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こんにちは、なんでもかんでもコスパを重視して買い物するなめくじです。
本記事では、そんななめくじが「コレは本当に買って良かった」と思った(2024年4月時点)ものを中心に、現在使っているキャンプ用品を紹介します。
※ソロもしくは夫婦キャンプを前提
自信を持っておすすめできる製品が無い場合は、「おそらくコレは買いだろう」と思ったものを記載しておきます。
また良いモノが見つかれば、随時追加・変更していきます。
注意点
なめくじ夫婦は軽バンでキャンプしているので、コンパクトさや軽量性にはそこまでこだわっておらず、基本はコスパを最優先してギアを購入しています。
幕関係
テント
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今は車中泊キャンプ用にNaturehikeの「曇野カーサイドテント」が主力になっています。
参考記事①:Naturehikeの曇野カーサイドテントをレビューします
以前に買ったFkstyleの「カーサイドシェルター」は実用的な運用がカスタム前提なので、基本は推奨しません。
参考記事①:激安カーサイドタープを改造して軽自動車で使おう!
タープ
同様です。
現在使用しているのは安さに惹かれて買ったTimber Ridgeのヘキサタープ「Tarp Tent」です。
コスパは悪くないですが、デザインや実用性、収納性など可もなく不可もなくという印象です。
ポール
FIELDOORの分割式アルミポールがおすすめです。
他にもポールはいくつか持っていますが、コレが断トツで最強
ポール素材は軽さと強度を兼ね備えたアルミ製またはアルミ合金製が優れていますが、こちらはアルミを採用しながらも値段を抑えている高コスパ品です。
軽くて丈夫な上、特筆すべきはプッシュピンでの接続方式で、手がかじかんでいる時も力が要らず着脱が簡単ですし、誤って指の肉を挟んでイラつくこともありません。
商品ラインナップは様々ありますが、おすすめは長さ最大230cm×直径2.4cmの分割式です。
直径2.4cmの分割式はメインポールに使えるほど十分な強度を保ちつつ高さ調整も可能と良いとこ取りの製品です。
また最大230cmの高さがあればタープのアレンジ幅も十分ですし、跳ね上げでの使用時はパーツが余るくらいです。
ちなみにカーボン製は更に軽くて丈夫な一方で値段が高い&高さ調整機能が劣化する点、伸縮式は軽い反面、先端が細く強風時に不安な点でおすすめから外しています。
こちらの2本セットは、タープのメインポール用やテントの跳ね上げ用で、1〜2セットを持っておきたいところです。
跳ね上げ用なら1セット、タープを利用するキャンプスタイルなら2セットを、最大2セットを収められる専用収納袋(オプション)とともにどうぞ。
ペグ
おすすめはFIELDOORの30cmチタンペグ16本セットです。
ペグの素材にはスチールやステンレスなどがありますが、どれも一長一短あります。
チタンは丈夫・軽い・サビに強い一方で、値段が高いというのが唯一のデメリットです。
一方でFIELDOORは「それなりにが品質良くてで安い」という典型的なコスパブランドであり、このペグセットはチタン製の中で最安値クラスです。
テント+タープ泊までいける16本という本数と、大部分のフィールドをカバーできる30cmの長さが使い勝手抜群です。
そして頑丈さがあるので、硬いフィールドでもガンガン刺さっていきます。
またペグ頭に穴が空いており、ペグハンマーをかけづらくても穴へ別のペグをかけて抜けるのは地味に嬉しいポイントですね。
なめくじは3年前に買ってから使い続けていますが、16本のうち1本だけ先がわずかに歪んだ程度で、まだまだ何年も使えそうな状態です。
安いペグを何回も買い直すより、このペグセットを長期間使用するのが高コスパだと思います。
テントやタープの付属ペグは、使えそうなものだけ幕以外のペグダウンに回しましょう。
ペグハンマー
なめくじは当時楽天最安値だった製品を使っていますが、錆びやすいし埋まったペグを抜きにくいしとイマイチな使い勝手です。
その反省点を生かして次買うなら、現在は同じ最安値である下のペグハンマーです。
地面へめり込ませてしまったペグをサクッと抜くためには、フック部分の角度が重要です。
フックがペグ穴へ斜めに進入すると、つっかえるんですよね
角度が付いたフックがあれば、ペグ穴へ真っ直ぐフックを通すことができます。
フックが通れば、一番力が要る最初数cmをテコの原理で楽に抜くことができるはずです。
あとこの製品、実はみんな大好きsnow peakの「ペグハンマー PRO.S」と瓜二つです。
スノピロゴ付き¥5,280とロゴ無し¥1,380、あなたはどちらを選びますか?
ペグケース
ペグケースはなんだかんだずっと使っているのが、こちらの最安値品です。
面倒くさがりのなめくじには、ペグ・ハンマー・小物と、すぐに取り出せてすぐに片付けられるこのペグケースが合っています。
1回だけ巻物型のを使いましたがすぐ諦めました
軽くて丈夫で十分な容量、間口も広々かつマジックテープでサッと閉じられる、そして中身ごと丸洗いも可能なこの製品が最安値っておかしくないですか。
ハンマーと抜いたペグはそのまま入れて帰れば撤収も早いですし、帰宅してからケースごとザッと洗えばOKです。
見た目を気にしなければ、このように実用性とコスパは最強クラスです。
ガイロープ
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
なめくじは太さ4mm×長さ4mの2つ穴製品を使っていますが、この安物で問題が起きていないのでわざわざ高い製品を選ぶ理由がないというのが本音です。
おすすめの買い方としては、自在金具(2つ穴)が最初から付いたものを、ペグの数だけ用意するといいでしょう。
バラで買って加工しても合計費用は変わりません
自在金具の形状は、三角型より”くの字”型の方が絶対に楽です。
またガイロープは足を引っ掛けないように、昼でも夜でも目立つ(蛍光色や反射剤入り)製品がおすすめです。
大型テントや風が強い湖畔キャンプでのペグダウンなどロープへ力が強くかかる使い方が多い方は、固定力が強い3つ穴タイプがいいかもしれません。
机/椅子関係
机
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今は下にあるWAKU FIMACの「アウトドアテーブル」を使っていますが、1回使用だけでは是非を判断し切れませんでした。
見た目も広さも安定感もいいし設営も簡単な良い製品ですが、コスパと言うには価格帯がやや高めです。
あとさすがにちょっと重いです
なるべく軽めの物を探している方には、天板の広さと安定性が少し落ちますが、Campers Collectionの「アルミロールトップテーブル」の方がいいかもしれません。
椅子
カップルや夫婦であれば、QUICKCAMPの「Love so sheet」がおすすめです。
こちらは2人がけのベンチタイプで、袋から出して伸ばすだけの簡単展開方式です。
ちょうどいい着座高で、適度な張りとホールド感を両立させています。
また1人だけで座ってもバランスが崩れることは全くありません。
左右の肘掛け部分には飲み物置き+小物入れのスペースが1つずつあって便利です。
安定性と引き換えにやや重いのが難点ですが、それを差し引いても、この完成度の2人がけで¥7,000は明らかにコスパ良好です。
有名なHelinoxなんて1人用で倍の値段ですからね
焚き火関係
焚き火台
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今使っているZELDNERの焚き火台(¥2,000)はコスパが良いものの、灰受けの設置と撤去がすこし面倒で別の製品購入を考え中です。
ちなみに以前に使っていたYOLERの「GS003」は数回使用しただけで変形したため、その役目を終えています。
火吹き棒
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今は100均の製品を使っています。
耐熱手袋
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今はワークマンの製品を使っています。
焚き火シート
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
サイズは60cm×80〜90cmはあると使いやすいです。
焚き付け(着火剤)
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
ただ焚き付けには、ド定番とされている製品が2種類あるので、それぞれ紹介しておきます。
こちらのFIRE LIGHTERSは極太マッチといったもので、火を付けるのにライターすら必要なくなります。
長く燃焼するので、これで焚き付けに失敗することはまず無いと思います。
もう1種類は文化たきつけで、こちらは灯油が染み込ませてあるので、焚き付けとしての火力は相当なものでしょう。
その分、燃焼時間が短かったり、残りの焚き付けを密封しなきゃいけなかったりと、少し取り回しに面倒さがあります。
100均の焚き付けで事足りてるので両方使ったことないです
手斧
刃物で有名な燕三条(新潟)の企業であるUNIFLAMEの「燕三条乃斧」を愛用しています。
某ギアオタクYoutuberさんの動画で知りました
見た目がかっこ良くて気持ちが上がるのと、大き過ぎず軽過ぎず、片手で振り回せるところが気に入っています。
片手操作なので小割りを作りやすいですし、さらに背中の穴で折って短くもできますので、焚き火台が小さめの方は重宝すると思います。
ただ、コスパがいいかと言われると微妙なので、買う方はロマン枠として割り切ってください。
バトニングナイフ
コスパに優れた製品といえば、やはりモーラナイフでしょう。
その中でもコンパニオンヘビーデューティのステンレス刃が、バトニングにも耐えられる身厚と手入れの楽さ、そして安さで優秀です。
サビ対策をちゃんとできるならカーボン刃でも大丈夫です
ヘビーデューティはナロータング(柄に埋まっている刀身が細め)ではありますが、頑丈さはバッチリです。
それに実際に手に持つと、写真で見るよりアウトドア感があってテンションが上がります。
フルタングでお手頃価格なギアが欲しい方は、鉈を試してみてください。
薪割り台
薪割りをする際は、薪割り台が必須です。
薪割り台が無いとビックリするくらい薪が割れません
強度・重さ・広さ・値段で考えると、やはりFIELDOORの薪割り台が無難でしょう。
見た目も悪くないですし、実際に何度も使用しているので強度や使い勝手は確認済みです。
ここらへんの薪割り台は同価格帯で似たようなデザインが沢山あるので、お好みで選んでみてください。
薪ばさみ
なめくじが求めている形状の製品は、残念ながら世の中に無いです。
とりあえずコスパ重視で廉価ブランドであるYOLER製の薪ばさみを使い始めていますが、これは「それなりに使える」という印象です。
単なる長トングよりかは全然楽ですが、使いやすさは手の大きさ次第で印象が分かれると思います。
理想を求めるなら良さそうなベースを買って自分で溶接DIYですね
ログラック
ログラックとは、薪を地面から離して置けるラックのことです。
妻の稟議が通らないため、なめくじは買えません…
焚き火シートに置くには狭いけど地面からの湿気からは離しておきたい…そんな時に便利です。
持ち手付きで薪を包んで運ぶことも可能ですし、何よりあるとカッコいいです(ロマン枠)。
下のBUNDOK製品は焚火手袋付き(数量限定)で¥2,980ですので、どう考えてもコスパ良好でしょう。
リフレクター
リフレクター(反射板)とは、①焚き火の熱や光の反射、②風除け、③目隠しとしての効果があるギアです。
特に冬場は焚き火の熱をしっかり人側へ反射することで、寒さ対策としても重宝します。
体感温度が明らかに変わります
使っているのはもはやお馴染みFIELDOORの「ウィンドスクリーン120 シルバー」ですが、残念ながら手放しではおすすめできません。
なぜならペグダウンが2ヶ所だけで、4〜5m/sの風でも倒れることがあるからです。
コの字型でなくゆるなかなC型で使う場合は風を受ける面積が広くなるため、”リフレクターの上部”を固定する必要があります。
しかしこのリフレクター上部を固定する機能は、少なくともこれや同価格帯のリフレクターではありません。
いっそのこと数で強引に押さえにいく戦法の、下のリクレクターを試してみてもいいかもしれません。
目処は立っているので、この問題を解決する記事を近日で作りますね
寝具関係
シュラフ
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今なめくじたちが使っているのは、廉価ブランドであるPYKES PEAKのシュラフで悪くはない製品なのですが、あくまで入門編というレベルです。
ポジティブに考えるなら、キャンプハイシーズンの春秋では十分に使えるという感じです。
こちらのシュラフはジッパーの開け方次第で、マミー型にも封筒型にも、あるいは掛け布団のようにも使えます。
注意点は公称の快適睡眠温度5℃〜は言い過ぎで、体感的には最低10℃快適15℃〜ということです。
最低0℃までいく冬場の車中泊でも使っていますが、さすがに毛布と電気毛布を併用しています。
あくまで廉価ブランドですので値段なりといったところです
コット
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今使っているSOOMLOOMの2way(High&Low)折りたたみコットは使い分けが便利ですし、安いのに品質はしっかりしていて良いのですが、組み立てが手間でまぁまぁ力が要るのがネックです。
※記事作成時点で全て売り切れなので製造終了かもしれません
「設置をとにかく簡単に」という方には、2wayではなくなりますが、ワンタッチで展開可能なコットが良いかもしれません。
ワンタッチ式コットはQUICKCAMPのQC-AC190がかなり良さそうですが、どこにも在庫がありませんので、僕たちのFIELDOORに頼りましょう。
高コスパ製品は結局FIELDOORみたいなトコがあります
マット
マットのおすすめが2つあって、1つ目はCAPTAIN STAGの「EVAフォームマット」です。
これは安くて優秀と昔から愛されている定番のコスパ製品ですね。
なめくじ夫婦は断熱性能アップや生地保護の観点から後述するインフレーターマットの下に敷いています。
マットは欲しいけどとにかく値段を落としたいという方へは、ややクッション性能が落ちますが、SOOMLOOMの「レジャーマット」がおすすめです。
2つ目はENDLESS BASEの「インフレータブルマット」です。
なめくじ夫婦は車中泊キャンプスタイルなので車内使用ですが、地べたスタイルやコットスタイルの方にもピッタリです。
※詳細なレビュー記事はコチラ
様子見でコスパが良さそうな製品を買っただけなのですが、これが大正解で、もう何回も車中泊やキャンプで活躍しています。
なめくじは畳+布団の和式スタイルではすぐ背中が痛く虚弱体質なのですが、8cmの厚みを持つこのマットがあれば全く痛くならず快眠できます。
バルブを開けて5分程度放置すれば十分に膨らみますが、パツパツにしたい場合はそこから口もしくはポンプを使って空気を追加します。
※呼気は湿気を含むのでカビが生えやすくなります
単独使用で問題ないですが、展開・収納を素早く行いたい方はFLEX TAILの電動ポンプ「TINY PUMP」を使ってみてください。
1回使うと手放せなくなりますよ。
付属の接続ノズル(5種類)でだいたい適合するはず
枕
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
というか、DAISOで売っている¥500の丸型ふかふか枕で満足しています。
枕の快適性は個人差が激しいので、可能であれば家の枕を持って行くのが一番だと思います。
蚊帳
夏場限定ですが、蚊を始めとした虫除け対策には蚊帳的に使えるFIELDOORの「ポップアップメッシュテント」がおすすめです。
口コミの多さが人気を物語っていますね
こちらはソロ用なので人数分必要ですが、地面にペグダウンしたりコットに固定したりできるタイプで便利です。
中も広々、出入りも楽ですし、ポップアップ式ですので慣れれば展開や収納も本当に簡単です。
自然の中のキャンプ場はどうしても蚊や虫が気になるので、快適な睡眠のために1張りは持っておきたいところですね。
これを使ってタープ泊、なんてのもキャンプ上級者っぽくて楽しいですよ。
灯り関係
LEDランタン
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今は100均の懐中電灯がなんだかんだ便利なので使っていますが、見た目がキャンプの雰囲気を壊しているのでちゃんとしたものを探し中です。
ハリケーンランタン
ハリケーンランタンはDIETZやFeuer Handなど有名ブランドが多いですが、おすすめはDIETZです。
理由は見た目です
はるか昔から日用的に使われてきた製品なので、値段はどのブランドでもほとんど差がありません。
参考までに、なめくじが使っている高さ26.5cmである以下のランタンは、2024/3時点で¥3,400です。
サイズはD78では”どっしり感”がありますが、D76でも十分見栄えのするサイズです。
ちなみにコスパからはほど遠いですが、 DIETZのランタンで最もおすすめなのは限定カラーのローズゴールドです。
こちらは実際に見るとわずかに赤みが強い銅色という感じで、綺麗だし可愛いです。
使い込んで煤けたら、よくある加工では出せない本物のUsed感が滲み出てくると思います。
ケースはD78とtrangiaのオイルボトルを一緒に入れられる、カメヤマのランタンケースを愛用しています。
オイルボトル
正直言って、セリアのオイルボトル(自己責任)を使ったり、漏斗を使って元のボトルから直接ランタンへ注ぐのが一番コスパ良いと思います。
「それじゃあ味気ない」という事でなめくじ家では、これまた定番のtrangia「フューエルボトル」を使っています。
ただし選んだ理由はカッコ良さが大部分で、コスパだけ見れば最悪です笑
とはいえ注ぎ易さ、密閉性、携帯性など、定番になるだけあって間違いなく良い製品です。
ランタンポール
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
調理・食事関係
まな板/包丁
コスパが最も良いのは、正直に言えば100均のまな板と包丁だと思います。
持って行く際はちゃんと包丁を封してくださいね
ただそれだと面白くないので、現在使って満足している良木工房の「折りたたみ式 包丁・まな板セット」を紹介しておきます。
料理をしない方にはコスパ悪く感じると思いますが、キャンプ飯をストレスなく作りたい方が持てば料理の満足度が100均セットとは段違いです。
トマトを2mmスライスできるほど切れ味も十分、上記のLサイズであれば食材をまな板に置きながら調理できるだけの広さもあります。
ただ竹とはいえ内部の湿気は抜けにくいはずなので、切れ味を維持したいなら自宅に帰ったらちゃんと包丁を手入れしてくださいね。
カトラリー
探しているのに今も見つけられていないのが、ダイソーの「チタン製折り畳みフォーク」&「折り畳みスプーン」(各¥330)です。
ダイソーネットストアでも買えますが送料¥770がかかります…
チタン製でこの値段はコスパがおかしいので、見かけた方はぜひゲットしてください。
同じくダイソーの「折りたたみターナースプーン」もターナー兼おたまとして便利です。
カセットコンロ
カセットコンロはタイプが違う2種類を紹介します。
1つ目は皆さんご存知のIwataniがアウトドア用に開発した「タフまる」「タフまるJr.」です。
無風の日やフルクローズのテント内であれば普通のカセットコンロでも大丈夫ですが、風がある中での調理となると話が変わります。
風防が無いコンロでは火の熱が風でどっかへ持っていかれるため、全開でも中火〜弱火くらいの火力になりますし、いつの間にか火が消えてたりします。
その点、アウトドア用に開発されたタフまるシリーズは風に強い工夫を何重にも凝らしているため、風が吹いていても快適に調理できます。
タフまるJr.はボンベがはみ出るのでちょっと不恰好です
Iwatani製品にはいくつかアウトドア用カセットコンロがありますが、使い分けは以下を参考にしてください。
- 風まるⅢ:家庭用よりちょっと風に強い
- タフまる:風に強く大きい鍋も載せられる
- タフまるJr.:風に強くコンパクト
- フラットツイン・S:屋外用2口コンロ
- グリルスター:強化版フラットツイン・S
値段は風まるⅢ・タフまる・タフまるJr.がほぼ一緒の¥7,000くらいで、2口コンロ系が高いです。
2つ目は皆さんご存知のIwatani(2回目)が製造している、「炙りやⅡ」です。
こちらもカセットボンベを使う調理器具ですが、これ一台で魚・肉・野菜・焼き鳥となんでもござれ。
荷物が嵩張るのが難点ですが、持っていけばキャンプ飯のレパートリーが段違いに広がります。
焚き火で調理するのはロマンがあってなめくじも好きですが、家族連れ・友人とのキャンプなどの失敗したくない時は、こういったカセットコンロ類使用が絶対におすすめです。
水タンク(ジャグ)
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
現在は100均の折りたたみ式製品を使っていますが、容量が小さいのと給水時にコックを押し続ける必要があるのが難点です。
なめくじが水タンクに求める条件のまとめと、理想に近い製品は次の通りです。
- 折りたたみ式
- 空でも自立可能
- 本体下部に微調整できる蛇口付き
- 容量5L〜10L
- 内部の乾燥が楽
BUNDOKの「FDジャグ 7L」は「空でも自立可能」「内部の乾燥が楽」以外の条件を満たしています。
岩谷マテリアルの「折りたたみ式ウォータージャグ」は「空でも自立可能」「容量5〜10L」以外の条件を満たしています。
※自立させるために、おそらく1〜2Lの水を残す必要があるため
両者ともランタンポールで軽く釣っておくという手はあります
保温・保冷関係
水筒
ちょっとお高いですが、STANLEYの「クラシック真空ボトル」をおすすめします。
性能の良い水筒が1個あれば、自宅から暖かいスープや冷たいお茶、氷も持っていくことができます。
氷を詰め込んだら、夏場ですら翌日夜まで持ちます
保温保冷系はメーカーの技術力が露骨に出てしまうので、最初から良いものを買った方が、買い直さなくて済むという意味でコスパが良いです(体験済み)。
そしてSTANLEY製品は耐久性にも定評があるため、一生物を買ったと思えば決して高くは無いでしょう。
サイズは1.0Lか1.9Lだと取手があるのでおすすめです。
この水筒だけで水分を賄おうとするならば、2人で1.9Lあった方がいいでしょう。
保冷剤
こちらも性能差を考えると、やはり100均製品などの安物を買うより、ちゃんとしたブランド物を買うことをおすすめします。
今使っている保冷剤はLOGOSの「倍速凍結・氷点下パックM」ですが、近くの野菜が凍るくらいに冷えますし保冷能力も高いです。
クーラーのサイズにもよりますが、一泊使用前提で晩秋〜初春ではM1枚、暖かくなったらM2枚使いだと安心です。
LやXLでもいいですが、Mでも自宅の冷凍庫に入れっ放しはちょっと邪魔なサイズ感なので注意してください。
ウチの冷凍庫がミチミチなせいもありますが…
クーラーボックス
クーラーボックスはハードとソフトを1つずつ使っていますが、ハードは「並」でソフトは「優秀」です。
まずキャスター付きで最安値という理由だけで買った下のハードタイプは、確かに運ぶ時に便利なものの、肝心の保冷能力が安いなりという感じでお値段相応という評価に落ち着いています。
今から初めてのクーラーボックスを買うとなると、絶対に次のソフトタイプを選びます。
そのソフトクーラーボックスとは、Arcatic Zoneの「 TITAN 50缶折り畳みクーラー」です。
聞き慣れないブランドですが、生んだのはシェア世界1位を取るほどのメーカーです
こちらは軽くてペチャンコに潰せる割に断熱材がちゃんと入っており、しっかりとした保冷能力があります。
容積はおそらく30L程度、ソフトクーラーながら自立するので、天板を2個分のカップホルダーとして使えます。
一番のお気に入りポイントは、天板の取り出し口から冷気を逃さずに食品を出し入れできることです。
※もちろん全開もできます
また外装の撥水加工によって汚れが簡単に落ちることも嬉しいですね。
難点はジッパーが硬いってことくらいです。
そして実はこのTITAN、最大の利点はコストコで¥5,000以下で買えるコスパの良さです。
コストコ会員の方は、実店舗もしくはネットストアで探してみてくださいね。
ラック/ツール関係
ツールラック
今使っている製品は、South Lightの「折り畳み式アウトドアテーブル」です。
脚の固定方法にクセがあるものの、慣れれば簡単ですしコスパも決して悪くありません。
二段重ねでも使えますし耐荷重は十分、天板を使えばテーブルとしても使えます。
なめくじが最適な運用方法に悩んでいるので自信を持っておすすめできないだけで、良い製品だと思います。
ツールボックス
現時点では自信を持っておすすめできるものがありません。
今はホームセンターで購入したものを使っています。
最後に
本記事でご紹介したギアは、2024年4月時点での情報となります。
時間が経てば製品が改良されたり廃盤になったり、またなめくじがより良いギアを見つけたりするはずなので、随時更新していきます。
気になる方は時々巡回してくださいね。
ではまた次の記事でお会いしましょう