドアを埋めても300ml1本でお釣りがくるくらいです。
⑥吸音材を接着施工
フロント側と同じ手順です。
あえてコツを1つ挙げるならば、手でも接着できないような場所は似たサイズのシール付き吸音材をヘラ代わりに押し込むことです。
これ以上は細かすぎて説明が不可能なので、各自知恵を絞って施工してください。
サイドウィンドウを下ろして確認する場合は、「逆Ω型金具を外した状態で」ハンドルを装着すると作業が楽です。
パワーウィンドウの方はコネクタを繋いでもろて…
⑦サービスホールを塞ぐ
フロント側と同じ手順です。
なおリア側はサービスホールがかなり大きいので、複数パーツをくっつけるなど使う素材に合わせて工夫してみてください。
⑧元通りに戻す
ハンドルアッセンブリを元通りナットでしっかりとめてからトリムを元に戻します。
この時に締め方が甘いと徐々に緩まり、後の不快なビビリ音の原因となりますので注意してください。
デッドニングと遮熱断熱施工
もし遮熱もしたい場合は、同時に施工することをお勧めします。
その理由とは①単純にトリムを再度外して作業するのが面倒、②サービスホールを埋めるとドア内部が触れなくなるから、の2点です。
なめくじのように車中泊使用も含めてデッドニングをする場合は、自分のお好みの素材・位置・階層に遮熱施工もしておきましょう。
さてデッドニングと遮熱断熱ですが、実は使う素材がかなり似ています。
制振材(遮音材)として使う素材は固く、どのようなものでも”ある程度”遮熱効果を持ち合わせています。
またペラペラシート系以外の吸音材は厚みがあって空気の層を含むため、同時に断熱材としても機能します。
つまりデッドニングをちゃんとしたら、それなりに断熱されるということです
遮熱にも全力投球したい方は、アルミニウム(アルミホイル)を遮熱施工として使いましょう。
アルミ施工は、断熱材と鉄板の間、断熱材の上から、インナーパネルの上から、トリム内側などご自身の理論で好きな場所を選んでください。
また遮熱断熱施工を簡単に安く仕上げたい方は、性能は落ちますがアルミ保温シートも便利です。
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事はドアデッドニングについて解説してみました。
偉そうに書いていますが、なめくじは残念ながら音の専門家でも車の専門家でもデッドニングの専門家でもありません。
しかしその分、なるべく正確な情報収集と自分の経験という一次情報を基に紹介していますのでどうぞご安心ください。
さて実際に施工してみると実感しますが、ドアデッドニングはややハードルが高めのDIYとなります。
作業がめんどくさいのと音波の知識とかがちょっとややこしいです
それでも苦労した分が報われる程度には車内の音環境が変わりますので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。
また車中泊では、デッドニングにより夜間の騒音(トラックのアイドリング音など)が低減され、より質の高い睡眠に繋がります。
本記事がそういったことを求める方たちの参考になれば幸いです。
ではまた次の記事でお会いしましょう