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これから夫婦キャンプを始めようとざっと調べても、必要そうな道具が山ほどあって何から準備すればいいか困りますよね。
知識がないままに沢山買ってしまうと、後日「なんでこんなもん買ったんだ…」となることもしばしば。
本記事では夫婦キャンプに最低限必要な持ち物と、場合により必要な持ち物を紹介します。
まずはミニマムにデビューし、自分たちにとって本当に必要な道具を分かってから買い足したりブランド品に買い換えていきましょうね。
結論
- 最低限7種類の道具があればキャンプは可能
- それを基本にして自分たちに必要なものを足していく
夫婦キャンプに最低限必要な持ち物
まずは夫婦キャンプを始めるにあたって、本当に、本当に最低限必要な持ち物を紹介します。
これらが無いとキャンプというより野宿です
- テント(ペグ・ガイロープ・ハンマー)
- マット
- シュラフ
- LEDのランタン・ライト
- 雨具・救急セット
- スマホバッテリー
- 洗面・歯磨きグッズ
この道具でのキャンプイメージは「飲み物や弁当は持参、焚き火なし、テントを張って地べたスタイル」という感じです。
テント
キャンプでは、雨風や夜露を凌げるテントが必須です。
夫婦2人でのキャンプであれば、2人用〜4人用のテントを選ぶといいでしょう。
目安人数が多いほど、テント内に荷物を持ち込めます
購入するテントにペグ・ガイロープが付属していない場合は、別途準備する必要があります。
ペグ打ち用のハンマーは家の工具か、最悪そこらへんの石や薪でも最初はOKです。
マット
テントやグラウンドシートを張っていたとしても、マットなしで地面に寝たり長時間座ったりするのは中々に辛いものがあります。
よって地面に敷く簡易マットは必須と思ってください。
ただしマットでいけるのは土のキャンプ場の話で、小石や砂利が多いキャンプ場では後述のコット(簡易ベッド)などが無いと厳しいです。
シュラフ
夏場の低地キャンプ以外では、基本的にシュラフ(寝袋)が必要となります。
こだわり出すと値段と性能が青天井の道具ですが、最初はオールシーズン用の安価なもので十分だと思います。
LEDのランタン・ライト
どこのキャンプ場でも、夜は基本的に真っ暗になるためランタンやライトの持参が必須です。
最初に選ぶのであれば、2way(置き型&手持ち型)のLEDランタンがベストです。
100均ライトが混じっても構いませんが、それを含め3個〜できたら5個は用意してください。
テント内に吊るせるフック付きランタンも1個あると便利です
雨具・救急セット
キャンプ場では急な天候不良や不意のケガが付き物です。
傘は片手が塞がれて作業がしにくいので、雨具はカッパやポンチョタイプがいいでしょう。
100均の雨具でもいいですが、下半身がビショビショになるので注意です
救急セットは家の備品で作ってもいいですが、手間や入れ忘れリスクを考えて「ファーストエイド」セットを購入するのも手です。
スマホバッテリー
現代人の我々は、キャンプ場でもなんだかんだスマホを触っちゃうものです。
どうやって薪を組むんだっけ?とか調べますしね
また万一の緊急事態を考えると、夫婦2人ともスマホの充電を切らしたくはありません。
よって最低1個はスマホバッテリーを荷物に忍ばせておくことをおすすめします。
洗面・歯磨きグッズ
人によっては不要かもしれませんが、1泊以上するキャンプにおいて洗面・歯磨きグッズは必須級です。
キャンプ場ではトイレなどで洗面・歯磨きが可能ですので、洗面用具や歯磨き用品などを持っていきましょう。
それも難しい場合、最終手段は顔拭きペーパーや洗口液ですね
夫婦キャンプの目的によっては必要な持ち物
次に夫婦キャンプの目的によっては必要な持ち物の紹介です。
キャンプの醍醐味の一つである焚き火をしたかったり、キャンプ飯を調理して楽しみたい方は用意しましょう。
- 焚き火グッズ
- 調理器具
- クーラーボックス/保冷剤
- 散策用具
- エンタメグッズ
焚き火グッズ
焚き火をする場合は、以下のものを用意する必要があります。
「無いと焚き火が不可能」という道具は赤字にしていますので参考にしてください。
- 焚き火台
- 焚き火シート
- 薪(針葉樹、一晩で5〜7kg)
- 鉈/斧/アウトドアナイフ
- 薪割り台
- ライター/マッチ/着火剤
- 火吹き棒(うちわで代用可)
- 炭用トング
- 耐火グローブ
- 火消し壺
道具の中には、現地でレンタルしたり購入できるものもあります
調理器具
火を使ったキャンプ飯などを楽しむには調理器具が必要です。
自分が希望する料理に応じて、以下のような道具を準備しましょう。
- 箸/カトラリー/皿/コップ
- 包丁/まな板
- 木炭
- BBQ網
- メスティン/シェラカップ
- フライパン/スキレット
- カセットコンロ/シングルバーナー
- アルコールストーブ/ポケットストーブ
使い捨てのものは100均で買い揃えたら意外と安く揃えられます
クーラーボックス/保冷剤
アルコールや食材などを持っていく場合に必須級な道具がクーラーボックスです。
クーラーボックスは保冷性能に優れたハードタイプか、携帯性に優れたソフトタイプを選べます。
また当然保冷剤も必要ですが、100均のものとブランド品では驚くほど性能差があるので注意してください。
100均の保冷剤だと4個以上使ってギリ一晩持つか?というレベルです
散策用具
焚き火をする前に、自然の中を散策するのもキャンプの楽しみの一つです。
その際には運動靴など動きに適したものや、虫や枝から身を守る長袖長ズボンの着替えがあるといいでしょう。
Googleレンズ(スマホアプリ)を使えば、植物の名前を大雑把に調べることもできますよ。
エンタメグッズ
焚き火も消してテントに入ったけど、寝るには少し早い。
そんな時は2人でスマホやタブレットにDLした映画や動画を楽しみましょう。
「夜は静かに」ということで、イヤホンは必須ですよ
他に普段は読めない本だったり、天体観測用の道具やカメラを持っていくのもいいですね。
夫婦キャンプの時期によっては必要な持ち物
夫婦キャンプをする時期によっては必要な持ち物がこちらです。
- 防寒着
- 着替え(特に夏場)
- 虫除けグッズ
- 帽子や日焼け止め
キャンプ場は山にあることが多いため、平地より寒暖差が激しく気温も標高100mごとに約0.6℃低下します。
行く予定のキャンプ場の標高を考えて寝巻きや防寒着を選びましょう。
標高はGoogleMapで調べられます
また夏場のキャンプでは汗だくになった時用の着替え、虫除けグッズ、帽子、日焼け止めなどもあった方がいいでしょう。
夫婦キャンプのスタイルによっては必要な持ち物
次に夫婦キャンプのスタイルによっては必要な持ち物の紹介です。
最低限で済ますのであれば強制的にテント+地べたスタイルですが、これらを導入するとキャンプの快適性をグレードアップできます。
- タープ
- コット
- テーブル・チェア
タープ
タープは布状の屋根のことで、ポール(棒)を使ってテント前に広々としたリビングスペースを作ることができます。
冬以外のキャンプは日差し対策が必要ですが、タープを張れば直射日光に晒されることなく快適に過ごせます。
また初心者向けではありませんが、テントを使わない”タープ泊”も可能となります。
ヘキサ(六角形)タープが無難に使いやすくおすすめです
コット
コットは快適性を上げる他、小石や砂利が多いサイトで寝るためには必須級の道具となります。
今は安くて良い製品がありますので、最初から買っておいても損はないでしょう。
テーブル・チェア
テーブルやチェアを用意すれば、より快適にキャンプを楽しめるようになります。
ただしなるべく軽い素材のものや、折りたためて収納性に優れるものを選びましょう。
テーブルとチェアは高さを揃えるといいですよ
人によっては必要な持ち物
最後に、人によっては必要と思われる持ち物を紹介します。
- 枕
- アイマスク
- 耳栓
- 入浴用具
見てお分かりの通り、多くは睡眠に関係したグッズです。
キャンプ工程の1/3〜1/4を占める睡眠は、なるべく質を高めると充実度が全然違いますよ。
また入浴用具を持っていけば、キャンプ場やその近場にシャワー/お風呂がある場合にサッと入れます。
身体についた炭臭さや日中の汗を洗い流せます
最後に
最低限の持ち物でキャンプを始めるのであれば、最初に上げた7つで可能です。
そこから始めるのでも全く問題ありませんし、そうすれば初期費用や荷物量はかなり減らせます。
もし「やっぱり焚き火はしたいな」「ご飯は現地で作りたいな」などの希望があれば、必要なものを追加して準備してもらえばと思います。
ではまた次の記事でお会いしましょう